映画「地獄のデビル・トラック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
地獄のデビル・トラックの紹介：1986年アメリカ映画。地球の近くを彗星が通過した影響を受けて、地球上にある機械機器が反乱を起こした。その騒動に巻き込まれてガソリンスタンドに閉じ込められた人たちが、意志を持った巨大トレーラーと闘います。今や誰もが知るモダンホラー作家スティーブン・キングの初監督作品です。
監督：スティーヴン・キング 出演：エミリオ・エステヴェス（ビル）、パット・ヒングル（ヘンダーショット）、ローラ・ハリントン（ブレット）、イヤードリー・スミス（コニー）、ジョン・ショート（カート）、J・C・クイン、ジャンカルロ・エスポジート、スティーヴン・キング、エレン・マッケルダフ、ほか
この解説記事には映画「地獄のデビル・トラック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
突如アメリカ上空を通過した彗星。その影響なのか、開閉式の跳ね橋がひとりでに動き出したのを皮切りに、明らかに機械の暴走といえる出来事がアメリカ各地で起こり始めていました。
コソ泥をして執行猶予中のビル(エミリオ・エステベス)がこきつかわれているガソリンスタンドでも、おかしな事が起こっていました。
異変はさらに続きます。草野球の試合に勝って上機嫌の監督が、ジュースを買いに自動販売機に行くとジュースの缶が監督目掛けて飛び出してきました。倒れ込んだ監督の頭に、さらに缶を直撃させ、監督を殺してしまいます。
さらに地面をならすロードローラーに轢き殺される少年もいました。その一部始終を見ていた少年デークは、怖くなって自転車で逃げ出します。
自転車で街を逃走しているデーク。皆機械に襲われていて、さながらゴーストタウンと化しています。報道では北京やモスクワでも同様の機械の暴走は起こっているようです。そしてビル達のガソリンスタンドではさらに悲劇が始まるのでした。
ビデオゲームで遊んでいた黒人は感電死、調理場で働いていたウェイトレスのワンダが持っていたスライサーが勝手に動きだし、ワンダに襲いかかります。息子デークが心配なダンカンも助けに出た後トラックに轢かれて死んでしまいました。
下水口を伝ってガソリンスタンドにやってきたデーク、なんとか父のいるガソリンスタンドまでやってきましたが、ダンカンの死をガソリンスタンドの社長から聞かされ、ショックを受けます。
このままでは埒が開かないと社長が持ち出したのはバズーカ。ダンカン達を轢き殺していたトラックの一台を爆破させました。
やがて、ビル達や逃げてきたブレット(ローラ・ハリントン)らがいるガソリンスタンドに、悪魔のような顔のついたトラックを中心に取り囲み始めます。そして完全に包囲され、逃げられなくなってしまいました。
夜になり機械達も静かになります。そして一夜明けると、その静寂を切り裂くかのようにバリバリと音を立ててトラックがやってきます。
社長が再びバズーカを持って外に出ると、トラックには機関銃が搭載されていました。そして社長を含め多くの者が蜂の巣にされてしまいました。
機関銃を乗せたトラックはモールス信号を送って来ます。デークがそれを解読すると、ガソリンを入れるよう要求してきました。従わなければ何をされるか分からないので、仕方なくそれに応じることにしました。
疲労困憊のビリー達、さらにはガソリンが底を尽きかけてきたのです。トラック達の司令官は機関銃を乗せた奴だと考えたビリーは、それを排除すべくふいに近づくと手榴弾を投げ込みます。
吹っ飛んだ機関銃トラックを見て、怒りを見せたトラック達はガソリンスタンドを総攻撃。予めビリー達が仕掛けていた爆弾がトラック達を巻き込んでガソリンスタンドを吹っ飛ばしました。
ビリー達はその間に地下道を通って脱出していたのです。ヨットハーバーを目指すビリー達でしたが、トラックに見つかってしまいます。しかしデークが父の敵とばかりに応戦し、撃退しながらヨットハーバーへとたどり着きます。
船に乗り込むと、最後まで執拗に追いかけてきた悪魔のような顔をつけたトラックをビリーがバズーカで撃退します。ようやく助かったと海へ出るビリー達でした。
2日後、レーザーや核兵器を積んだUFOを気象衛星が破壊すると、彗星の影響も収まり、ようやく平和な世界が戻ってきたのでした。
以上、映画「地獄のデビル・トラック」のあらすじと結末でした。
![頭文字[イニシャル]D Third Stage](https://eiga-watch.com/wp-content/uploads/2023/07/037b1e9eca08455919dfcd3966312394-100x142.jpg)
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