映画「モンスターズ 悪魔の復讐」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
モンスターズ 悪魔の復讐の紹介：2018年アメリカ映画。1892年、マサチューセッツ州の大富豪アンドリュー・ボーデンの娘であるリジーは、ボーデン家に仕えるブリジットとあることをきっかけに愛し合うようになってしまう。禁断の恋はすぐに主のアンドリューに気づかれ引き離されようとする中で、何者かによってアンドリューとその妻が惨殺されてしまう。容疑者として逮捕されたのはリジーだった。裁判所で証言台に立つブリジットは複雑な面持ちを浮かべるのであった。
監督：クレイグ・マクニール 出演者：クロエ・セヴィニー（リジー・ボーデン）、クリステン・スチュワート（ブリジット・サリヴァン）、ジェイ・ヒューグリー（ウィリアム・ヘンリー・ムーディ）、フィオナ・ショウ（アビー・ボーデン）、ジェイミー・シェリダン（アンドリュー・ボーデン）、キム・ディケンズ（エマ・ボーデン）、ほか
この解説記事には映画「モンスターズ 悪魔の復讐」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ボーデン家にやってきたブリジット（クリステン・スチュワート）は、マギーと名付けられメイドとして働き始めることとなった。
ボーデン家には内向的な二人の姉妹がいた。姉のエマ（キム・ディケンズ）と、妹のリジー（クロエ・セヴィニー）。妹のリジーはブリジットのことを何かと気にかけてくれていた。教育を受けてないブリジットに読み書きを教えるリジーは次第に親しくなっていった。
その頃、ボーデン家には何通もの怪文書が送られていた。主のアンドリュー（ジェイミー・シェリダン）は遺産の後見人に義理の弟であるジョン（デニス・オヘア）に託そうとしていました。
その真実を知ったリジーは、家出をする資金を調達するためアンドリューの私物を質に持っていき、泥棒の仕業に見せかけた。しかしアンドリューにバレてしまい大切にしていたハトを殺され食卓へと出されてしまう。
リジーは持病の発作を起こして倒れてしまった。父が自分たちに財産を渡すつもりがないことに対して、拘束され監視された生活に耐えられないリジーは、次第に父に反感を持つようになっていく。
そんな中、怪文書の犯人がジョンであることを知ってしまったリジーは、ジョンを問い詰める。あっさり認めたジョンだったが、リジーの言うことは義母も父も信じてくれるわけがなかった。リジーはその真実をブリジットにだけ話した。
次第に愛し合うようになる二人。そしてそれを父に目撃されてしまう。解雇を余儀なくされたブリジットを守るため、リジーは父の遺言書を見つけて燃やします。そして義母と、父を斧で殺害しました。
警察の調べで、先に亡くなったのは義母ということがわかった。父が後に死んだことによって、遺産相続はエマとリジーとなった。父の遺産を手に入れたリジーだったが、殺人の第一容疑者として捕まっていた。
誰もが、名家の娘であるリジーが殺人を犯したとは疑ってもいなかった。真実を知っているのはブリジットだけだった。２人が殺害された日、リジーと共謀して父を殺す役だったブリジットは途中で躊躇してしまったのだった。
９０分の審議の結果、リジーが証言台に立つことはなく無罪評決が下された。貴婦人であるリジーがあんな凶悪な罪を犯すということを、陪審員たちは考えられなかったのだ。
判決後、エマとリジーは疎遠となり、ブリジットはモンタナ州に移り住み、８２歳でこの世を去った。
一方、リジーは生涯未婚のまま６７歳でこの世を去るのだった。リジーの莫大な財産の大半は動物愛護協会に遺贈したのだった。
以上、映画「モンスターズ 悪魔の復讐」のあらすじと結末でした。
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