ぱいかじ南海作戦の紹介:2012年日本映画。椎名誠の同名小説を2012年に映画化した作品で、阿部サダヲが主演を務めています。会社が倒産し、離婚を機に南の島で生活することにした主人公が、さまざまな人との出会いやハプニングを乗り越えていくコメディ作品となっています。
監督:細川徹 出演:阿部サダヲ(佐々木)、永山絢斗(オッコチ)、貫地谷しほり(アパ)、佐々木希(ミキ)、ピエール瀧(マンボさん)、斉木しげる(ギタさん)、浅野和之(先生)、大水洋介(ヨシオ)、ほか
映画「ぱいかじ南海作戦」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ぱいかじ南海作戦」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ぱいかじ南海作戦の予告編 動画
映画「ぱいかじ南海作戦」解説
この解説記事には映画「ぱいかじ南海作戦」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ぱいかじ南海作戦のネタバレあらすじ:起
主人公・佐々木(阿部サダヲ)は会社が倒産し、同時に離婚をしたことで、これからの生き方に迷いを感じていました。佐々木は南の島へ行くことを決意し、沖縄県・西表島へと向かいます。あてもなく道を進んでいると砂浜で生活している4人組の男性と出会い、自由気ままな彼らの生き方に刺激され、佐々木も砂浜で暮らすようになるのでした。
皆で酒を飲み、たき火を囲んで踊りながら眠ってしまった佐々木が目を覚ますと、周りには誰もいませんでした。持ち物や財布などもすべて盗まれており、佐々木はそこで4人組の男たちに騙されてしまったことに気づくのでした。
ぱいかじ南海作戦のネタバレあらすじ:承
なす術なく砂浜でへたり込んでいる佐々木の前に、見知らぬ青年(永山絢斗)がやって来ます。名前を「おちこし」と名乗るその男は、佐々木が初めて浜へやって来たときと同様に、沖縄の砂浜や佐々木の生き方に感銘を受けている様子でした。
自分を騙した4人組の男たちと同様に、おちこしをカモにしようと企む佐々木でしたが、共同生活を送るうちに仲間意識が芽生え、いつしか「オッコチ」と呼んで行動を共にします。さらに砂浜には若い女性の2人組アパ(貫地谷しほり)とミキ(佐々木希)がやって来て、意気投合した4人はそれぞれにテントや寝床を作り、砂浜での共同生活を始めることになるのでした。
ぱいかじ南海作戦のネタバレあらすじ:転
ある日、佐々木がオッコチらの買い出しの留守番をしていると、テントのまわりで人の気配を感じます。佐々木が後を追うと、それは以前に自分を騙した4人組の男の一人で、気づいて後を追いかけた佐々木でしたが、姿を見失ってしまうのでした。3人が帰ってきた後、そのことを話すと、アパたちも自分たちのテントが荒らされていた形跡があったことを話します。佐々木たちはまたあの男が侵入してくることに備え、鳴子や落とし穴を作りアジトを形成します。
その後、自分を騙した男たちの情報を聞いた佐々木は、決着をつけるために一人で別の島へと向かい、そこで例の4人組を発見します。男たちは佐々木を見るなり、すぐに土下座をしたことで、佐々木も怒るに怒れず、持ち物を返してもらい浜辺に帰って来るのでした。
ぱいかじ南海作戦の結末
浜ではアパを連れ戻しに親戚がやって来ていました。アパは料亭の跡取り娘で婚約者までいたのでした。しかしアパは婚約に乗り気ではなく、帰らないと主張します。そんな様子をオッコチは気が気でない様子で見つめているのでした。
また佐々木が沖縄にいることを聞きつけた元妻は、CM制作の仕事をしていることから浜をロケ地としたいということで、佐々木らのもとにADを送ります。ADからの注文でCM撮影のために高台を作ることになった佐々木らは、自分を騙した4人組とも協力して手作りの高台を完成させます。
CM撮影当日、撮影は順調に行われ、佐々木は楽しそうにしているアパとアコを写真に収めると、高台を海に浮かべて一人でそれに乗り、さらに海の果てへと旅立っていくのでした。
以上、映画「ぱいかじ南海作戦」のあらすじと結末でした。
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