丹下左膳餘話 百萬兩の壺(たんげさぜんよわ ひゃくまんりょうのつぼ)の紹介:1935年日本映画。百萬兩の壺を巡って展開される男女の機微、笑いと人情を描いた1935年の日活作品。浪人の丹下左膳が作品の背後から市井社会に係わって物語を盛り上げていく。監督・山中貞雄は当時26歳。それまでのニヒルな侍・丹下左膳をコミカルに描いて秀悦な人物像に仕上げている。
監督:山中貞雄 出演者:大河内傳次郎(丹下左膳)、喜代三(お藤)、沢村国太郎(柳生源三郎)、山本礼三郎(興吉)、鬼頭善一郎(高大之進)、阪東勝太郎(柳生対馬守)、花井蘭子(萩野)ほか