若草物語の紹介:1933年アメリカ映画。ルイーザ・メイ・オルコットの自伝的小説を原作とする初のトーキー映画。南北戦争期のアメリカ東部の町に住む、少女から大人の女性に変わりつつある四人姉妹。おてんばな次女を演じたキャサリン・ヘプバーンは、草創期のヴェネチア国際映画祭が設けた女優賞の最初の受賞者となった。脚本のサラ・Y・メイソン、ヴィクター・ヒアマンは第6回アカデミー賞脚色賞を受賞している。監督ジョージ・キューカーとヘプバーンは1979年のテレビ映画に至るまで長い協力関係を保つ。
監督:ジョージ・キューカー 出演者:キャサリン・ヘプバーン(ジョー)、フランシス・ディー(メグ)、ジーン・パーカー(ベス)、ジョーン・ベネット(エイミー)、ポール・ルーカス(ベア教授)、エドナ・メイ・オリヴァー(マーチおばさん)、ダグラス・モンゴメリー(ローリー)、スプリング・バイイントン(お母さん)、ほか
ドラマ映画のあらすじ
「若草物語(1933年)」のネタバレあらすじ結末
「イロイロ ぬくもりの記憶」のネタバレあらすじ結末
イロイロ ぬくもりの記憶の紹介:2013年シンガポール映画。本作が長編デビューとなる監督アンソニー・チェンが、自身の少年時代に体験した出来事をモチーフに作り上げたのが本作品です。わがままに育った主人公の元に、住み込みのメイドとしてやってきたテレサとの交流を描いています。
監督:アンソニー・チェン 出演:コー・ジャールー(ジャールー)、アンジェリ・バヤニ(テレサ)、ヤオ・ヤンヤン(ジャールーの母)、チェン・ティエンウェン(ジャールーの父)、ほか
「緋牡丹博徒」のネタバレあらすじ結末
緋牡丹博徒(ひぼたんばくと)の紹介:1968年日本映画。明治時代を舞台に、背中に緋牡丹の刺青を持つ女博徒“緋牡丹のお竜”の生きざまを描いた任侠映画シリーズ『緋牡丹博徒』のシリーズ第1作です。何者かに暗殺された父の仇を探すお竜は、旅先である渡世人の男と出会うのですが…。
監督:山下耕作 出演者:富司純子(矢野竜子(緋牡丹のお竜))、若山富三郎(熊坂虎吉(熊虎))、山本麟一(フグ新)、待田京介(不死身の富士松)、金子信雄(岩津源蔵)、清川虹子(お神楽のおたか)、山城新伍(吉太郎)、三島ゆり子(君香)、大木実(加倉井)、高倉健(片桐直治)ほか
「幻の光」のネタバレあらすじ結末
幻の光の紹介:1995年日本映画。ゆみ子は夫の郁夫と幸せな結婚生活を送っていたが、ある日、郁夫は線路を歩いて自殺を図り亡くなってしまう。郁夫の自殺の原因が分からないまま、ゆみ子は民雄という男性と再婚するために金沢に移り住む。ゆみ子の喪失感を淡々と描写した物語。今作は是枝裕和の劇場映画デビュー作であり、国内外で高い評価を得た。
監督:是枝裕和 出演者:江角マキコ(ゆみ子)、浅野忠信(郁夫)、内藤剛志(民雄)、木内みどり(道子)、柄本明(喜大)、柏山剛毅(勇一)、渡辺奈臣(友子)、赤井英和(喫茶店のマスター)、ほか
「河内山宗俊」のネタバレあらすじ結末
河内山宗俊の紹介:1936年日本映画。露店で甘酒屋を営むお浪は、弟・広太郎の素行の悪さに手を焼いています。そのお浪にいつも気持ちよく接しているのが、森田屋の用心棒・市之丞です。広太郎がやくざの河内山宗俊に目をかけてもらうようになったのも何かの縁でした。市之丞と宗俊に友情が芽生えていきます。ふたりは姉弟に悪さをする奴らを次々にやっつけます。
監督:山中貞雄 出演者:沢村国太郎(河内山宗俊)、中村翫右衛門(金子市之丞)、原節子(お浪)、市川扇升(広太郎)、市川莚司(健太)、清川荘司(北村大善)、坂東調右衛門(森田屋清三)ほか
「灼熱のポールダンス」のネタバレあらすじ結末
灼熱のポールダンスの紹介:2006年プエルトリコ,アメリカ映画。子供の頃から父親にバレエを習い、バレエ・ダンサーになる夢を持ちながらもピザ屋で働くアマリリスが、父親の死を経て、プエルトリコからニューヨークに移り、生活の為ストリップ劇場に勤めます。そこでポールダンスを踊りながらも夢を捨てられないアマリリスは、ブロードウェイダンサーになれるのか、一人のダンサーの人生と隣に住む孤独な老人マイルズの人生を描いた作品で、見所はダンス、それもバレエ・サルサ・ポールダンスにフラメンコと、ダンス好きな人には嬉しい名作です。
