ワイルドライフの紹介:2018年アメリカ映画。1960年代、カナダの国境近くモンタナ州の田舎町。14歳のジョーはゴルフ場で働く父ジェリーと母ジャネットの親子3人で、この新天地での生活をようやく落ち着かせたばかり。しかしジェリーが突然解雇されてしまうことに。次の仕事に選んだのは出稼ぎで山火事を食い止める仕事。ジャネットの反対を押し切り出ていってしまった。残されたジャネットとジョーも働くことを余儀なくされ、母はスイミング教室のコーチ、ジョーは写真館の助手の仕事を始めたが生活は一向に良くならない。やがて、優しかった母は車販売店オーナーのミラーと出会い、少しずつ距離を感じていく。父は雪の降る季節まで帰ってこない。愛する両親がひとつの危機をきっかけに変化し崩壊していく姿を見つめる息子ジョー。物語は彼の目を通して描かれおり、苦悩や幻滅、軽蔑など傷つきながらも愛に導かれている作品。監督は『プリズナーズ』などに出演した演技派スター、ポール・ダノ。鮮烈なデビュー作となる本作はサンダンス映画祭やカンヌ映画祭でも絶賛を浴びた。
監督:ポール・ダノ 出演:キャリー・マリガン(ジャネット)、ジェイク・ギレンホール(ジェリー)、エド・オクセンボールド(ジョー)、ビル・キャンプ(ウォーレン・ミラー)ほか
ドラマ映画のネタバレ
「ワイルドライフ」のネタバレあらすじ結末
「お遊さま」のネタバレあらすじ結末
お遊さまの紹介:1951年日本映画。文豪谷崎潤一郎の名作「蘆刈」の映画化。原作では淡く描かれていた特殊な男女関係をメリハリのはっきりしたメロドラマに仕立てている。脚色を担当したのは、溝口の片腕とも言えるシナリオライター依田義賢。
監督:溝口健二 出演:田中絹代(お遊)、堀雄二(芹橋慎之助)、乙羽信子(お静)、柳永二郎(栄太郎)、進藤英太郎(久左衛門)、ほか
「約束の葡萄畑」のネタバレあらすじ結末
約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語の紹介:2009年フランス,ニュージーランド映画。自分の手で最高のワインを造ることに人生をかけ、葡萄農家から醸造家となった男と、彼を成功へと導いた天使、彼を支えた女性たちを美しい映像で描いたヒューマン・ドラマ。
監督:ニキ・カーロ 出演:ジェレミー・レニエ(ソブラン・ジョドー)、ギャスパー・ウリエル(天使ザス)、ヴェラ・ファーミガ(オーロラ)、ケイシャ・キャッスル=ヒューズ(セレスト)、ヴァニア・ヴィレール、エリック・ゴドン、パトリス・ヴァロッタ、ジャン=ルイ・スビーユ、ほか
「シティ・オブ・メン」のネタバレあらすじ結末
シティ・オブ・メンの紹介:2007年ブラジル映画。ブラジルの貧困地区ファベーラで生きる二人の少年を中心とした生きざまを描いています。話題になった全作「シティオブゴッド」や、テレビドラマ版の続編となる本作、監督もドラマ版の監督パウロ・モレッリが担当しています。
監督:パウロ・モレッリ 出演:ドグラス・シルヴァ(アセロラ)、ダルラン・クーニャ(ラランジーニャ)、ジョナサン・アージェンセン、ホドリゴ・ドス・サントス、カミーラ・モンテイロ、ナイマ・シルヴァ、エドゥアルド・BR、ルシアーノ・ヴィジガウ、ペドロ・エンヒケ、ほか
「パピヨン」のネタバレあらすじ結末
パピヨンの紹介:2017年アメリカ映画。1930年代のパリ、金庫破りで大金を手にして彼女と遊ぶパピヨンは身に覚えのない罪で逮捕され、南米のフランス領ギアナ(ブラジルの北側、当時はフランス植民地、現在はフランスの県)の刑務所に送られます。そこでの地獄のような日々、脱獄、独房に入れられることの繰り返し。この映画は、孤島に送られた終身刑囚パピヨンの波乱の運命と脱獄劇を描く『パピヨン』は1973年に当時のスター、スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマンの共演で大ヒットした映画のリメイク。ホフマンが演じたドガ役を『ボヘミアン・ラブソティー』でアカデミー主演男優賞を受賞したラミ・マレックが演じています。この映画は1969年に発表されベストセラーになったパピヨンことアンリ・シャリエールの自伝を元にしています。フランス領ギアナは19~20世紀半ば頃まで政治犯を中心とした囚人が送られた地で「呪われた土地」「緑の地獄」と呼ばれることもあった。
