あるスキャンダルの覚え書きの紹介:2006年イギリス映画。定年間近の教師バーバラは、新任で職場に入ってきた若い教師シーバに惹かれます。そして、シーバが15歳の生徒である少年と関係を持っていることを知り、彼女に更に近づこうとします。アメリカで実際に起きた女教師の事件がもとになっています。
監督:リチャード・エアー 出演者:ジュディ・デンチ(バーバラ・コヴェット)、ケイト・ブランシェット(シーバ・ハート)、ビル・ナイ(リチャード・ハート)、アンドリュー・シンプソン(スティーヴン・コナリー)、ジュノー・テンプル(ポリー・ハート)ほか
映画「あるスキャンダルの覚え書き」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「あるスキャンダルの覚え書き」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
あるスキャンダルの覚え書きの予告編 動画
映画「あるスキャンダルの覚え書き」解説
この解説記事には映画「あるスキャンダルの覚え書き」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
あるスキャンダルの覚え書きのネタバレあらすじ:起
定年まであと一年となった歴史教師であるバーバラ(ジュディ・デンチ)の務める学校に、新任で芸術を担当するシーバ(ケイト・ブランシェット)という教師がやってきます。シーバはかなり年上の夫リチャード(ビル・ナイ)と娘、そしてダウン症の息子とともに暮らしていました。
バーバラはシーバに惹かれながら、彼女のことを観察するとともに日記に記していきます。
あるスキャンダルの覚え書きのネタバレあらすじ:承
ある日、シーバの担当する生徒の一人であるスティーヴンが、他の生徒と喧嘩をします。シーバを助けたバーバラを、シーバは食事に誘い仲良くなります。
学校の学芸会へシーバの様子を見に行ったバーバラは、スティーヴンとシーバが関係をもっているところを覗いてしまいます。バーバラはシーバに説明するように要求し、スティーヴンが絵を見てほしいと持ってきて、シーバに告白し、二人が関係を持つまでになってしまったことを明かします。
あるスキャンダルの覚え書きのネタバレあらすじ:転
秘密を共有することで特別になれたと考えたバーバラは喜びますが、シーバにはスティーヴンと別れるように助言します。シーバは、校長にはこのことを黙っていてほしいとバーバラに頼み、バーバラは了解します。スティーヴンに別れを告げるシーバでしたが、頑固なスティーヴンに負けて関係を続けてしまいます。
バーバラは飼い猫が死んだショックで、シーバに助けを求めますが、シーバはバーバラに時間をかけることが出来ずに怒らせてしまいます。バーバラはシーバへの腹いせにスティーヴンとの関係を噂として同僚に話してしまいます。それによりシーバはスティーヴンの母親に殴られ、リチャードにも関係を知られてしまいます。
あるスキャンダルの覚え書きの結末
シーバは警察から事情聴取を受けることになり、バーバラは校長に呼び出されます。バーバラは過去に女性をストーカーをしたということで警察から注意を受けていたのでした。
シーバはバーバラが噂を流したとは知らずに彼女に助けを求めますが、バーバラの日記を読んでしまいます。シーバは精神的にボロボロになり家へと帰り、リチャードが彼女を静かに迎え入れます。
後日、バーバラはシーバの事件を読んでいる若い女性をコンサートへ誘います。
以上、映画「あるスキャンダルの覚え書き」のあらすじと結末でした。
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