デス・マングローヴ ゾンビ沼の紹介:2008年ブラジル映画。ブラジルのマングローブ林で大量発生したゾンビ達に村人が襲われ、若いルイスとラケルが逃げ出します。しかしラケルは噛まれていて、村の老婆からフグの毒で治せると聞き、再びマングローブ林に向かいますが…という内容のブラジル発ゾンビ映画です。ゾンビメイクとスプラッターシーンが売りの作品です。
監督:ロドリゴ・アラガオ 出演者:ワルデラマ・ドス・サントス(ルイス)、キカ・オリヴェイラ(ラケル)、マルクス・コンカ(アジェノー)、アンドレ・ロボ(ベネディータ)ほか
映画「デス・マングローヴ ゾンビ沼」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「デス・マングローヴ ゾンビ沼」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デス・マングローヴ ゾンビ沼の予告編 動画
映画「デス・マングローヴ ゾンビ沼」解説
この解説記事には映画「デス・マングローヴ ゾンビ沼」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
デスマングローヴ ゾンビ沼のネタバレあらすじ:起
ブラジルのマングローブ林の中で、釣りをする老人アジェノーが、一緒にいる中年男に毎度の昔話をしています。「ここには昔カニがたくさんいたが、今はもう何もいない」。いつも聞いている中年男は、適当に返事をしています。
村の川で洗濯をする唯一の若い娘ラケルを、ルイスがじっと見ています。そこへカニを買い付けに来たバイヤーが来て、ラケルの尻を触りはじめます。いら立つルイスですがどうすることもできませんでした。
バイヤーはラケルの家に行き、足の悪い父親に会い「カニはどこにある」と聞きます。父親はカキを食べながら「バチスタがタイプアの沼に採りに行った。もうすぐ帰って来るだろう」と言います。家には目の見えない母がいて、ラケルが世話をしていました。
そのころバチスタは、ルイスの家に助けを求めに行っていました。バチスタは血まみれで、「タイプアは死人が歩いている」と言って倒れ込みます。
やがてバチスタが死んでしまいルイスが困り果てていると、バチスタがゾンビとして蘇り、ルイスを襲います。ルイスは銃を取り、2発目で頭を撃って殺しました。
ラケルがバチスタを探しに行ったあと、カキを食べていた父親が血を吐いて倒れます。バイヤーが介抱しようとすると父親はバイヤーの指を噛み切ります。
デスマングローヴ ゾンビ沼のネタバレあらすじ:承
アジェノーたちの竿に大物が掛かります。どうにか釣り上げるとそれは腐乱死体で、突然動きだします。二人は海に落ち、中年男がゾンビになりました。
バチスタを探すラケルはタイプラの沼でゾンビ達に遭遇し、ルイスの家に逃げてきます。ルイスの家でバチスタの死体を見たラケルは、ルイスが殺したと思い、ルイスを棒で殴りはじめます。
その時、追ってきたゾンビが家の中に入って来たため、ルイスが銃で撃ち殺します。ラケルは勘違いを謝りますが、肩を噛まれていました。
二人きりになったことで、ルイスがラケルに告白し始めます。ラケルの返事を聞こうとした時、ゾンビがなだれ込んできて、二人は森に逃げます。ベネティータの家に逃げ込んだ頃には、ラケルはぐったりして倒れ込みました。
ベネティータはラケルの噛まれた傷を手当てしながら「このマングローブの林は死んでいる。昔、ある人がフグの毒を使って死人を蘇らせた。ラケルにフグの毒を飲ませると効くかもしれない」と言います。
ルイスが「フグはどこにいる?」と聞くと、ベネティータは「死んだ夫が養殖池で飼っていた。まだいるかもしれない」と言います。
デスマングローヴ ゾンビ沼のネタバレあらすじ:転
ベネティータは「養殖池はタイプアにある。近くのスミドウロには行くな。あそこは底なし沼だ」と教え、ルイスはタイプアへ向かいます。タイプアに着くと、アジェノーがいました。アジェノーに事情を話すと、養殖池を案内し、網でフグを捕まえます。
二人でベネティータの家に戻ると、早速料理をして、フグの毒をラケルに飲ませます。するとラケルはすぐに死んでしまいました。不安そうに見るルイスに、ベネティータは「あとは待つだけだ」と言います。
ラケルが蘇りました。フグの毒のおかげでゾンビにならなかったことから、ラケルは「母と父がいるから家に帰る」と言います。するとルイスも「一緒に行く」と言い、アジェノーは「ピカの岩を越えて逃げる」と言います。
ルイスとラケルは家へ向かいます。家に入ると、ゾンビになったカニのバイヤーが襲ってきます。ルイスが殺そうとすると、逆に抑え込まれ、ラケルがバイヤーのアゴを引きちぎると、ルイスが首を狩って殺しました。
ラケルが母の部屋に入ると、ゾンビになっていて、襲いかかってきます。
デスマングローヴ ゾンビ沼の結末
ルイスが、ラケルの母の頭にハンマーを突き刺して部屋を出ると、家の周りはすでにゾンビ達に囲まれていました。ラケルはぐったりして死んでいるようです。
ルイスは拳銃を自分の頭に当て、「僕もそっちへ行くよ」と言って引き金を引きました。しかし弾切れで死ねませんでした。
その時、流れた油に火がつきました。家の中が燃えはじめ、炎は家の外に広がりはじめます。するとゾンビ達が火を怖がって逃げているのを見ます。
ラケルの目が開きました。ルイスはラケルを抱きかかえて家を飛び出すと、たいまつを作ってピカの岩へ向かいました。
途中で人形を持った女の子を見かけたラケルが声をかけると、それはゾンビでした。すると多数のゾンビが出てきて、二人は必至で逃げます。
ピカの岩の前にはアジェノーがいました。アジェノーは「早く岩を登れ、ここは俺に任せろ」と言うと、マチェーテでゾンビ達をぶった切りはじめます。次々ゾンビを殺していたアジェノーでしたが、やがてゾンビ襲われて食われました。
ルイスとラケルが岩の頂上に登った頃には夜が明けていました。
以上、映画「デス・マングローヴ ゾンビ沼」のあらすじと結末でした。
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