監督:アルフレード・デ・ビーヤ 出演:ロゼリン・サンチェス(アマリリス)、ビル・デューク(マイルズ)、D・B・スウィーニー(クリスチャン)、ジェイミー・ティレリ(フランコ)、エリカ・ミシェルズ、ほか
「風雲児信長(織田信長)」のネタバレあらすじ結末
風雲児信長(別題:織田信長)の紹介:1940年日本映画。1940年に『織田信長』として公開され、戦後の1954年に『風雲児信長』と改題されて公開された90分バージョンの映画。戦国時代の武将・織田信秀の嫡男・信長は、手の付けられない暴れん坊として城下に知れ渡っています。隣国の主・斉藤道三は、その信長とわが子・濃姫との政略結婚を企てます。天下人を目指す信長はいかに。片岡千恵蔵演じる信長がスクリーンいっぱいに暴れまわる痛快時代劇です。
監督:マキノ雅弘 出演者:片岡千恵蔵(織田信長)、志村喬(平手政秀)、高木永二(斉藤道山)、宮城千賀子(濃姫)、宗 春太郎(松平竹千代)
「すっ飛び駕」のネタバレあらすじ結末
すっ飛び駕(すっとびかご)の紹介:1952年日本映画。渡世人の河内山宗俊は、数寄屋坊主と偽って江戸の町内をシマにゆすりたかりを働いています。宗俊はある日、追手から逃れようとしている若侍の市之丞を救います。宗俊が暮らすヤクザ社会、市之丞が育った武家社会、互いに背景の異なるふたりが直面する問題に立ち向かいます。
監督:マキノ雅弘 出演者:大河内傳次郎(河内山宗俊)、河津清三郎(片岡直次郎)、南条新太郎(金子市之丞)、黒川弥太郎(盛田屋清蔵)、三浦美津子(お銀)、長谷川裕美子(三千蔵)ほか
「人情紙風船」のネタバレあらすじ結末
人情紙風船の紹介:1937年日本映画。裏長屋の住人・髪結いの新三(しんざ)は、何かと人騒がせな遊び人だった。新三の隣の部屋の主・海野又十郎は、貧乏暮らしをよぎなくされている浪人である。江戸市中・深川を舞台に、市井の人びとと男ふたりの奇縁を描いた人情時代劇の傑作。監督は若き巨匠、山中貞雄。撮影は、ハリウッド帰りの名手、ハリー・三村こと三村明である。
監督:山中貞雄 出演:河原崎長十郎(海野又十郎)、中村翫右衛門(髪結いの新三)、橘小三郎(毛利三左衛門)、市川笑太朗(弥太五郎源七)ほか
「黒蜥蜴」のネタバレあらすじ結末
黒蜥蜴(くろとかげ)の紹介:1962年日本映画。宝石商をしている岩瀬の娘・早苗を誘拐すると予告した黒蜥蜴は、予告通り早苗を誘拐。一度は早苗を取り返したものの、再び実家から誘拐された早苗を追って、名探偵明智小五郎が奇抜なアイデアで事件を解決に導く江戸川乱歩の長編探偵小説の映画化作品です。1962年と1968年の2度、実写映画化されています。
監督:井上梅次 出演者:京マチ子(黒蜥蜴/緑川夫人)、大木実(明智小五郎)、 叶順子(岩瀬早苗)、川口浩(雨宮潤)、三島雅夫(岩瀬庄兵衛)ほか
「バルフィ! 人生に唄えば」のネタバレあらすじ結末
バルフィ! 人生に唄えばの紹介:2011年インド映画。1970年代を舞台に、自閉症と聴覚障害というそれぞれに不自由さを抱えた二人の少年少女の関係を描くヒューマンドラマ。低予算ながらも2012年で最も売れたボリウッド映画となり、アカデミー外国語映画賞へのノミネートを始めとして、国内外の数々の映画祭で高い評価を受けた。。
監督:アヌラーグ・バス 出演者:ランビール・カプール(バルフィ)、 プリヤンカー・チョープラー(ジルミル)、イリヤーナー・デクルーズ(シュルティ)、サウラーブ・シュクラ(スダンシュ・ドゥッタ検査官)、アーカーシュ・クラーナ(バハドゥール)、ほか
「黒いオルフェ」のネタバレあらすじ結末
