パピチャ 未来へのランウェイの紹介:2019年フランス,アルジェリア,ベルギー,カタール映画。暗黒の10年といわれる1990年代のアルジェリア内戦の時代を舞台に、イスラム原理主義による女性弾圧にもめげずに命がけでファッションショーを開こうと奮闘する女性大学生を描いた人間ドラマです。17歳までアルジェリアで過ごし、本作が長編映画監督デビュー作となるムニア・メドゥールが自身の経験から生み出した作品であり、タイトルの“パピチャ”とはアルジェリアのネットスラングで“愉快で常識にとらわれない自由な女性”を意味しています。本作は第72回カンヌ国際映画祭「ある視点部門」正式出品作に選ばれ、第45回セザール賞では新人監督賞と有望若手女優賞を受賞しています。
監督:ムニア・メドゥール 出演:リナ・クードリ(ネジュマ)、シリン・ブティラ(ワシラ)、アミラ・イルダ・ドゥアウダ(サミラ)、ザーラ・ドゥモンディ(カヒナ)、ヤシン・ウイシャ(メディー)、マルワーン・ファレス(カリム)、ナディア・カシ(マダム・カミシ)、メリエム・メジケーン(リンダ)ほか
ドラマ映画のネタバレ
「パピチャ 未来へのランウェイ」のネタバレあらすじ結末
「パブリック 図書館の奇跡」のネタバレあらすじ結末
パブリック 図書館の奇跡の紹介:2018年アメリカ映画。記録的な大寒波に見舞われたアメリカ・シンシナティを舞台に、行き場をなくした数十人のホームレスたちが地元の公共図書館を占拠する様を描いた社会派作品です。本作で監督・脚本・製作・主演を務めたエミリオ・エステベスはある公共図書館の元副理事がロサンゼルス・タイムズに寄稿したエッセイを基に構想を練り上げ、11年の歳月を費やして完成にこぎつけました。
監督:エミリオ・エステベス 出演者:エミリオ・エステベス(スチュアート・グッドソン)、アレック・ボールドウィン(ビル・ラムステッド)、クリスチャン・スレーター(ジョシュ・デイヴィス)、ジェフリー・ライト(アンダーソン)、ジェナ・マローン(マイラ)、テイラー・シリング(アンジェラ)、ジェイコブ・バルガス(エルネスト・ラミレス)、ガブリエル・ユニオン(レベッカ・パークス)、リチャード・T・ジョーンズ(トム・エドワーズ)、マイケル・ケネス・ウィリアムズ(ジャクソン)、チェ・ライムフェスト・スミス(ビッグ・ジョージ)、キー・ホン・リー(チップ)、スザンナ・トンプソン(マーシー・ラムステッド)ほか
「ペトルーニャに祝福を」のネタバレあらすじ結末
ペトルーニャに祝福をの紹介:2019年北マケドニア,フランス,ベルギー,クロアチア,スロヴェニア映画。身なりに無頓着で美人でもなく体型も太めな32歳のペトルーニャ。大学を出ても仕事はウェイトレスしかなく、自分の主義を曲げ努力して臨んだ面接では就活セクハラにあった上に不採用。そんな彼女が帰り道に地元の伝統儀式に遭遇する。それは司祭が川に投げ入れた十字架を追いかけ手に入れた者には幸せが訪れるという女人禁制の儀式。目の前に流れてきた十字架にすがりついたペトルーニャは地元住民や警察から怒りを買い騒動となる。映画の発端となった事件は、2014年に実際に起きた出来事を下敷きにしている。
監督:テオナ・ストゥルガル・ミテフスカ 出演:ゾリツァ・ヌシェヴァ(ペトルーニャ)、ラビナ・ミテフスカ(ジャーナリストのスラビツァ)、シメオン・モニ・ダメフスキ(検察長官ミラン)、スアド・ベゴフスキ(司祭)、ステファン・ヴイシッチ(若い警官ダルコ)、ヴィオレタ・シャプコフスカ(母ヴァスカ)ほか
「プール」のネタバレあらすじ結末
プールの紹介:2009年日本映画。卒業旅行で母・京子の住むタイの古都、チェンマイを訪れたさよ。日本の喧騒から離れゲストハウスで静かに過ごすさよは、少しずつ京子の行動に振り回されたわだかまりをほぐしていく。事情を抱えた5人の男女それぞれの6日間の人間模様を描く。
監督:大森美香 出演:小林聡美(京子)、加瀬亮(市尾)、伽奈(さよ)、シッテイチャイ・コンピラ(ビー)、もたいまさこ(菊子)、ほか
「新選組(1969年)」のネタバレあらすじ結末
