バッド・バディ!私とカレの暗殺デートの紹介:2016年アメリカ映画。2012年に全米大ヒットを記録したSFスリラー「クロニクル」。この作品の脚本で注目を浴びたマック・ランディスが、制作・脚本を手掛けたアクションコメディ。男運に恵まれないアラサー女性のマーサが、偶然に出会った殺し屋と恋に落ちる。おかげで怪しい組織に命を狙われるハメになるものの、実はマーサにも秘めたる殺しの才能があった…。「ピッチ・パーフェクト」シリーズでお馴染みのアナ・ケンドリック主演。共演には、サム・ロックウェルやティム・ロスなどの曲者役者が並ぶ。音楽とアクションが盛りだくさんの、胸がスカッとする痛快な一作。
監督:マック・ランディス 出演者:アナ・ケンドリック(マーサ)、サム・ロックウェル(フランシス)、ティム・ロス(ホッパー)、リチャード・カーティガン(リッチー)、ジェームス・ランソン(ヴォン)、ケイティ・ネイラ(ソフィ)、RZA(スティーヴ)ほか
映画「バッドバディ!私とカレの暗殺デート」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「バッドバディ!私とカレの暗殺デート」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バッド・バディ!私とカレの暗殺デートの予告編 動画
映画「バッドバディ!私とカレの暗殺デート」解説
この解説記事には映画「バッドバディ!私とカレの暗殺デート」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
バッド・バディ!私とカレの暗殺デートのネタバレあらすじ:起
小学生の頃、「大きくなったらティラノザウルスになりたい!」などと言っていたユニークでお転婆な少女、マーサ。23年後の今、アラサーとなった彼女は、恋人ジェフと幸せな同棲生活を送っていました。そんな毎日が一転する、悪夢のような出来事が。ジェフが他の女性と浮気をしていたのです。ショックを受けるマーサに対し、こともあろうか3人で仲良くやろうなどと持ちかけるジェフ。マーサは怒り爆発、家を飛び出し、親友ソフィのアパートへ転がりこみます。ソフィの慰めも虚しく、マーサの傷ついた心は回復しそうにありません。そんなある日、たまたま入ったスーパーで買い物中のマーサの前に、1人の見知らぬ男が現れました。男はマーサに運命を感じたのか、いきなり強烈なナンパを仕掛けてきます。男に興味を持ったマーサはOKし、2人はホットドッグを食べながら互いの身の上話をします。男は自分の職業を殺し屋だと言い、マーサは冗談だと笑いとばします。ところがそれは本当で、男を狙う謎のスナイパーが現れます。なんとかその場を逃げ出し、気持ちが高ぶった2人はそのままマーサの家のベッドで過ごします。
バッド・バディ!私とカレの暗殺デートのネタバレあらすじ:承
翌朝マーサが目覚めると、「今夜会おう」と男から置手紙がありました。新たな恋に有頂天になるマーサでしたが、ソフィは男の名前さえ知らないと言うマーサのことが心配でたまりません。実際、男はかなり危険な立場にいました。マフィアの兄弟、リッチーとヴォンに命を狙われているだけでなく、男に殺し屋のテクニックを仕込んだ元恩師のホッパーもまた、殺し屋から足を洗おうとしている男を捕まえ、教育し直そうと考えていたのです。そんな男と夜のレストランで再会したマーサ。早くもラブラブモードに突入しますが、そこへ銃を持ったリッチーの手下が現れます。男はマーサを店内に残し、駐車場で手下を始末します。その後、マーサの家を訪れた男は、見事なナイフさばきを披露してマーサを驚かせます。しかし、同じ才能がマーサにもありました。男が投げたナイフを見事に受け止めたマーサ。男はそんなマーサの才能を最初から見抜いていたのです。しかし翌日、またもや現れた殺し屋を、男は軽々と始末します。その様子を目の当たりにして驚いたマーサの気持ちは一転、恐怖に固まり家に逃げ帰ってしまいます。マーサと男のやりとりを見張っていたリッチーの一味は、マーサの家に男が現れたところを殺そうと計画。しかし、男より先にマーサの家を訪ねて来たのは、FBIのふりをして男の行方を聞き出そうとしたホッパーでした。
バッド・バディ!私とカレの暗殺デートのネタバレあらすじ:転
マーサの家にやって来た男は、張り込んでいたホッパーを気絶させてバスルームへ隠します。マーサは男への愛情が再燃、2人は熱いキスを交わします。家を抜け出したマーサと男を、リッチーに雇われたスナイパーのスティーヴが銃で撃ってきました。マーサを庇って銃弾を手に受けてしまった男ですが、わらわらと現れた手下達を相手に銃で反撃。二度と殺しはしたくないという決心を貫き、脚を狙って次々と倒します。ヴォンはマーサをさらい、女を取り戻したければアジトに来いと言い捨てて消えます。そこに現れたホッパーは、男のふがいなさを責めます。ホッパーは男のことを「フランシス」と呼びます。それが男の名前でした。ホッパーを振り切り、フランシスはマーサを救いに向かいます。マーサは、リッチーのアジトに拉致されます。ところがヴォンの本当の狙いはフランシスではなく、フランシスに兄のリッチーを殺害させ、自分が次のリーダーになろうと目論んでいたのでした。スティーヴは再びフランシス殺しを命じられますが、実はリッチーよりフランシスの肩を持つようになっていました。そのため現れたフランシスを撃つことなく、フランシスは二兆拳銃で屋敷に乗り込みます。フランシスはリッチーとヴォンに兄弟で話し合うよう言うと、マーサを探しに部屋へ向かいます。ヴォンはリッチーを射殺し、フランシスを追いかけます。
バッド・バディ!私とカレの暗殺デートの結末
ヴォンの手下のジョニー・ムーンがマーサを部屋から連れ出しますが、マーサは秘めたる力を発揮し、ジョニーをナイフで始末します。さらに、銃で撃ってきたヴォンを相手にひるむことなく、銃で撃ち返して殺します。フランシスの前に再びホッパーが現れ、2人は殴り合いになります。殺し屋から足を洗うなんて無理だと言うホッパーを、フランシスは気絶させます。ホッパーには高額の懸賞金がかかっており、フランシスはスティーヴにホッパーを預けます。大金が手に入ると知ったスティーヴは、大喜びでフランシスに感謝します。マフィアもかつての恩師も消え、ようやく会えたフランシスとマーサ。マーサがジョニー・ムーンとヴォンを始末したと聞き、フランシスは驚きながらも感心します。そして2ヵ月後。フランシスとマーサはベトナムを旅行中でした。相変わらずラブラブの2人は、露天で食事をとりながら次にどこへ行くかを決めかねています。離れたバンの後部から、フランシスを狙う新たなスナイパーの姿がありました。スナイパーはひたすら銃でフランシスを狙っていましたが、ふと気づくと一緒にいたはずのマーサの姿がありません。おどろいたスナイパーが顔を上げると、目の前にはいつのまにかマーサが立っています。マーサは笑顔で、スナイパーに向かって引き金を引きます。
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