マル走改造自動車教習所の紹介:1996年日本映画。教習車は全て改造車、教官は全員元不良というマルソウ自動車教習所に、不良やオタク、リストラサラリーマン、色仕掛け女などが入学し、教習所内で繰り広げるドタバタ劇を描いた青春映画です。
監督:高原秀和 出演者:宮崎光倫(石神)、三橋貴志(ケイ)、植田あつき(社長の娘)、新井康弘(リストラサラリーマン)、千葉千恵己(マミ)ほか
映画「マル走改造自動車教習所」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「マル走改造自動車教習所」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
マル走改造自動車教習所の予告編 動画
映画「マル走改造自動車教習所」解説
この解説記事には映画「マル走改造自動車教習所」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マル走改造自動車教習所のネタバレあらすじ:起
不良のマコトは子分を連れて自動車教習所へ入学します。この教習所はマル走自動車教習所といって、教習車もバイクも暴走族仕様の改造車でした。そして教官たちも全員が元不良で、言葉遣いは悪く、すぐ暴力を振るいます。
マコトは教官の石神の車に乗りますが、石神の舎弟になり、言う事を聞いたため、内緒で第一段階を終了します。このことを金髪の不良のタケに話したため、イシガミが怒り暴行を加えます。このことから教習所内でケンカが始まり、教習生は居なくなりました。
唯一残ったのは、色仕掛けでケイから合格をもらう女性だけでした。社長はこのままでは給料が支払えないと言って、立て直しのため4つの誓いを立てます。『教習所内では暴力をしない』『むやみに合格印を押さない』『学科授業を次週にしてパチンコに行かない』『教習生をナンパしない』でした。
マル走改造自動車教習所のネタバレあらすじ:承
教官らは街頭で勧誘作戦を始めます。その結果、不良になりたいリストラサラリーマン、老夫婦、物知りのオタクなどが入学しました。校長が石神を呼びます。そこには不良のナルミがいました。ナルミは今度事件を起こしたら少年院送りの保護観察処分中でした。
石神は教習車でナルミを教え始めます。しかしナルミは『オレの人生はトップギア』だと言って全く聞く耳を持ちませんでした。そんなナルミを石神は何とかしようとしますが、遂にキレてナルミをボコボコにします。
ナルミに憧れるリストラサラリーマンはナルミに話をしようとしますが、相手にされませんでした。更にオタクも参加してナルミと話をしようとします。ナルミはリストラサラリーマンを殴ります。殴られて嬉しかったリストラ男は身の上話を語り始めました。
マル走改造自動車教習所のネタバレあらすじ:転
ある会社に入社以来、真面目一筋で勤務したのに、ルール違反やヤバい事をする同期は出世し、逆に自分はリストラされたと言います。そこで、これからの人生は道を外れたいというのでした。
物知りのオタクを何とかしようと、教官たちはホテルで女を雇い、初体験をさせます。これではじけたオタクは今までの自分を捨て、サングラスをかけ、不良になりました。こんなことがあってナルミは少しずつ素直になり始めます。
石神との路上教習の途中に、かつて教習所にいたマコトとタケがナルミに言いがかりを付けてきます。保護観察中のため手が出せないナルミをなじります。怒った石神が二人をボコボコにしました。
マル走改造自動車教習所の結末
教習所に暴走族たちが集まります。マコトがリーダーをする族です。教習所内で暴れはじめ、ナルミと石神に食いつき始めます。石神はナルミに手を出すなと、社長の娘に見守らせました。
マコトが石神にタイマンを申し出ます。受けて立った石神は頭突きでマコトを倒すと、マコトの指示で一斉にケンカが始まります。しかし教官は、元不良だけあって強く、あっという間に全滅させました。そして石神がマコトを、ナルミがタケを殴りつづけました。
やがて暴走族は退散していきました。免許をとったナルミ、リストラ男、オタクがそれぞれシャコタン車と改造バイクに乗って教習所にやって来ます。石神は彼らに、『右よし、左よし、後方よし』を徹底させました。
以上、映画「マル走改造自動車教習所」のあらすじと結末でした。
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