LIMIT OF LOVE 海猿の紹介:2005年日本映画。LIMIT OF LOVE 海猿は「海猿」シリーズの第2作目で、主人公の仙崎のさらなる成長が伺える作品です。鹿児島の機動救難隊へと異動した仙崎は環菜との結婚を控えていましたが、遠距離恋愛のよる心のすれ違いが起こってしまいます。仙崎と環菜があらゆる障害を乗り越えて、結婚への決意を固めるところが見どころとなっています。海猿特有のスケール感あふれる映像と聞きに立ち向かう主人公の活躍も鮮明に描かれています。
監督: 羽住英一郎 出演:伊藤英明(仙崎大輔)、加藤あい(仙崎環菜)、佐藤隆太(吉岡哲也)、本間恵(大塚寧々)、吹越満(海老原真一)、石黒堅(北尾勇)、浅見れいな(乙部志保里)、下川嵓 (時任三郎)ほか
映画「LIMIT OF LOVE 海猿」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「LIMIT OF LOVE 海猿」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「LIMIT OF LOVE 海猿」解説
この解説記事には映画「LIMIT OF LOVE 海猿」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
LIMIT OF LOVE(リミットオブラブ)海猿のネタバレあらすじ:結婚前のすれちがい
仙崎は異動となり、鹿児島航空基地の機動救難隊隊員として働いていました。恋人の環菜とは遠距離恋愛を続けていて、なんとなく結婚をするような雰囲気にありました。しかし、服飾デザイナーとして働く環菜は、少ない時間をやりくりし、仙崎との遠距離恋愛を続けていたので、自分の努力を意に介しない仙崎に不満を抱えていました。2人はそれぞれの仕事でいっぱいいっぱいだったため、いつしかお互いを思いやる気持ちを忘れていました。横浜から手製のウエディング・ドレスを見せようとやって来た彼女に対し、仙崎は彼女との温度差を感じてしまい、そんな仙崎の様子にショックを受けた環菜は仙崎に失望し、2人はけんか別れしてしまいます。
LIMIT OF LOVE(リミットオブラブ)海猿のネタバレあらすじ:大型フェリー座礁
そんな中、大型フェリー、くろーばー号の座礁の報せが機動救難隊に入ります。船内には1多くの車両が積載されており、火災が起これば大爆発の危険がありました。また、浸水は予想を上回る速さで、非常用システムも全壊していました。沈没まで4時間あまりしかない中、出動した仙崎を始めとする機動救難隊隊員は、早速、偶然乗り合わせていた環菜を始めとする乗客の救出を開始します。
LIMIT OF LOVE(リミットオブラブ)海猿のネタバレあらすじ:船内での危機
ところが、妊娠5カ月の売店販売員、恵と、愛車を心配して避難命令を無視していた海老原の避難誘導をしていた、仙崎と吉岡が、車両の爆発で避難路を絶たれてしまいます。、船内に閉じ込められてしまう絶体絶命の危機に陥ります。それでも、なんとか自力でルートを見つけ、決死の脱出を仙崎たちは試みます。また、吉岡が崩れた壁に挟まれ身動きが取れなってしまいます。
LIMIT OF LOVE(リミットオブラブ)海猿の結末:危機の中でのプロポーズ
吉岡を残し、外と連絡の取れる場所まで辿り着いた仙崎は危機に陥ったときに、すぐに思い出す顔は環菜であることに改めて気づきます。共助され危機の様子を見守る環菜も、仙崎が自分にとって大切な存在であること、そして彼の仕事を改めて理解します。仙崎は外部との連絡手段を使って、環菜に必ず生還して結婚しようとプロポーズします。最後の力を振り絞り、仙崎はファンネルスペースから恵と海老原を抱え表に出ようとします。もう少しと言う所で、遂にフェリーが完全に沈没してしまいますが、他の救難隊員によって仙崎たちは救助されます。仙崎が置いて行った酸素ボンベで命を繋いだ吉岡もまた無事救出されます。その後、仙崎と環菜は約束通り再会を果たし結婚します。
以上、LIMIT OF LOVE 海猿のあらすじと結末でした。
「LIMIT OF LOVE 海猿」感想・レビュー
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LIMIT OF LOVE 海猿は日本映画にしては、かなりのハイクオリティ!さすが人気漫画が映画化になっただけのことはある。役者がみんな役にあってて、かなりよかった。監督は、あの「踊る大捜査線」の亀山さん。この人の作品を好きな人なら、必ず「はまる」事間違いなしです。たぶんこれを見て海上保安庁に入りたい、海猿になりたいと思った男は多いはず!ただ単純な「かっこいい」だけじゃない要素。それはたぶん、今の世の中に少なくなった、「人を信じること」と「人を愛すること」がうまく表現されているからではないかと思う。LIMIT OF LOVE 海猿を見て、バディとの信頼関係や、人を救う事、救えない事、自分を愛する事、人を愛する事。ほんとに色々考えさせられる。LIMIT OF LOVE 海猿はもう一回みたい作品です。
