悪魔の少女ジュリーの紹介:1982年カナダ,ドイツ映画。父親を溺愛する少女ジュリーは、母親が御用聞きに襲われ死亡したことで、父親を独り占めできると思っていました。しかし、父親は再婚し、ジュリーは継母殺しを計画しはじめます・・・・というサイコホラー映画です。少女ジュリーの演技がうまく怖さを増幅させます。
監督:ポール・ニコラス 出演者:アンソニー・フランシオサ(ワイルディング(父親))、シビル・ダニング(スージー)、イザベル・メジア(ジュリー)、ベンジャミン・ゴーダン(デニス)、ポール・ハバード(ウエストン)、ラインハルト・コルデホフ、ほか
映画「悪魔の少女ジュリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「悪魔の少女ジュリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
悪魔の少女ジュリーの予告編 動画
映画「悪魔の少女ジュリー」解説
この解説記事には映画「悪魔の少女ジュリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
悪魔の少女ジュリーのネタバレあらすじ:起
ジュリーは医師の父親ワイルディングと厳しい母と過ごす3人家族でした。細かい事をいちいち注意する母親に対し、何でも許してくれる父親が好きでした。ジュリーは父親にもらったヘビを大切に飼っていましたが、母親はヘビが大嫌いでした。ある日、家に母親が一人でいると新しい御用聞きの男性・ウエストンがやって来ました。若いウエストンは、ジュリーの母親の美人で色気ある姿に釘付けになりました。自分に気があることを知った母親は、ウエストンを使ってジュリーのヘビを家の外に捨ててもらいました。翌日、ヘビを捨てられたジュリーは怒りました。部屋にこもり、ヘッドホンで音楽を聞いていました。ウエストンが母の元にやってきました。色気漂う母親にウエストンは迫りました。しかし抵抗され、二人は争い始めました。この様子を猟銃をもったジュリーが見ていました。ウエストンを撃とうとしましたが、母親が頭を強打して死んだことでウエストンを逃がしました。
悪魔の少女ジュリーのネタバレあらすじ:承
警察の事情聴取でジュリーは犯人を見ていないと言いました。ジュリーに優しい父親でしたが、新しい恋人が出来ていました。デニスという男の子がいるスーザンでした。父は、スーザンとデニスを自宅に招きました。愛する父親との生活を楽しんでいたジュリーに邪魔物が入って来ました。デニスがかくれんぼ中に、捨てている冷蔵庫に隠れるのを見たジュリーは、扉に細工をしました。再びかくれんぼをするとデニスは出られなくなりました。デニスが居なくなったことで、父とスーザンが探しました。そして冷蔵庫の中でぐったりしているデニスを見つけたスーザンはジュリーに対し恐怖を感じ始めました。その後スーザンはジュリーに対し、子供を殺そうと思っても、私は命がけで守ると告げました。
悪魔の少女ジュリーのネタバレあらすじ:転
母親殺しの犯人のウエストンが逃亡先の街のバーで飲んでいると、シュリーという娼婦が言い寄って来ました。シュリーは金は要らないといってホテルに誘いますが、性癖の悪いウエストンにシュリーが怒ったため、逆にウエストンに暴行を受けました。ウエストンは警察に逮捕され、母殺しの容疑者としてジュリーが面通しを行いますが、ジュリーは犯人ではないと言いました。そしてジュリーはウエストンの後をつけ、警察にばらさない代わりにスーザンを殺してくれと依頼しました。依頼を受けたウエストンはジュリーから犯行時の段取りを指示されました。しかしこれもジュリーが仕組んだもので、巧妙に練られていました。当日スーザンは背格好が同じ友人のミシェルを自宅に呼びました。そして時間に合わせ、自分のジャンパーを貸して家を出て行かせました。ミシェルをジュリーと思ったウエストンはミシェルを殺害しました。
悪魔の少女ジュリーの結末
そしてスーザンが帰宅しました。予定通りスーザンをレイプしようとしたウエストンでしたが、ナイフを奪われ、揉み合いになり、スーザンは2階の窓から転落しました。倒れたままのスーザンは起き上がりません。そこに猟銃を持ったジュリーが現れ、ウエストンを射殺しました。これで父親が帰って来たら、スーザンを殺した男を射殺したという理由が成立します。玄関のチャイムが鳴りました。父親と思ったジュリーが扉を開けると、それはスーザンで、ナイフでジュリーを刺しました。そこに父親が帰って来ました。スーザンは私を助けてくれた命の恩人のジュリーが死んだと言いました。父親のワイルディングはジュリーに顔をうずめ泣くのでした。
以上、映画「悪魔の少女ジュリー」のあらすじと結末でした。
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