9<ナイン> 9番目の奇妙な人形の紹介:2009年アメリカ映画。9が目を覚ました世界は既に人間の滅びた荒廃した世界だった。街は荒れ果て所々で息絶えた人の姿が見える。そんな誰もいないと思われていたこの世界で9はある出会いをする。それは自分と同じ、まるで誰かに作られたかのような人形の姿をした仲間達だった。その出会いに喜ぶ9、しかしそれはすぐに絶望へと変わっていく。シェーン・アッカー監督の短編アニメーション「9」をティム・バートン製作シェーン・アッカー監督で長編アニメーション映画化。短編版「9」はアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート。
監督:シェーン・アッカー 出演:9(イライジャ・ウッド) 8(フレッド・タタショア) 7(ジェニファー・コネリー) 6(クリスピン・グローヴァー) 5(ジョン・C・ライリー) 2(マーティン・ランドー) 1(クリストファー・プラマー)
映画「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
9<ナイン> 9番目の奇妙な人形の予告編 動画
映画「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」解説
この解説記事には映画「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
9<ナイン> 9番目の奇妙な人形のネタバレあらすじ:目覚め
激しい衝撃で目を覚ました9。高い所から落ちたらしいが、ここがどこで自分が誰かも分からない。そして目の前に横たわる自分より遥かに巨大なものの姿に驚いた。
窓を開けると目の前には荒廃した世界が広がっていた。そしてその世界を歩く人影を見つけた9は、彼を追うべく外の世界へと足を踏み出した。
その人物が敵か味方か分からなかった9は、つい彼を思いっきり殴ってしまった。しかしすぐに仲間だと気付いた9、それは彼が自分と瓜二つの姿をしていたから。そして彼に敵意が無かったからだった。
9<ナイン> 9番目の奇妙な人形のネタバレあらすじ:獣
彼は2。同じ仲間を見つけ喜んでいた。しかしその喜びはすぐに絶望へと変わった。ビーストと呼ばれる巨大な機械が彼らを襲った。そして激しい闘いの末、その機械は2を捕まえどこかへ去って行ってしまった。
そして9もその闘いで傷つき気を失ってしまう。9はベッドで目を覚ました。そこは彼と同じような者達が住む教会。そこでは1と名乗る人物が全てを指揮していた。
9は彼に2の救出を申し出た。しかし1は取り合うことなく、仕方なく9は一人で彼の元へと救出に向かうことにした。そんな9に協力者がいた。5はさらわれた2と親交があり9と共に行くことを決意した。
9<ナイン> 9番目の奇妙な人形のネタバレあらすじ:機械
敵のアジトの元へと辿り着いた二人はすぐに2を発見。しかし先ほどの機械に襲われピンチに陥ることになる。そこへある者が現れ、あっという間にその機械の首を切り落とした。
それは長らく姿を消していた7だった。感動の再会と2の救出の成功、絶望が希望に変わった瞬間だった。しかしその希望もまたすぐに崩れ去る。
9が目覚めたときに見つけたある小さな機械。それをはめる穴がそこにあった。そして9はそれをはめた。2はすぐにそれを外そうと試みるも失敗、強烈な光が2を覆い、彼はまるで魂を抜かれたように地面に横たわってしまう。それと同時に大きな機械が唸りをあげて動きだし、9達を襲い始めた。
9<ナイン> 9番目の奇妙な人形の結末:真実
そこから脱出した3人は7の先導でさらなる仲間の元へと向かった。膨大な知識を持つ双子。彼らの持つ知識にはその機械の詳細が記されていた。
それは、かつてこの世界を滅ぼした機械を作り出したマシーン。さらに9がはめ込んだあの小さな機械にももう一つ秘密があった。再び襲い掛かってくる巨大なマシーン。彼らは持てる力を使いなんとかマシーンの破壊に成功。そして9はあの小さな機械を取り出した。
そして彼が最初に見た横たわる人物、彼らを作った博士の示した通りに、その機械を操作する。すると中からマシーンに吸い込まれた仲間が現れた。そして彼らは揃って空へと浮かび、消えて行った。荒廃した街に雨が降り出した。
以上、映画「9<ナイン> 9番目の奇妙な人形」のあらすじと結末でした。
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