新選組の紹介:1969年日本映画。名優・三船敏郎が率いた「三船プロダクション」の製作による時代劇です。監督を時代劇や仁侠映画の巨匠・沢島忠が、脚本を『次郎長三国志』『鞍馬天狗』シリーズなどの松浦健郎が手掛け、主演の三船はプロデュースも手掛けています。激動の幕末を舞台に、新選組の結成から崩壊までを描いていきます。
監督:沢島忠 出演者:三船敏郎(近藤勇)、小林桂樹(土方歳三)、北大路欣也(沖田総司)、三國連太郎(芹沢鴨)、田村高廣(伊東甲子太郎)、中村賀津雄(河合喜三郎)、四代目中村梅之助(山南敬助)、司葉子(つね)、池内淳子(お雪)、星由里子(お孝)、野川由美子(お梅)、三代目中村翫右衛門(勝安房)、萬屋錦之助(有馬勝太)ほか
「ベトナムを懐う」のネタバレあらすじ結末
ベトナムを懐うの紹介:2017年ベトナム映画。祖国ベトナムを離れ、移民としてアメリカにやってきた主人公トゥー。言葉の通じない慣れない暮らしに、施設から抜け出したトゥーは孫娘の元に転がり込んでいく。祖父を受け入れられない孫娘とトゥーは衝突してしまうのだった。
監督:グエン・クアン・ズン 出演:ホアイ・リン(トゥー)、チー・タイ(ナム)、ウィル(365)、ディン・ヒワ、オアイン・キウ、タイン・ミー、チョン・カン、ほか
「プレンティ」のネタバレあらすじ結末
プレンティの紹介:1985年アメリカ映画。第2次大戦後、ひとりの英国人女性の、自身を躍進させたいという強い思いによって周囲の人を傷つけ、自らも破綻していく様を描いた人生ドラマ。
監督:フレッド・スケピシ 出演:メリル・ストリープ(スーザン)、サム・ニール(ラザール)、チャールズ・ダンス(レイモンド)、スティング(ミック)、トレイシー・ウルマン(アリス)、ジョン・ギールグッド(ダーウィン)、イアン・マッケラン(アンドリュー)、バート・クウォーク、ほか
「ファーザー」のネタバレあらすじ結末
ファーザーの紹介:2020年イギリス,フランス映画。80歳になった父親アンソニーに認知症の兆候が見え心配する娘のアン。父親にヘルパーをつけようとするアンの気持ちをよそに、気難しいアンソニーは難癖をつけてはヘルパーを追い出す始末。しかし、アンソニーの病状は悪化していき、次第に自分の置かれている立場を把握することが難しくなる。アンソニーの困惑は苛立ちへと変わりアンに当たることもしばしば。それでも懸命にアンは父親を支える。物語はアンソニーの視点で描かれ、認知症による記憶と時間の混乱をアンソニーと共に観る者も体験することができる。アカデミー賞で脚本賞と主演男優賞の2冠を果たしたほか、数々の賞を獲得。
監督:フロリアン・ゼレール 出演:アンソニー・ホプキンス(アンソニー)、オリヴィア・コールマン(アン)、マーク・ゲイティス(男)、イモージュン・プーツ(ローラ)、ルーファス・シーウェル(ポール)、オリヴィア・ウィリアムズ(女)ほか
「レイニーのままで 消えゆく記憶」のネタバレあらすじ結末
レイニーのままで 消えゆく記憶の紹介:2017年アメリカ映画。49歳で若年性アルツハイマーを発症した国民的大女優と、不安と恐れを抱えながらも彼女に寄り添い続けるパートナーの姿を描いた人生ドラマ。
監督:アルバート・アラール 出演:クリスタル・チャペル、ジェシカ・レシア、デンドリー・テイラー、ヒラリー・B・スミス、ほか
「トーク・トゥ・ハー」のネタバレあらすじ結末
トーク・トゥ・ハーの紹介:2002年スペイン映画。愛する女性が昏睡状態となった2組のカップル。その愛する姿とそれぞれがたどる衝撃的な結末を描いたスペイン映画。アカデミー脚本賞を始め、ヨーロッパ各国の映画賞で監督賞などを受賞。
監督:ペドロ・アルモドバル 出演:ハビエル・カマラ(ベニグノ)、ダリオ・グランディネッティ(マルコ)、レオノール・ワトリング(アリシア)、ロサリオ・フローレス(リディア)、ジェラルディン・チャップリン(カタリナ)、パス・ベガ(サイレント映画のヒロイン)、ほか
「メモリーズ・オブ・サマー」のネタバレあらすじ結末
メモリーズ・オブ・サマーの紹介:2016年ポーランド映画。1970年代のポーランド、12歳の少年ピョトレックが迎えた12回目の夏、出稼ぎ中の父に仲の良い母、そして都会からやってきた少女とのふれ合い、甘酸っぱいとはとても言い難い出来事がピョトレックに降りかかります。映像美が素晴らしく話の重さと対比してより美しさを見せてくれます。