監督:マイケル・ノアー 出演:チャーリー・ハナム(パピヨン)、ラミ・マレック(ルイ・ドガ)、イヴ・ヒューソン(ネネット)、ローランド・ムーラー(セリエ)、トミー・フラナガン(刺青の男)、ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン(刑務所長)、ほか
「アマンダと僕」のネタバレあらすじ結末
アマンダと僕の紹介:2018年フランス映画。第31回東京国際映画祭でグランプリと最優秀脚本賞をW受賞した『アマンダと僕』。突然愛する家族を奪われ、残された7歳の姪と過ごすことになった24歳の若き叔父。お涙頂戴ではなく淡々と、しかし優しい視線で二人の日々を丁寧に描いた本作の監督は、これが初の日本劇場公開作となるミカエル・アース。奇しくもこの映画の撮影前に監督自身の母親が亡くなり、エンドロールでは<シャンタル・アースに捧ぐ>とクレジットされている。
監督・脚本:ミカエル・アース キャスト: ヴァンサン・ラコスト(ダヴィッド)、イゾール・ミュルトリエ(アマンダ)、ステイシー・マーティン(レナ)、オフェリア・コルブ(サンドリーヌ)、マリアンヌ・バスレー(モード)、ジョナタン・コーエン(アクセル)、グレタ・スカッキ(アリソン)
「踊子」のネタバレあらすじ結末
踊子の紹介:1957年日本映画。永井荷風の同名小説を『母を求める子ら』等の清水宏監督が映画化。浅草の踊り子・花枝を頼って妹の千代美が上京する。妹も踊り子になり、花枝の夫・山野を含めた共同生活を始めるが、奔放で無軌道な妹は姉夫婦の生活に波乱を巻き起こす。
監督:清水宏 出演者:京マチ子(千代美)、淡島千景(花枝)、船越英二(山野)、田中春男(田村)その他
「先に愛した人」のネタバレあらすじ結末
先に愛した人の紹介:2018年台湾映画。先に愛した人の紹介:同性愛者の元夫が癌で亡くなったため、保険金を受け取ろうとすると、受取人は元夫の不倫相手の男性ジエになっていました。サンリェンは保険金を取り戻そうと奮闘するうちに、隠されていた真実がだんだんと明らかになっていきます。
監督:Chih-Yen Hsu、Mag Hsu 出演:ロイ・チウ(ジエ)、シェ・インシュエン(サンリェン)、ジョセフ・ホアン(チェンシー)、スパーク・チェン(ジェンユエン)、ほか
「運命は踊る」のネタバレあらすじ結末
運命は踊るの紹介:2017年イスラエル,ドイツ,フランス,スイス映画。イスラエルのサミュエル・マオズ監督が戦地に送り出した息子と彼の両親3人の運命が巧みに交差していく様を描いた良作です。彼らの運命を動き回っては元の場所に戻るFoxtrotのステップに準えているところがとても芸術的に映ります。
監督:サミュエル・マオズ 出演:リオル・アシュケナージ(ミハエル)、サラ・アドラー(ダフナ)、ヨナタン・シレイ(ヨナタン)、シラ・ハース、ほか
「ジェイン・エア(1996年)」のネタバレあらすじ結末
ジェイン・エアの紹介:1996年イギリス映画。シャーロット・ブロンテの同名小説を映画化。過酷な人生を自らの力で切り拓き、真実の愛を掴んだ女性を描く文芸ドラマ作品。幼い頃両親を亡くして寄宿学校に追いやられたジェインは、周囲の理不尽を耐え抜き成長して家庭教師となった。屋敷の主人ロチェスターと運命的な恋に落ち、身分を超えた愛を誓ったジェイン。しかし結婚式当日、思いがけない闖入者によって残酷な真実を知らされる。
監督:フランコ・ゼフィレッリ 出演者:シャルロット・ゲンズブール(ジェイン・エア)、アンナ・パキン(少女時代のジェイン・エア)、ウィリアム・ハート(エドワード・ロチェスター)、ジョーン・プロウライト(フェアファックス夫人)、ジェラルディン・チャップリン(スカッチャード)ほか
「イン・アメリカ/三つの小さな願いごと」のネタバレあらすじ結末
イン・アメリカ/三つの小さな願いごとの紹介:2002年アイルランド,イギリス映画。悲しみを背負った家族の苦悩と再生を描くヒューマン・ドラマ。末っ子フランキーを亡くしたサリヴァン一家は、アイルランドからニューヨークへ引っ越した。新しい環境で励まし合い、時に傷つけ合う家族。やがて友人と新たな命を得た彼らは、悲しみに向き合い前へ進んでいく。ジム・シェリダン監督の半自伝的作品。
