赤ちゃんの逆襲の紹介:2003年フランス,スペイン映画。建築会社社長のポレル氏のもとに「設計図を盗作された」とある男がやってくる。急いでいたポレル氏は思わずこの男をひき殺してしまうが…。彼はなんとポレル氏の男児として生まれ変わったのだった!
監督:パトリック・アレサンドラン 出演:ティエリー・レルミット(ヴァンサン・ポレル)、オフェリエ・ウィンテル(クリステル・ポレル)、レオノール・ワトリング(カルメン)、ミシェル・ミューラー(シモン)、フランソワ・レヴァンタル、マリア・パコム、クレマンティーヌ・セラリエ、ほか
映画「赤ちゃんの逆襲」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「赤ちゃんの逆襲」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
赤ちゃんの逆襲の予告編 動画
映画「赤ちゃんの逆襲」解説
この解説記事には映画「赤ちゃんの逆襲」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
赤ちゃんの逆襲のネタバレあらすじ:起
建築会社のやり手社長ヴァンサン・ポレル(ティエリー・レルミット)は、妻クリステル(オフェリエ・ウィンテル)との間に待望の男児をもうけました。
ある日、ヴァンサンの元にシモン(ミシェル・ミューラー)という男性がやってきました。彼は今、売れない絵描きをしています。自分が作った建築物の設計図をボレルの会社に盗まれたと言い出したのです。ヴァンサンはこの手の「たかり」が多いことを知っていたので取り合いませんでした。守衛を呼び対処してもらい、自分はそそくさと車で出掛けようとしましたが、警察の手をすり抜けようとしたシモンをひき殺してしまいます。
赤ちゃんの逆襲のネタバレあらすじ:承
シモンは自身の過失で事故に遭ったので、ヴァンサンは起訴されませんでした。それよりも、ついに生まれた息子ジュニアが気がかりでなりません。ところがジュニアにはシモンの魂が乗り移っており、シモンは自分のプライドをずたずたにしたヴァンサンに「自殺」という形で復讐を誓いました。
ジュニアの母クリステルは育児に消極的で、母乳をあげることさえ嫌がりました。そのためクリステルと犬猿の仲のヴァンサンの母が、日中ジュニアの世話をすることに。しかし祖母のいびきに耐えかねて夜泣きするジュニアの世話は、いつも父ヴァンサンの仕事です。
赤ちゃんの逆襲のネタバレあらすじ:転
シモンの恋人カルメン(レオノール・ワトリング)は、同居人で二股相手のフレディとのあいだに子供ができました。フレディはこれを言い訳に、ヴァンサンから金をふんだくる計画を思いつきました。
シモンの子かフレディの子か判別は付きませんでしたが、カルメンは勝負に出ました。するとヴァンサンはあっけなく15万ユーロの小切手を彼女に渡しました。カルメンは金にうるさいフレディと縁を切ろうと考え、彼にお金をもらえなかったと嘘をつきます。
赤ちゃんの逆襲の結末
怒ったフレディはジュニアを誘拐。身代金を要求しようと考えました。ところがカルメンがすぐさまヴァンサンに通報し、事なきを得ます。救出されたジュニアもといシモンは、ヴァンサンの会社の社員の一人がシモンの建築物の設計図を盗んだと聞き、ヴァンサンに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
この世への未練を絶ったシモンは、天使によって天へと召されるかと思いきや、次はカルメンの子供として生まれ変わってしまいました。
以上、映画「赤ちゃんの逆襲」のあらすじと結末でした。
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