ローラ殺人事件の紹介:1944年アメリカ映画。広告業界で活躍するローラがアパートで死体となって発見された。刑事は捜査をすすめるにつれ、肖像画の中のローラに恋心を抱き始める。映画の歴史で最も美しいとも言われたジーン・ティアニーの代名詞的作品。デイヴィッド・ラクシンによる流麗な音楽は後にジョニー・マーサー作詞のスタンダード曲「Laura」となる。この作品では元々プロデューサーに専念するはずだったオットー・プレミンジャーだったが、早い段階でルーベン・マムーリアンと監督を交代して成功をおさめて一流監督の地位を築いた。ジョゼフ・ラシェルもこの作品でアカデミー賞撮影賞を受賞した。
監督:オットー・プレミンジャー 出演者:ジーン・ティアニー(ローラ・ハント)、ダナ・アンドリュース(マーク・マクファーソン)、クリフトン・ウェブ(ウォルド・ライデッカー)、ヴィンセント・プライス(シェルビー・カーペンター)、ジュディス・アンダーソン(アン・トレドウェル)その他
サスペンス映画のネタバレ
「ローラ殺人事件」のネタバレあらすじ結末
「ピアッシング」のネタバレあらすじ結末
ピアッシングの紹介:2018年アメリカ映画。普通に見える男だが殺人衝動を持ち、売春婦とSMをして殺害する計画を立てます。しかしその女性には自殺願望があり、彼女の異常な行動から、二人の関係は意外な展開を見せます。『ピアッシング』は村上龍の原作をアメリカで映画化。81分の短い映画ですが二人の関係に目が離せなくなります。アメリカ映画批評サイトRotten Tomatoesの支持率も71%と高く、原作者の村上龍も「120%満足」しているとのことです。
監督:ニコラス・ペッシェ 出演:クリストファー・アボット(リード)、ミア・ワシコウスカ(ジャッキー)、ライア・コスタ(モナ)、マリア・ディッツィア、マリン・アイルランド、ウェンデル・ピアース、ほか
「デュプリシティ」のネタバレあらすじ結末
デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~の紹介:2009年アメリカ映画。企業スパイのレイと、同じくスパイで恋人のクレアは、大手総合商社のB&R社と敵対するエクイクロム社に秘密裏に雇われていたが、会社を出し抜き、大金を手に入れて逃避行する準備をしていた。
監督:トニー・ギルロイ 出演:ジュリア・ロバーツ(クレア・ステインウィック)、クライヴ・オーウェン(レイ・コヴァル)、トム・ウィルキンソン(ハワード・タリー)、ポール・ジアマッティ(ディック・ガーシック)、デニス・オヘア(デューク)、トーマス・マッカーシー(ジェフ・バウアー)、キャスリーン・チャルファント(パム)、ウェイン・デュヴァル(ネッド・ガストン)、ほか
「サンタ・サングレ/聖なる血」のネタバレあらすじ結末
サンタ・サングレ/聖なる血の紹介:1989年イタリア映画。母親に操られ、次々と女性を殺害していく青年の狂気を描いたサスペンス・スリラー。サーカスで生まれ育ったフェニックスは、ある夜、父が母の両腕を切り落として自殺するというショッキングな現場に居合わせてしまった。心を病んだフェニックスは精神病院に入れられ成人を迎える。そんな彼の前に両腕の無い母が現れ、近付く女性全てを殺害しろと命令するのだった。監督は「エル・トポ(1969年)」「ホーリー・マウンテン(1973年)」等で知られるカルト映画の巨匠アレハンドロ・ホドロフスキー。
監督:アレハンドロ・ホドロフスキー 出演者:アクセル・ホドロフスキー(フェニックス)、ブランカ・グエッラ(コンチャ)、ガイ・ストックウェル(オルゴ)、セルマ・ティゾー(刺青の女)、サブリナ・デニソン(アルマ)ほか
「ミステリアス・サマー」のネタバレあらすじ結末