監督:ジム・シェリダン 出演者:サマンサ・モートン(サラ)、パディ・コンシダイン(ジョニー)、サラ・ボルジャー(クリスティ)、エマ・ボルジャー(アリエル)、ジャイモン・フンスー(マテオ)ほか
「セブン・デイズ・イン・ハバナ」のネタバレあらすじ結末
セブン・デイズ・イン・ハバナの紹介:2012年フランス,スペイン映画。キューバの首都ハバナを舞台に月曜日から日曜日までの7日間に起こる様々な出来事を7人の監督が独自の視点で描くオムニバス映画。「グッバイ、レーニン!」のダニエル・ブリュール、「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ、「ハンガー・ゲーム」のジョシュ・ハッチャーソンらが出演しています。ハバナの美しき景色やキューバ音楽を楽しめる映画です。
監督:ベニチオ・デル・トロ、パブロ・トラペロ、フリオ・メデム、エリア・スレイマン、ギャスパー・ノエ、ファン・カルロス・タビオ、ローラン・カンテ 出演者:ジョシュ・ハッチャーソン、ウラジミール・クルス、デイジー・グラナドス、オテロ・レンソリ、エミール・クストリッツァ、アレクサンダー・アブレウ、ダニエル・ブリュール、メルビス・サンタ・エステベス、レオナルド・ベニテス、エリア・スレイマン、セバスティアン・バルーソ、クリステラ・エレラ、ドゥニア・マトス、ミルタ・イバラ、ホルヘ・ペルゴリア、ベアトリス・ドルタ、ナタリア・アモーレ、アレクシス・ビダル、ほか
「思いやりのススメ」のネタバレあらすじ結末
思いやりのススメの紹介:2016年アメリカ映画。思いやりのススメの紹介:実の子を失って立ち治れないままの作家のベンが、介護士の資格を取って性格のひねくれたトレヴァーの世話をすることになります。お互いに時間を過ごすことで、前向きになっていく様子を描いたヒューマン映画です。
監督:ロブ・バーネット 出演:ポール・ラッド(ベン)、クレイグ・ロバーツ(トレヴァー)、セレーナ・ゴメス(ドット)、ミーガン・ファーガソン(妊婦)、ジェニファー・イーリー(エルサ)、ほか
「カサノバ(1976年)」のネタバレあらすじ結末
カサノバの紹介:1976年イタリア映画。18世紀のヴェネチアと周辺地域を舞台に、波乱とエクスタシーに満ちた生涯を送った資産家ジャコモ・カサノバの生涯を追う。いかにして彼は多くの女性とロマンスに至ったのか。
監督:フェデリコ・フェリーニ 出演:ドナルド・サザーランド(ジャコモ・カサノバ)、ティナ・オーモン(アンリエット)、マルガレート・クレマンティ(マッダレーナ)、サンドラ・エレーン・アレン(アンジェリーナ)、シシリー・ブラウン(マダム・デルフェ)、カルメン・スカルピッタ(マダム・シャルピヨン)、クララ・アルグランティ(マルコリーナ)、ダニエラ・ガッティ(ジゼルダ)、オリンピア・カルリシ(イザベラ)、シルヴァーナ・フサッキア(イザベラの妹)、クラリッサ・メアリー・ロール(アンナ・マリア)、ダニエル・エミルフォルク(デュ・ボワ)、ほか
「ガラスの城の約束」のネタバレあらすじ結末
ガラスの城の約束の紹介:2017年アメリカ映画。アルコール依存症、暴力的で定職につけない父親は子供を連れて放浪生活を始めます。学校にも行けずお腹の空いた子どもたちは不満ばかりです。父は「ガラスの城」なる理想の家を作ると約束しますが、父親の約束は守られるのでしょうか?『ガラスの城の約束』はいい加減な父に育てられた子供の視点から描いた自伝の映画化。原作はアメリカでベストセラーになりました。キャプテン・マーベルで注目されたブリー・ラーソンが主演、ブリーの本作での演技は批評家から高く評価されました。映画は主人公の成人した現在と少女時代の回想シーンで構成され、家族関係、親子愛などについて考えさせられる映画です。
監督:デスティン・ダニエル・クレットン 出演:ブリー・ラーソン(ジャネット・ウォールズ)、ウディ・ハレルソン(レックス・ウォールズ)、ナオミ・ワッツ(ローズマリー・ウォールズ)、マックス・グリーンフィールド(デヴィッド)、セーラ・スヌーク(ローリ)、ジョシュ・カラス(ブライアン)、ブリジェット・ランディ=ペイン(モーリーン)、ほか