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なかなか面白かった、LIMIT OF LOVE 海猿。実は 「海猿」 シリーズを今まで1つも見たことがなかったのですが、海上保安庁という舞台、良いところに目をつけたなぁという気がします。やっぱり、人の命を救う仕事って無条件にカッコ良いよね!! 今回の 『LIMIT OF LOVE 海猿』 は、船舶や事故の描き方が、撮影技術・CG技術というだけではなくて、その背景となる船の構造や海難に関する専門知識も海上保安庁などの協力もあってか、しっかりしてて、リアリティーもあったし、「へぇ、そうなんだ!」 という雑学的な楽しみもあったりしました。LIMIT OF LOVE 海猿はストーリー自体はヒネリは少ないけど良かったし、伊藤英明や佐藤隆太などの演技も良かったです。スタントも大変だったと思うけど、すごかったしね。でもやはりLIMIT OF LOVE 海猿の見所は、事故の迫力でしょう。やや残念だったのは、環菜(加藤あい)がフェリーに乗ってたとか、脱出直前で・・・ とか、物語の要所要所で 「偶然」 が多かったこと。あまり安易に 「偶然」 に頼って欲しくないのです。
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LIMIT OF LOVE 海猿は名作です。面白すぎた。CMとか予告編からでは想像出来なかった、サプライズなストーリーが後半に用意されていて、最後まで目が放せないくらい面白かったですよ。LIMIT OF LOVE 海猿は2時間くらいの映画なんですが、1時間半は泣いてました。会場からすすり泣く声が聞こえまくってるしw 映画のテーマとしては「愛」で、大輔と環菜の切ない愛情も良かったですが、やっぱり、海猿としての水との戦い、生きるということに対しての気持ちが一番感動するところだったんじゃないかなと。特に仙崎と吉岡が手を握り合う二つのシーンは最高に泣けました。
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LIMIT OF LOVE 海猿は鹿児島・宮崎がロケ地だったことから宮崎県民はGWかなり前からウミザルウミザルとウミザル立って、いや、浮き足立っていたのですがこれは… 。迫力がすごいです。フェリーの横転っぷりとか水のかかりっぷりとかもう出演陣だれかロケ中に死んでもおかしくないんじゃね?ってくらい海と体のぶつかりあいでした。リミットオブラブってことで「えー?恋愛中心でしょ?伊藤英明と加藤あいとかどうでもいいしぃ別にィ」て思っているアナタそうそこのやさぐれレディ、ちがいます。LOVEはそこだけにあるんじゃないんです。ぶっちゃけ加藤あいが嫌いでも、伊藤英明がサクセスのCM以来苦手なあなたでもそういうの超越して泣いて感動してしまう可能性かなり大。むしろ見てるこっちの心にLOVE生まれちゃう勢いです。あと映画館なのに声を出してウァアアーって泣きたくなったりするのでそれの我慢にむしろリミットです。ほんとに見てるこっちがリミットオブラブ。鹿児島沖の訓練中に大きなフェリーが座礁してそこに乗り合わせて逃げ遅れた人を伊藤英明扮する大輔が佐藤隆太扮する吉岡とともに避難誘導していくのですがそこでさまざまな事故が重なり行くか戻るか、ルートはどこか、全員逃げられるのか、いちおう「ま…まさか大輔死んだりしないよね。吉岡も…死なない、よ、ね?」とはおもいながら見てるんですがそれすら疑わしくなるようなシーン多発です。特に号泣警報は大輔が吉岡にボンベを渡して置いていくシーン…っうっ…吉岡ァ!ちょっ、吉岡死なないよね?!みんな戻ってくるよね?!助けにくるよね?!船沈まないよね?!え、ちょっ、待っ…うぁあああんていう感じです。一瞬、映画「ローレライ」の佐藤隆太が水密扉の通路に挟まれて水底に沈んだシーンを思い出しさらに号泣。このあたりから目頭にタオルを当て続けたほうがいいです。その後もLIMIT OF LOVE 海猿は泣けるシーンの波状攻撃で目頭は涙の鳴門海峡うずしお状態確実なので決してタオルをお放しにならないでください。ちなみにエンディングのスタッフロールが全部終わるまで立ち上がった人はいませんでしたよ。みんな自分の中のリミットオブラブと必死に戦ってすすり泣いたり鼻をかんだり大忙しでした。デート等でアイメイクをばっちり決めちゃった人はサングラスなどで目元を隠したほうがいいでしょう。私はマスカラが飛び散りました。以上です。もう、ほんと、LIMIT OF LOVE 海猿は泣いてしまうよ!ローレライで佐藤隆太の殉職シーンで泣いた人は絶対見るべきです!
『LMIT OF LOVE』愛でしか救えない・・。そのタイトルだったが私はこの映画に男女間の愛よりも男としての『絆』、仲間の『絆』、上司・後輩との『絆』に深く感動した。伊藤英明の演技も良く、海上保安官としての使命に対しての想いも全面に出ていた。命、人間の絆を目の当たりとし涙が止まらなかった。個人的には脇役で出演していた大塚寧々と男性(名前が分からない)がなかなかいい演技をしていて良かった。涙なくしては見れない。人間としての心を感じれる。