鬼神伝の紹介:2010年日本アニメ映画。京都に住む中学生の純はある日神社で不思議な生き物を目撃する。そしてそれから逃げる内にケガをしてしまい逃げ込んだある寺の住職に手当をしてもらう。目が覚めた純は自分のいる場所に違和感を感じた。そこは遥か昔の京都、人と鬼が争う平安時代だった。源雲と名乗るその住職は純にこの地を守るため協力してほしと頼む。そのために封印しているおろちを復活させてほしいと。
監督:川崎博嗣 出演:天童純(小野賢章) 水葉(石原さとみ) 源雲(中村獅童) 源頼光(近藤隆)ほか
映画「鬼神伝」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「鬼神伝」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「鬼神伝」解説
この解説記事には映画「鬼神伝」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
鬼神伝のネタバレあらすじ:タイムスリップ
父親のような勇気が持てない、誰にも言えないそんな悩みを抱えた中学生の純はある日の学校の帰り神社で不思議な生き物と遭遇する。まるで化け物のようなそれは純を見つけるや否や襲い掛かってきた。見たこともない動きでそれから逃げる内純はある場所に潜り込む。まるで博物館のようなその場所にはあの生き物も追って来れないようだ。すると奥から誰かがやってきた。住職のような恰好をしたその男性は純がケガを負っているのを見ると手当をするため奥まで入るように言う。そして彼に導かれ入って行った純は奥の部屋で過去に起きた鬼と人との争いを知る。そして気づいた時にはそこは純のいた京都の町ではなかった。
鬼神伝のネタバレあらすじ:平安時代
気が付いた純の前にあの住職がいた。源雲と名乗る彼はすぐに部下の頼光に純の世話を頼む。訳も分からぬまま町に連れ出された純はここが自分のいた時代ではないことを知る。そしてこの町では長く鬼と人とが争っていることも教えられる。その夜、町に鬼が現れた。それに応戦する頼光達。次第に町全体に及ぶ闘いの間をすり抜けて源雲は純を町の真ん中の湖に案内する。そこにはヤマタノオロチが封じられている大きな岩があった。オロチを復活させ使役するように言う源雲。しかし純は自分がどうすればいいのか全く分からなかった。その時頼光に鬼の手が迫っていた。その姿を見た純は声を張り上げる、すると岩が光り中からオロチが飛び出してきた。
鬼神伝のネタバレあらすじ:鬼
オロチの姿が出現したことで鬼は引き上げていった。そして純を乗せたオロチはその町から飛び去って行く。オロチは純をある場所に降ろした。何もないその場所でさまよっていると目の前に傷ついた鬼が飛び出してきた。町から追ってきた侍がその鬼目がけて矢を放った。すると鬼の仮面が剥がれ倒れこんだ。純の腕の中には鬼の姿をしていない少女の姿があった。その少女を連れ再びオロチに乗った純は少女を治療できる場所に連れていくように命じる。そして着いた先は鬼の住む村だった。鬼とは仮面をつけ力を持った人間達だった。そして彼らは純に町の人間がしていることを教える。そして純がスサノオの正統な子孫であると。純の身体にある痣がその証拠だった。
鬼神伝の結末:源雲
源雲はオロチの力を手に入れ世界を自分の物にしようとしていた。そのため純の力を利用しようと。しかし純には自分によくしてくれた頼光のこともありどちらが正しいのか分からなくなっていた。そして一旦は鬼の村の少女水葉の力を借り自分の時代に戻ろうとした。しかし町の者にそれを邪魔されたことで再び源雲の元に行くことになる。純が町に着いた時、既に源雲は闘いを始めようとしていた。そして頼光も力を求め自我を無くしていた。そうして再び鬼と人との闘いが始まる。その闘いの中純が鬼の側に付いたと判断した源雲はとうとう自分の本当の姿を現した。鬼達はやられ頼光も自分を失いつつあった。その時だった純もまた真の力を発揮した。そしてオロチと純の力により源雲は滅んだ。鬼と人との闘いは終わった。頼光も目を覚まし純は無事自分の時代に戻ることができた。
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