黒いオルフェの紹介:1959年フランス映画。ギリシア神話に登場するオルペウス(オルフェ)とエウリュディケ(ユリディス)の物語をモチーフにしたニシウス・ヂ・モライスの戯曲『オルフェウ・ダ・コンセイサゥン』を、舞台を映画製作当時のブラジル・リオデジャネイロに移して映画化した作品です。カーニバルで浮かれるリオの街を背景に、ギターの名手である黒人の市電運転手と謎の男に追われる黒人女との悲恋が描かれます。
監督:マルセル・カミュ 出演者:ブレノ・メロ(オルフェ)、マルペッサ・ドーン(ユリディス)、マルセル・カミュ(エルネスト)、ファウスト・グエルゾーニ(ファウスト)、ルールデス・デ・オリベイラ(ミラ)、レア・ガルシア(セラフィナ)、アデマール・ダ・シルバ(死神)ほか
「レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い」のネタバレあらすじ結末
レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想いの紹介:1994年アメリカ映画。1979年に発表されたジム・ハリソンの中編小説『Legends of the Fall』を映画化した大河ドラマです。20世紀前半のアメリカを舞台に、大自然の中で育った三兄弟がひとりの女性との出逢いを機に家族の絆を失い、それを取り戻していく過程が描かれます。第67回アカデミー賞で撮影賞を受賞しています。
監督:エドワード・ズウィック 出演:ブラッド・ピット(トリスタン・ラドロー)、アンソニー・ホプキンス(ウィリアム・ラドロー)、エイダン・クイン(アルフレッド・ラドロー)、ジュリア・オーモンド(スザンナ・フィンキャノン・ラドロー)、ヘンリー・トーマス(サミュエル・ラドロー)、クリスティーナ・ピクルス(イザベル・ラドロー)、ゴードン・トゥートゥーシス(ワン・スタッブ)、ポール・デズモンド(デッカー)、カリーナ・ロンバード(イザベル・トゥー・デッカー・リンドー)、タントゥー・カーディナル(ペット・デッカー)、ロバート・ウィズデン(ジョン・T・オバニオン)、ジョン・ノヴァック(ジェームズ・オバニオン)、ケネス・ウォルシュ(ティナート保安官)ほか
「顔(2000年)」のネタバレあらすじ結末
顔の紹介:2000年日本映画。『どついたるねん』『傷だらけの天使』などを手掛けた阪本順治監督が主演に藤山直美を迎えて製作した異色の犯罪ドラマです。実在した強盗殺人犯の事件をベースとし、引きこもり生活を送っていた冴えない女が罪を犯してしまったことにより外の世界に逃げ出し、様々な人々との出会いを通じて人の温かさと生きる意欲に目覚めていく過程を描きます。
監督:阪本順治 出演者:藤山直美(吉村正子)、佐藤浩市(池田彰)、豊川悦司(中上洋行)、大楠道代(中上律子)、國村準(狩山健太)、牧瀬里穂(吉村由香里)、渡辺美佐子(吉村常子)、18代目中村勘三郎(山本俊郎)、岸部一徳(花田英一)、早乙女愛(狩山咲子)、内田春菊(喫茶店の女)、中島陽典(島の警察官)ほか
「遙か群衆を離れて(1967年)」のネタバレあらすじ結末
遙か群衆を離れての紹介:1967年イギリス映画。イギリスの文豪トーマス・ハーディの小説『Far from the Madding Crowd』を『いつも2人で』のフレデリック・ラファエルが脚本、『ダーリング』のジョン・シュレシンジャーが監督を手掛けて映画化した恋愛ドラマです。19世紀、ヴィクトリア朝時代のイングランド西部の田舎を舞台に、農場を相続した若い女性と男たちの恋愛模様を描きます。
監督:ジョン・シュレシンジャー 出演者:ジュリー・クリスティ(バスシェバ・エヴァーディーン)、テレンス・スタンプ(フランシス・“フランク”・トロイ)、ピーター・フィンチ(ウィリアム・ボールドウッド)、アラン・ベイツ(ガブリエル・オーク)、プルネラ・ランサム(ファニー・ロビン)、フレディー・ジョーンズ(ケイニー・ボール)、フィオーナ・ウォーカー(リディー)、アンドリュー・ロバートソン(アンドリュー・ランドル)ほか