ジュラシックワールドの紹介:2015年アメリカ映画。ジュラシックパークシリーズ第4段となるこの作品。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。第1作・第2作の恐竜の世界をさらにパワーアップさせた作品となっています。ジュラシックワールドでは2人の兄弟が中心になって物語を進めていきます。体感型の映画であるジュラシック・ワールドは、映画の代名詞でもあるジュラシック・パークの新たな続編として公開され、興行成績の世界記録を打ち立てるなど、大ヒットを記録します。
監督:コリン・トレボロウ 出演:クリス・プラット(オーウェン)、ブライス・ダラス・ハワード(クレア)、ビンセント・ドノフリオ(ホスキンス)、タイ・シンプキンス(グレイ)、ニック・ロビンソン(ザック)ほか
映画「ジュラシック・ワールド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ジュラシック・ワールド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ジュラシックワールドの予告編 動画
映画「ジュラシック・ワールド」解説
この解説記事には映画「ジュラシック・ワールド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ1
ジュラシックパークの惨劇から22年後、新たにジュラッシックワールドをオープンさせたところから物語は始まります。主人公は2人の兄弟、長い休暇を利用して、待望のジュラシックワールドに遊びに行くことになりました。そこでは、この兄弟の母親の妹が重役で働いており、彼らは自由にこのジュラシックワールドの中をVIP待遇で遊べます。そこで、沢山の恐竜たちを見学するつもりが、いろいろな試練がこの兄弟たちを襲います。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ2
その中で、キーパーソンになってくるのが、ラプトルという恐竜を飼育しているオーエンです。彼は、この見た目そっくりのラプトルたちに一等ずつ名前をつけて、待てなどの命令を出して意思疎通を図りながら、飼育しているのです。ここでトラブルが起こります。ジュラシックワールドの人気を出すために、恐竜同士の遺伝子を掛け合わせて新種の恐竜を作り出すという実験が行なわれていました、それが、インドミナス・レックスです。映画初番からインドミナス・レックスの存在は何度も見られますが、終盤になるまでその全貌は明らかにされません。いわば、ティラノサウルス・レックスの大きさです。その大きな恐竜が逃げ出したと騒ぎになり、ラプトル飼育員のオーエンが呼ばれます。なぜ呼ばれたかというと、彼が恐竜に意思疎通をしようとしていたほど、恐竜のことをよくわかっていたからです。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ3
彼はインドミナス・レックスの飼育エリア内に入ります。そこで、防御壁に爪あとがあるのを見つけます。これを見て兄弟の母親の妹であるクレアは、逃走を図ったと思い込んでしまいます。いいえ、オーエンを除いたほかのすべての人間がインドミナスレックスがこの防御壁を乗り越えて逃亡したと思い込んでしまいます。しかし、これが、インドミナス・レックスが仕掛けたわなだったのです。遺伝子操作されたこのインドミナス・レックスには、イカの遺伝子も組み込まれており、これがまるでトカゲのように後ろの風景と同化させてしまう能力を持ち合わせているのです。この遺伝子操作をしたのが、第1作目から登場しているウー博士です。この博士、実は悪者です。第1作目のときはとてもいい感じに思えた方も多いと思いますが、今作では、とんでもない金の亡者になってしまっています。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ4
彼のせいで、インドミナス・レックスは体表からの赤外線放射を制御し、赤外線カメラを欺く能力を持ってしまったのです。まんまと引っかかってしまった人間たちは、インドミナス・レックスを飼育エリアから逃亡してしまいます。この操作により、沢山の人間が犠牲になり、また、いっせいにいろんな恐竜たちも逃亡してしまいます。本来の飼育エリアから外れてしまった恐竜たちをこのインドミナス・レックスは殺してしまいます。食べるためではなく、どんどん殺していきます。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ5
そうして、その暴走を食い止めるために、クレアとオーエン、そして2人の兄弟が活躍します。クレアとオーエンがインドミナス・レックスを探し回る間にも沢山の恐竜が死んでゆき、沢山の観光客や飼育員たちが犠牲になって行きます。オーエンは、ラプトルたちに協力を仰ぎます。その効果もあって、インドミナス・レックスは見つかるのですが、見つかったとたん、この4匹のラプトルたちはインドミナス・レックスの味方になり、逆にオーエンたちを襲うようになってしまいます。
ジュラシックワールドのネタバレあらすじ6
しかし、あまりに暴走が激しく思いのままに行動するインドミナス・レックスに疑問でも持ったのでしょうか、それともオーエンの心が通じたのでしょうか、クライマックスでこのかわいいラプトルたちはオーエンの味方になり、オーエンに協力しながらこの映画の一番の見所に差し掛かります。それが、第1作目で悪者役だった、ティラノサウルス・レックスの登場です。クレアはこのジュラシックワールドのすべてを知り尽くしていました。最後に、インドミナス・レックスにかなうものがあるとすれば、ティラノサウルス・レックスしかいないと。そのときのクレアはとってもかっこよかったです。
ジュラシックワールドの結末
そして、ティラノサウルスとインドミナスレックスの対決が始まります。こうなると人間には出る幕がありません。この恐竜たちのぶつかりあいが本当に見ものです。迫力ありです。でも、遺伝子操作されているインドミナス・レックスはティラノサウルスよりも強いのです。そこで小さなラプトルのブルーが活躍します。その間にティラノサウルスも力を振り絞り、またもや死闘を繰り広げます。何とか、湖エリアのふちまで追い込みました。最後は、水族館でイルカショーを見るような所に飼育されているモササウルスに、インドミナス・レックスはばくりと食べられてしまいます。それを見届けた後、ティラノサウルスは自分の飼育エリアに戻っていくのですが、このシーンもまたかっこよくてたまりません。私も一度、ジュラシックワールドに行ってみたいと思ってしまいました。ちなみにオーエンとクレアは無事お付き合いするような感じになっています。そして、この二人の兄弟は、無事にご両親の元に戻ります。最後はほのぼのした感じですが、恐竜のシーンはとても迫力があり、もう一度見に行きたいと思う映画です。
以上、ジュラシックワールドのあらすじと結末でした。
続編「ジュラシック・ワールド/炎の王国」のネタバレあらすじはこちら。
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