監督:アダム・グジンスキ 出演:マックス・ヤスチェンプスキ(ピョトレック)、ウルシュラ・グラボフスカ(母・ヴィシャ)、ロベルト・ヴィェンツキェヴィチ(父・イェジ)、パウリナ・アンゲウチク(マイカ)、ほか
「モニカ・ベルッチの 情事」のネタバレあらすじ結末
モニカ・ベルッチの 情事の紹介:1991年イタリア映画。「イタリアの宝石」と謳われるモニカ・ベルッチの映画デビュー作。己の美貌と肉体を駆使し、ピンチを乗り越えていく女性の姿を描く。実業家の夫が死亡した後、妻フランチェスカに遺されたのは一人娘と莫大な借金だった。フランチェスカは私財を売って生活費を捻出するが、長く続けられるはずもない。自分の魅力を理解している彼女は、とんでもない奇策を打ち出した。1口1億リラの懸賞を用意し、20人の参加者を募る。その当選者は、4年間愛人としてフランチェスカを好きに出来るというものだった。
監督:フランチェスコ・ラウダディオ 出演者:モニカ・ベルッチ(フランチェスカ)、マッシモ・ギーニ(チェーザレ)、ジュリオ・スカルパティ(アントニオ)、クリスティーナ・エンゲルハード(バーバラ)ほか
「ラストディール 美術商と名前を失くした肖像」のネタバレあらすじ結末
ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像の紹介:2018年フィンランド映画。絵画に魅せられ、家族を省みずに仕事一筋に生きてきた老美術商が、作者不詳の一枚の肖像画に心を奪われ、人生最後の大勝負に挑む姿を描いたフィンランド発の人間ドラマです。
監督:クラウス・ハロ 出演:ヘイッキ・ノウシアイネン(オラヴィ)、ピルヨ・ロンカ(レア)、アモス・ブロテルス(オットー)、ステファン・サウク(アルバート・ジョンソン)、ペルッティ・スヴェホルム(パトゥ)ほか
「エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑」のネタバレあらすじ結末
エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑の紹介:2014年オーストラリア映画。16歳の少年が謎めいた美女と出逢ったことから陥っていく誘惑と官能の世界を描いたエロティック・ラブストーリーです。父の自殺というトラウマに苛まれ続けていた少年。しかし、美女もまた人知れず心に闇を抱えていました…。
監督:スティーヴン・ランス 出演者:エマニュエル・ベアール(マギー)、ハリソン・ギルバートソン(チャーリー・ボイド)、レイチェル・ブレイク(ケイト・ボイド)、ソクラティス・オットー(オットー)、リア・パーセル(オードリー)、マルコム・ケナード(マイケル)ほか
「ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏」のネタバレあらすじ結末
ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏の紹介:2019年イタリア,アメリカ映画。19世紀、とある帝国の支配下にあるアフリカの辺境の町を舞台に、蛮族の来襲を理由に帝国政府から派遣された警察官僚による激しい弾圧と拷問、それに立ち向かう人々の姿を描いた作品です。ノーベル賞受賞作家J・M・クッツエーが自らの小説「夷狄を待ちながら」を基に自ら脚本を手掛け、「彷徨える河」でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたシーロ・ゲーラ監督がメガホンを執りました。ジョニー・デップが冷酷な警察官僚に扮する本作は第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門の正式出品作品となりました。
監督:シーロ・ゲーラ 出演者:マーク・ライランス(民政官)、ジョニー・デップ(ジョル大佐)、ロバート・パティンソン(マンデル准尉)、ガナ・バヤルサイハン(少女)、グレタ・スカッキ(マイ)、デビッド・デンシック(クラーク)ほか