パワー・ゲームの紹介:2013年アメリカ映画。IT企業に勤める青年が産業スパイとしてライバル会社に送り込まれるが、双方の確執に翻弄され命の危機にさられていく。J・フィンダー原作の「侵入社員」を映画化。
監督:ロバート・ルケティック 出演:リアム・ヘムズワース(アダム・キャシディ)、ハリソン・フォード(ジョック・ゴダード)、ゲイリー・オールドマン(ニコラス・ワイアット)、アンバー・ハード(エマ・ジェニングズ)、リチャード・ドレイファス(フランク・キャシディ)、ルーカス・ティル(ケヴィン)、エンベス・デイヴィッツ(ジュディス・ボルトン)、ジュリアン・マクマホン(マイルス・ミーチャム)、ほか
映画「パワー・ゲーム」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「パワー・ゲーム」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
パワー・ゲームの予告編 動画
映画「パワー・ゲーム」解説
この解説記事には映画「パワー・ゲーム」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
パワーゲームのネタバレあらすじ:起:成功への野心
マンハッタンの大手IT企業ワイアット社に入社し、成功する野心に溢れるアダム(リアム・ヘムズワース)は、同僚のケヴィン(ルーカス・ティル)たちのチームで4か月かけて練った製品のプレゼンに意欲を燃やしていた。
しかしプレゼンでロクに話を聞こうとしない社長ワイアット(ゲイリー・オールドマン)に腹を立たアダムが意見したことで、チーム全員が解雇されてしまう。アダムは腹いせにプロジェクトの予算を使ってチームの皆で豪遊し、クラブで知り合った女性エマ(アンバー・ハード)と一夜を共にする。
翌日、ワイアットに呼び出されたアダムは会社の金を使って遊んだことを指摘、横領罪で告訴されたくなければライバル社であるアイコン社に潜入して開発途中の製品“オキュラ”の情報を入手してこい、と迫られる。
引き換えに、大金とチームの再雇用という条件を出されたアダムは、父の治療費に金が必要なことから引き受けることにする。
パワーゲームのネタバレあらすじ:承:ライバル社への潜入
アイコン社の面接に訪れたアダムは、そこでマーケティング部長であるエマに再会する。入社に成功し働き始めた彼は、早速ゴダートの前でのプレゼンを行うと、その内容を気に入られ、ゴダートの自宅で開かれるパーティに招待される。
そこでエマとも親しくなったアダムは再びベッドを共にし、隙を見て彼女のPCからオキュラのデータを盗み取る。
しかし彼は、訪ねてきたFBI捜査官から、アダムと同じようにアイコン社へ移ったワイアット社の若者が何人も不審な死を遂ていると聞かされ、危険を感じた彼はワイアットにオキュラの情報を渡して、この件から降りると告げる。
しかしワイアットは許さず、家に仕掛けられた監視カメラに父を映し出し、2日以内に現物を盗み出せと脅迫する。迷うアダムだったが、ケヴィンがひき逃げに遭い、自身も銃を突きつけられたことで、実行を決意する。
パワーゲームのネタバレあらすじ:転:仕組まれた罠
罪悪感に苦しみながら、エマの携帯を盗み出してワイアット社の金庫室に忍び込んだアダムだったが、そこにオキュアはなく、ゴダートが現れる。ゴダートは最初からアダムがワイアットのスパイだと気づいていたのだった。
エマにも彼女を利用していたことを知られて去られ、ワイアット、ゴダート双方に利用されたと知ったアダムは、ケヴィンに全てを打ち明け、権力者2人とも葬る策を練る。
パワーゲームの結末:正しい道
翌日、ゴダートのもとにワイアットとアダムが訪れると、ゴダートはワイアット社の株を半値以下で売り渡せ、嫌なら産業スパイとして証拠をFBIに渡すと脅し、ワイアットはしかたなく応じる。
しかし会話の内容はケヴィンらの協力でFBIに届き、ワイアット、ゴダートともに逮捕される。
FBIへの協力のおかけで不起訴となったアダムは、ケヴィンら仲間たちとブルックリンで会社を立ち上げる。オフィスの準備をしているとそこに誘いの通知をを受けたエマが訪れる。
アダムに再会したエマは、愛する気持ちには嘘はなかったことを実感、2人は歩み寄るのだった。
以上、映画「パワー・ゲーム」のあらすじと結末でした。
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