ミステリアス・サマーの紹介:2002年アメリカ映画。保険会社の営業部長スコットとその妻コリは、バカンスとスコットのビジネスを兼ねてハワイへと飛んだ。そこでスコットは殺害されてしまう。コリは警察に正直に自白を始めるが…。
監督:マイク・セダン 出演:カーラ・スタイラー(コリ)、エディ・ジェイ(スコット)、クリストファー・ケリー(ビク)、ナオミ・ネクターレ(クリスティーナ)、ジェイス・パネビアンコ(マカナヘレ)、ほか
「ベニーズ・ビデオ」のネタバレあらすじ結末
ベニーズ・ビデオの紹介:1992年オーストリア映画。ミヒャエル・ハネケ監督の長編第2作目となるのが本作。感情の氷河化と評する通り少年ベニーがビデオカメラを通して映し出される物が何とも冷たく映ります。それは人の死であっても同様でした。子供なのに落ち着き払ったベニーがとても印象的です。
監督:ミヒャエル・ハネケ 出演:アルノ・フリッシュ(ベニー)、アンゲラ・ヴィンクラー(アンナ)、ウルリッヒ・ミューエ(ゲルログ)、ほか
「マドモアゼル」のネタバレあらすじ結末
マドモアゼルの紹介:1966年イギリス,フランス映画。外国から閉鎖的な村に季節労働でやって来た魅力的な男が、地元の女教師の狂気によって破滅の一途をたどる。作中に音楽はいっさい使われていないという珍しい作品。
監督:トニー・リチャードソン 出演: ジャンヌ・モロー(マドモアゼル)、エットレ・マンニ(マヌー)、ウンベルト・オルシーニ(アントニオ)、ケイス・スキナー(ブルーノ)ほか
「赤い手帳」のネタバレあらすじ結末
赤い手帳の紹介:2011年フランス映画。フランスの小さな村を訪れていたミステリー小説家は地元のスター、キャンディスが遂げた不可解な死に興味を寄せます。彼女の死の真相を突き止めようと取材を重ねるうち、キャンディスとマリリン・モンローの人生が極似していることが明らかになっていき…。フランス発のスタイリッシュなサスペンス映画です。
監督:ジェラール・ユスターシュ=マチュー 出演者:ソフィー・カントン(キャンディス)、ジャン=ポール・ルーヴ(ルソー)、ギヨーム・グイ(若い憲兵)、オリヴィエ・ラブルダン(小隊長)、クララ・ポンソ、エリック・リュフ、ほか
「悪のクロニクル」のネタバレあらすじ結末
悪のクロニクルの紹介:2015年韓国映画。大統領表彰を受け、昇進間近のチェ刑事課長は、部下たちが開いてくれた祝賀パーティの帰り道で、タクシーの運転手に命を狙われ、誤って運転手を殺してしまいました。昇進の事を考えたチェは指紋を全てふき取り、その場を立ち去りました。やがて捜査が始まり、追い詰められながらも犯人をねつ造したチェでしたが、部下のドンジェ刑事が、真相を知っており…という内容の韓国のクライムサスペンス映画です。
監督:ペク・ウナク 出演者:ソン・ヒョンジュ(チェ・チャンシク課長)、パク・ソジュン(ドンジェ刑事)、マ・ドンソク(オ刑事)、チェ・ダニエル(キム・ジンギュ)ほか
「アウトサイダー」のネタバレあらすじ結末
アウトサイダーの紹介:2018年アメリカ映画。日本のヤクザを海外目線で描いた作品ながら、日本人の俳優が多く出演し、ヤクザをリアルに描こうと試みている映画です。元米兵のアメリカ人が、ヤクザの闇社会へと介入していく作品となっています。
監督:マーチン・サントフリート 出演:ジャレッド・レト(ニック)、浅野忠信(清)、椎名桔平(オロチ)、忽那汐里(美由)、田中泯(白松)、大森南朋(勢津)ほか
「ザ・ドメスティックス」のネタバレあらすじ結末
ザ・ドメスティックス(The Domestics)の紹介:2018年アメリカ映画。政府によって散布された防毒の細菌によって、アメリカ全土の人々は死に絶え、大地は生き残ったギャング団たちが支配し、市民がギャング団から隠れるように生活していました。離婚危機のマークとニーナの夫婦は、ニーナの両親と連絡が取れなくなったことから、実家のあるミルウォーキーへ向かう事になりました。その為にはギャング団たちが支配する中西部を抜けなければなりませんでした…という内容のバイオレンス映画です。
