夜に生きるの紹介:2016年アメリカ映画。1920年代のアメリカ、警察署長である父親に反抗して悪事を働き続けていたジョーはギャングリーダーの女と恋に落ちてしまう。駆け落ちをしようとした矢先に二人のことがバレてしまうと、彼女は殺され自分は警官殺しで逮捕されてしまうのだった。そしてジョーは復讐を誓う。
監督:ベン・アフレック 出演:ベン・アフレック(ジョー・コフリン)、エル・ファニング(ロレッタ・フィギス)、ブレンダン・グリーソン(トム・コフリン)、クリス・メッシーナ(ディオン・バルトロ)、シエナ・ミラー(エマ・グールド)、ゾーイ・サルダナ(グラシエラ)、クリス・クーパー(フィギス本部長)、ほか
映画「夜に生きる」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「夜に生きる」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
夜に生きるの予告編 動画
映画「夜に生きる」解説
この解説記事には映画「夜に生きる」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「夜に生きる」のネタバレあらすじ:起
1920年代、警察署長の父親から厳しく育てられてきたジョー(ベン・アフレック)は仲間とともに強盗に手を染める毎日を送っていた。彼はある日、女から賭博場の情報を得て仲間たちと強盗に入り大金を得る。その女とはエマ(シエナ・ミラー)というアイルランド系ギャングのボス、アルバート・ホワイトの女だった。ジョーはエマと恋に落ちてしまうが、ある日アイルランド系ギャングと敵対しているイタリア系ギャングのボス、マソ・ペスカトーレに呼ばれ、エマとの関係について知っていると告げられる。マソはジョーに、アルバートを殺すかアルバートにエマとのことをバラされるか選べと選択肢を与える。しかしジョーは人を殺したくないしギャングになりたくないとアルバートの暗殺を拒否する。
「夜に生きる」のネタバレあらすじ:承
エマとのことがアルバートに知られる前に彼女と一緒に駆け落ちすることを決めたジョーは仲間と一緒に最後の仕事、と強盗に入る。しかし警察とカーチェイスの末、彼の後を追ってきた警官3人がジョーとともに車の事故を起こし死んでしまう。唯一生き残ったジョーはその場から逃げるが、強盗だけでなく警察殺しの罪でも指名手配されてしまうのだった。エマとの駆け落ちを諦めていなかった彼は約束のパーティーへ出向きエマと落ち合う。しかしエマと二人きりになった直後にジョーはアルバートに捕まりエマと引き離されてしまう。ジョーを殺そうとするアルバートだったがそこへジョーの父親や警官達がやってきたためジョーは生き延びるのだった。ジョーの父親はエマが乗せられた車は川に落ちて彼女も死んだとジョーに伝えた。悲しみにくれるジョーは父親の力もあり刑期は3年ほど刑で済み、出所後はアルバートへの復讐を誓うのだった。
「夜に生きる」のネタバレあらすじ:転
アルバートへの復讐をするためマソの手下になることを選んだジョーはフロリダでラム酒の密造事業を託される。ジョーはかつての強盗仲間であったディオン(クリス・メッシーナ)を彼の右腕としてフロリダに呼びよせ、黒人のグラシエラ(ゾーイ・サルダナ)、エステバン姉弟とパートナーとして成功を収めていく。そしてジョーはグラシエラと恋仲になっていくのだった。しかしある日彼がパーティーをしていると外に大きな十字が立っていた。これは黒人達と仲良くするジョーに対しての白人至上主義のKKKによる嫌がらせだったのだ。彼らによる嫌がらせはヒートアップして行き、リーダー的存在のRDは殺人を犯すなど、ジョーにとって邪魔な存在となる。ジョーは知り合いでRDの義理の兄でもあるフィギス(クリス・クーパー)に彼の居場所を聞くがフィギスは義理の弟は売れないと拒否する。しかしジョーがフィギスの娘ロレッタ(エル・ファニング)が薬物に溺れている写真を彼に見せると、ハリウッドで女優になるために暮らしていると信じていたフィギスはショックを受ける。ジョーが彼女を医者に預けているがRDの居場所を言わないと娘の居場所も教えないと脅しRDをおびき出すことに成功する。ジョーはRDを殺害する。
「夜に生きる」の結末
父親の元に戻ったロレッタはその後自分を薬物に溺れさせた悪い人間達のことを協会で話し始め、説教をするようになる。その頃、カジノの建設を計画していたジョーはグラシエラとも結婚し幸せに暮らしていた。しかしロレッタが彼のカジノ計画を批判し始めるとマソから彼女を消すよう指示され思い悩んでいた。善人のロレッタを殺すことが出来ずカジノを諦めるジョーだったが、その後ロレッタは自ら命を絶つのだった。その直後にジョーの元へマソが訪ねて来る。この行動をジョーが不審に思うと、やはりマソはアルバートと手を組み始めており、ジョーを殺そうとする。しかしこの地はもはやジョーのものになっており彼の手下達が秘密のトンネルから侵入しジョーを助けに来るのだった。ジョーはアルバートとマソを両方殺し、そこで自ら引退を宣言し後任にディオンを指名する。そして妻グラシエラの元に戻ったジョーは息子をもうけ、グラシエラの夢だった女性や子供達のためのシェルターを創り平和に暮らしていた。しかしある日ロレッタを失った日から変わってしまったフィギスが彼の家を襲撃する。フィギスの銃弾にあたったグラシエラは帰らぬ人となるのだった。
以上、映画「夜に生きる」のあらすじと結末でした。
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