吸血鬼ノスフェラトゥの紹介:1922年ドイツ映画。吸血鬼を扱ったホラー映画の元祖にして、最高傑作の呼び声高いホラー&アート作品。不動産会社で働くフッターは、社長ノックの指示でトランシルヴァニアに住む貴族オルロック伯爵の城へ出向いた。オルロック伯爵は不気味な雰囲気を纏い、不意に流れたフッターの血に異様に興奮している。実はオルロック伯爵の正体は、恐ろしい吸血鬼だったのだ。ノックはオルロック伯爵の手下であり、フッターの妻エレンの血を主人に捧げるため、フッターをトランシルヴァニアに向かわせていた。それに気付いたフッターは、オルロック伯爵の襲撃を受けながらも何とかエレンのもとに帰還する。しかしエレンは既に吸血鬼の呪いによって夢遊病に苦しめられていた。別題は「吸血鬼ノスフェラートゥ 恐怖の交響曲」「吸血鬼ノスフェラトゥ 恐怖の交響曲」。
監督:F・W・ムルナウ 出演者:マックス・シュレック(オルロック伯爵)、アレクサンダー・グラナック(ノック)、グスタフ・フォン・ワンゲンハイム(トーマス・フッター)、グレタ・シュレーダー(エレン・フッター)、ゲオルク・H・シュネル(ハーディング)ほか