のぞきめの紹介:2015年日本映画。AKBの板野友美をヒロインに据えたホラー映画です。都内で変死した若者を調べるうち、ダム湖に沈んだ侶磊村(ともらいむら)に伝わる『のぞきめ』が関係しているとわかり、彩乃と信二が調査を始める・・・という内容です。
監督:三木康一郎 出演者:板野友美(三嶋彩乃)、白石隼也(津田信二)、入来茉里(岩登和世)、東ちづる(岩登佳世子)、小澤亮太(城戸勇太郎)、吉田鋼太郎(四十澤想一)ほか
映画「のぞきめ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「のぞきめ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
のぞきめの予告編 動画
映画「のぞきめ」解説
この解説記事には映画「のぞきめ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
のぞきめのネタバレあらすじ:起
何かに取りつかれたような若い男性の城戸勇太郎がガムテープを買いあさっています。部屋に戻ると、部屋の隙間をガムテープで全て止めていました。勇太郎の彼女の岩登和世が何度も電話をかけたり、メールしますが一切返事は来ませんでした。やがて勇太郎を覗く目玉が現れました。三嶋彩乃はテレビ局MMTに勤務し、自分の編集した料理番組のことで上司からやり直しを命じられていました。徹夜業務になり、一人で編集していると、報道局の社員から電話があり、事故の現場にカメラを持って来いと言われ、現場に着くと、アパートの階段の踊り場で城戸勇太郎の不気味にねじれた死体がありました。ニュースのレーポートも務めた彩乃は、報道局の男性から奇妙な話を聞きました。勇太郎の死体の口には泥が詰まっていたというのです。気になった彩乃は勇太郎のアパートを訪ねました。
のぞきめのネタバレあらすじ:承
アパートには岩登和世がいました。彼女も何かに怯えているようでした。ガムテープだらけの勇太郎の部屋で話をしていましたが、和世もまた覗かれる目玉を見て叫びながら部屋を飛び出しました。その後和世は入院し、彩乃は和世から二人の話を聞きました。和世と勇太郎は山にハイキングに行ったとき、コースをたどりながら六部峠につきました。そしてそこから下に見える集落のお寺に行ってからおかしくなったと言いました。彩乃は彼氏である作家志望の信二を連れて六部峠に向かいました。和世が映した画像を元にたどり着きました。しかし下に見える集落はダム湖で沈んでいました。集落に行くという彩乃が歩きはじめると信二が、白衣を着た女の子を見つけ逃げようと言い、二人は逃げました。二人は調査の結果、ダム湖に沈んだ侶磊村には『のぞきめ』というお化けの伝承がありました。そして詳しく知る為に、二人は四十澤想一に会いに行きました。
のぞきめのネタバレあらすじ:転
四十澤想一は大学時代、侶磊村に行きました。外部の人を寄せ付けない村で、外来者をお寺に泊めて殺すと言う習慣もありました。その外来者を殺して栄えたのが鞘落(さやおとし)家でした。二人は一旦戻ることになりましたが、和世が病院を抜け出し、トラックにはねられました。その後信二と連絡が取れなくなった彩乃が信二の部屋を訪ねると、しばらくして信二が帰って来ました。信二の手には大量のガムテープがありました。信二は六部峠で白衣の女の子と目があってから誰かにのぞかれているといいました。やがて信二はおかしくなり入院しました。彩乃は再び四十澤想一を訪ねると、彼はサングラスを外し、目玉を潰したことを話しました。彼もまた『のぞきめ』に取りつかれていたのでした。病院の信二は両目を自分で突き刺し、盲目となりました。彩乃は四十澤想一から数珠をもらいました。そして彩乃はダム湖に沈んだ村に向かいました。
のぞきめの結末
六部峠に着いたとき、白衣の女の子が現れました。彼女は笑顔でした。彩乃の数珠を手にしました。場面は侶磊村になっていました。女の子は白衣の母親を呼びました。鞘落家の奥さんが宿泊先のお堂を案内しました。その後鞘落家の旦那がナタを持ってお堂に入りました。母親を滅多打ちして殺しました。そして母と娘をお堂の前に埋めました。彩乃は、この女の子の怨霊が『のぞきめ』になっているとわかりました。彩乃はお堂の前にいました。殺された親子の冥福を祈ると、土の中から手が出てきて彩乃は引き込まれました。1年後、信二は名前を変え『のぞきめ』という小説を出版しました。盲目になったためサングラスをかけていました。信二にはのぞきめになった彩乃の呼ぶ声が聞こえていました。
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