Mr.ルドルフォ 恋のジュビリの紹介:2017年アメリカ, イタリア, ドイツ映画。自殺に失敗しボヘミアンらに助けられた著名なデザイナー、ルドルフォの失踪を巡って、彼の殺害をもくろむCEO、雇われた殺し屋、彼らを追う警官らのドタバタを描いたコメディ。
監督:マイケル・グローバー 出演:クリスティアーネ・パウル、フランチェスコ・マッツェイ、スティグ・エルドレド、マイケル・ロスマン、ほか
映画「Mr.ルドルフォ 恋のジュビリ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Mr.ルドルフォ 恋のジュビリ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
Mr.ルドルフォ 恋のジュビリの予告編 動画
映画「Mr.ルドルフォ 恋のジュビリ」解説
この解説記事には映画「Mr.ルドルフォ 恋のジュビリ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Mr.ルドルフォ 恋のジュビリのネタバレあらすじ:起・デザイナーの憂鬱
イタリアのデザイナー、トニーことアントニオ・ルドルフォは自身のブランドである”ルドルフォ”を設立して成功、富と名声を手にしたが自殺願望に取りつかれていた。
一方、デザイナー自身の死がブランドの株価を上昇させると悟った”ルドルフォ”のCEOは、イギリス人の殺し屋エドワードとコリンの2人組を雇ってルドルフォ殺害をもくろむ。
仕事でベルリンに来ていたトニーはナイトクラブでスタッフに囲まれていたが、彼らの目を盗んで店を抜け出したところを殺し屋2人組が発見、彼の後をつけていく。ほどなくトニーは川まで来ると、拾ったロープで体にブロックをくくりつけて川に飛び込む。
一部始終を見ていた2人組は手を下すまでもなかったと立ち去っていく。ところがロープがほどけて浮上してしまったトニーは、岸に上がったところで階段から転げ落ちて重傷を負い、居合わせたボヘミアンの男女に助けられる。
Mr.ルドルフォ 恋のジュビリのネタバレあらすじ:承・行方不明の謎
一方、”ルドルフォ”のCEOは翌日になっても死亡記事が出ないことにやきもきするするが、スタッフから、トニーが行方不明だと連絡を受けてホッとする。彼はマスコミに漏れることを期待して警察に届け出るようスタッフに言い渡す。
そんな中、地元警察の刑事ミュラーとシュミットはインターポールに呼び出される。彼らがSNSにアップしたナイトクラブでの自撮り写真にエドワードとコリンが映りこんでいたことから、インターポールはトニーの失踪に2人の殺し屋の関与を疑い、ミュラーとシュミットにも捜査協力を持ち掛ける。
Mr.ルドルフォ 恋のジュビリのネタバレあらすじ:転・CEOのさらなる陰謀
ボヘミアンらが集まって暮らす家に運び込まれたトニーは、そこで画家のペトラの手厚い看護を受けて徐々に回復していく。彼らの長であるバリーは連絡をとりたい人はいないと言うトニーを仲間に迎え入れることにし、アーチストである彼らのショーの手伝いをしながら日々を過ごし、やがてトニーとペトラは恋に落ちる。
ある日、川からトニーの上着が発見され、残っていた手帳に自殺の方法が残されていたことから、トニー自殺説がマスコミに取り上げらる。
予想通り”ルドルフォ”の株価は上昇するが、インターポールが殺し屋の関与をマスコミにリークし、2人の写真が公表されたことで焦ったCEOは、2人組の口を塞ぐべく、今度は女暗殺者を雇う。
Mr.ルドルフォ 恋のジュビリの結末:デザイナー発見
バリーの家で一同がショーの準備をしていると、一帯の再開発を計画している不動産会社から立ち退き命令の通達が届けられる。元弁護士の知人に相談しようとトニーとペトラがカフェを訪れると、そこにエドワードとコリンも現れる。
殺し屋2人組を張っていたインターポールと刑事たちはトニーが生きていることを知り、彼らもトニーに続く殺し屋の後をつけて行くが、その後ろを女暗殺者もつけていた。
バリーの家に戻ったトニーは自分の素性を明らかにしようとするが、その時エドワードとコリンが現れるが、大勢のボヘミアンを前に彼らはトニー殺害をあきらめて去って行く。その後、警察によってトニーは保護された。
トニー発見のニュースが大々的に取り上げられ、事の真相が明らかになる。その後、トニーは”ルドルフォ”をベルリンに移転、CEOは辞任して国会議員になった。そして大手不動産会社を買収してバリーの家を守り、トニーはペトラやボヘミアンたちと自由な日々を過ごすのだった。
以上、映画「Mr.ルドルフォ 恋のジュビリ」のあらすじと結末でした。
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