監督:マイク・P・ネルソン 出演者:タイラー・ホークリン(マーク)、ケイト・ボスワース(ニーナ)、ソノヤ・ミズノ(ベツィー)、デヴィッド・ダストマルチャン(ウィリー)、ランス・レディック(ネイサン)ほか
「上海から来た女」のネタバレあらすじ結末
上海から来た女の紹介:1947年アメリカ映画。鬼才オーソン・ウェルズが製作・監督・脚本・主演を務めたサスペンス映画。共演は撮影当時ウェルズの妻であった40年代を代表するセックス・シンボル、リタ・ヘイワース。フィルム・ノワールの代表的作品の一つとして数えられ、特にミラーハウスのシーンは後に多くの映画でオマージュされるなど様々な作品に影響を与えています。
監督:オーソン・ウェルズ 出演者:リタ・ヘイワース(エルザ・ロザリー・バニスター)、オーソン・ウェルズ(マイケル・オハラ)、エヴェレット・スローン(アーサー・バニスター)、グレン・アンダース(ジョージ・グリズビー)、テッド・デ・コルシア(シドニー・ブルーム)、ほか
「スノー・ロワイヤル」のネタバレあらすじ結末
スノー・ロワイヤルの紹介:2019年アメリカ映画。壮絶な全くかみ合わない戦いが始まるーーー。2014年公開のノルウェー映画『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』を、同作のメガホンを執ったハンス・ペテル・モランド監督自らリメイクした作品で、息子を麻薬密売組織に殺された父親が始めた復讐劇はやがて二大犯罪組織の全面抗争へと発展していきます。
監督:ハンス・ペテル・モランド 出演:リーアム・ニーソン(ネルソン・“ネルズ”・コックスマン)、ローラ・ダーン(グレース・コックスマン)、エミー・ロッサム(キンバリー・ダッシュ刑事)、トム・ベイトマン(トレヴァー・“ヴァイキング”・カルコート)、ウィリアム・フォーサイス(ブロック・“ウィングマン”・コックスマン)、ジュリア・ジョーンズ(アヤ)、ドメニク・ランバルドッツィ(マスタング)、ラオール・トゥルヒージョ(ソープ)、ベンジャミン・ホリングスワース(デクスター)、ジョン・ドーマン(ギップ)、アレクス・ポーノヴィッチ(オスガルド刑事)、クリストファー・ローガン(シヴ)、ナサニエル・アルカン(スモーク)、ベン・コットン(ウィンデックス)、トム・ジャクソン(ホワイト・ブル)ほか
「ジョナサン ふたつの顔の男」のネタバレあらすじ結末
ジョナサン ふたつの顔の男の紹介:2018年アメリカ映画。2つの人格ジョナサンとジョンを持った青年は毎日午前7時から午後7時はジョナサン、午後7時から午前7時まではジョンと、2つの人格に別れて生活していた。ある時ジョンが恋人を作らないというルールを破った事により、青年の人生は狂って行く。
監督:ビル・オリバー 出演:アンセル・エルゴート(ジョナサン/ジョン)、スキ・ウォーターハウス(エレナ)、マット・ボマー(ロス)、パトリシア・クラークソン(ミナ・ナリマン博士)ほか
「内海の輪」のネタバレあらすじ結末
内海の輪の紹介:1971年日本映画。松山の呉服屋の嫁と、東京の大学の考古学者との不倫の行く末を描いた、松本清張の小説の映画化作品です。呉服屋の嫁を岩下志麻、考古学者を中尾彬が演じ、愛し合う二人が、憎悪に変わっていく様子を上手く描いています。
監督:斎藤耕一 出演者:岩下志麻(西田美奈子)、中尾彬(江村宗三)、三國連太郎(西田慶太郎)、富永美沙子(川北政代)、入川保則(江村寿夫)、夏八木勲(長谷記者)ほか