少年メリケンサックの紹介:2008年日本映画。勘違いにより、中年おやじたちのバンドグループをデビューさせることになってしまった音楽会社の契約社員の奮闘ぶりを描いた、クドカンワールド全開のハイテンション・コメディー。
監督:宮藤官九郎 出演者:宮崎あおい(かんな)、佐藤浩一(アキオ)、木村祐一(ハルオ)、ユースケ・サンタマリア(社長)、勝地涼(マサル)ほか
映画「少年メリケンサック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「少年メリケンサック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「少年メリケンサック」解説
この解説記事には映画「少年メリケンサック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
少年メリケンサックのネタバレあらすじ1:勘違いからのはじまり
レコード会社の新人発掘部で働く契約社員のかんなは、契約更新終了日に、動画サイトで少年メリケンサックというバンドのライブ映像を見つけます。そのおかげで、少年メリケンサックのディレクターとして契約を更新してもらえることになったかんなは、早速、イケメンベーシストのアキオに会いに行きます。しかし、そこに現れたのは、動画で見た人物の面影を全く感じられない小汚いおじさんでした。実は、かんなが見た動画は25年も前のもので、バンドはすでに解散していたのでした。
少年メリケンサックのネタバレあらすじ2:おじさんバンドの再結成
しかし、社長はすでにツアーの手配を始めており、バンドを再結成させることができなければ、かんなは首にされてしまいます。かんなの努力の甲斐あって、何とかメンバーが集まり、名古屋でツアーが開催されることになりました。少年メリケンサックがおじさんのバンドと知らない客たちは、期待に胸を膨らませ大盛り上がりです。しかし、おじさん達の登場に、会場は大ブーイングとなりました。
少年メリケンサックのネタバレあらすじ3:バンドへの愛着
少年メリケンサックは大阪でも公演を行いますが、相変わらず反応はイマイチでした。他のバンドとの喧嘩も勃発し、ライブは最悪な結果となってしまいました。かんなはメンバー達の横暴ぶりと暴言に耐えられなくなり、ついに仕事を放棄して、彼氏のマサルのもとに駆け込みます。しかし、歌手を目指すマサルの中身のない歌を聴いているうちに、なぜか、かんなは、次の公演を行うメンバーの元に戻っていってしまっていたのでした。
少年メリケンサックの結末:バンドの危機を救った新メンバー
ライブ会場に駆けつけたかんなは、メンバー達のやる気を見て、うれしくなります。そんな中、マサルが浮気をし、2人は破局します。プライベートは散々でも、少年メリケンサックの仕事は絶好調で、ついにTV出演まで決まります。そんな中、ハルオとアキオが喧嘩して腕を負傷し、2人とも演奏ができないというピンチに陥ります。いよいよTV出演の日になりました。少年メリケンサックのメンバーは4人のはずでしたが、なぜかTVに出演したのは5人でした。新しく加わったメンバーは、別れた彼氏のマサルです。腕を負傷したアキオとハルオは、仲良く一つの楽器を演奏し、ライブは大成功をおさめます。
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