おっぱいバレーの紹介:2008年日本映画。水野宗徳の同名小説を綾瀬はるか主演で映画化した青春コメディドラマです。弱小男子バレーボール部を立て直すため、新たに顧問となった美しき女教師の取った作戦とは…。
監督:羽住英一郎 出演者:綾瀬はるか(寺嶋美香子)、木村遼希(平田育夫)、高橋賢人(楠木靖男)、橘義尋(城良樹)、本庄正季(杉浦健吾)ほか
映画「おっぱいバレー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「おっぱいバレー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
おっぱいバレーの予告編 動画
映画「おっぱいバレー」解説
この解説記事には映画「おっぱいバレー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
おっぱいバレーのネタバレあらすじ:起
1979年、北九州・戸畑第三中学校に新たに国語担当の女性教師・寺嶋美香子(綾瀬はるか)が赴任してきました。思春期真っ盛りの3年生、平田(木村遼希)、楠木(高橋賢人)、江口(恵隆一郎)、岩崎(吉原拓弥)、杉浦(本庄正季)らは美人教師の赴任に大興奮です。美香子は“バカ部”と呼ばれてバカにされていた弱小男子バレーボール部の顧問に就任することになり、早速女子バレー部と練習試合をしようということになりましたが、男子バレー部は6人制でありながら部員は平田ら5人のみで、しかもまともに練習したことは一度もありませんでした。助っ人として1年生の城(橘義尋)を加入させた男子バレー部でしたが練習試合は大惨敗、美香子は部員らが本気で頑張ってくれるなら何でもすると言うと、平田ら部員は「試合に1勝したら“おっぱい”を見せてください」と頼み込みました。
おっぱいバレーのネタバレあらすじ:承
引き下がれなくなった美香子はやむなく約束を受け入れるしかありませんでした。一方、血気に逸る部員たちは早速ライバル校の練習を偵察するために潜入し、そのレベルの高さに驚愕し、練習の妨害を試みる美香子にバレてしまい大目玉を喰らいました。部員たちは心を入れ替えたかのように真面目に練習に打ち込むようになり、一度部活を辞めた城を呼び戻そうとします。城の父(仲村トオル)がかつて実業団の選手だったことを知った部員らは、不良グループとつるんでいた城を命がけで連れ戻し、6人となったバレー部は結束を強くしました。部員らは「おっぱい!」の掛け声の元一致団結し、厳しい特訓に励みました。やがてバレー部は北九州・筑豊地区の中学校バレーボール大会に挑みますが、対戦相手はよりによって先日偵察に出向いた強豪校の竜王中でした。意気消沈する部員らを励ましながら、美香子は自身の過去を思い出していました。
おっぱいバレーのネタバレあらすじ:転
美香子は以前勤めていた中学で、受験を控えた生徒たちを人気ロックバンドのライブに誘ったことから軽率だと注意を受けたことから、今度こそはきちんと生徒との約束を守って一人前の教師になりたいという思いがありました。更に中学時代の美香子(大後寿々花)は万引きをしたことがあり、当時の恩師・原田(小林勝也)から罰の代わりに1週間の間の放課後に本を読んで読書感想文を提出せよというものでした。そして美香子は高村光太郎の『道程』の一文「私の前に道はない 私の後ろに道はできる」に深く感銘を覚え、この体験が後に国語教師となるきっかけとなったのでした。…しかし、平田ら部員のやりとりを女子バレー部のメンバーが盗み聞きしたことから「おっぱい」の一件が学校中にバレてしまい、美香子は学校を解雇されてしまいました。
おっぱいバレーの結末
原田の墓参りに出向いた美香子は、原田の妻・静子(市毛良枝)から本を託され、原田もまた美香子との接し方に悩んでいたことを聞かされます。その頃、バレー部は強豪・竜王中を前に大苦戦を強いられていました。そこへ美香子が駆け付けて部員を叱咤激励すると彼らは力が漲り第2セットを取ります。しかし、戸畑第三中の快進撃もここまででした。竜王中は温存していた主力を投入、戸畑第三中は敢えなく敗れ去りました。美香子は城の父から「目的なんてどうでもいい。目的へ向けて頑張ることが大事だから」と慰められました。結局、部員らは美香子のおっぱいを見ることは叶いませんでしたが、美香子はそのふくよかな胸で部員を一人ずつ抱きしめてくれました。美香子は教師を続ける決心をし、町を離れることにしました。電車の車窓から美香子が見たものは、胸にボールを詰めて“巨乳”を作った部員らの姿でした。
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