ピンク・キャデラックの紹介:1989年アメリカ映画。逃げ回る犯罪者を捕まえる凄腕の追跡屋が、追っていた人妻とともにその夫が所属する組織から命を狙われるハメになるアクション・コメディ。
出演:クリント・イーストウッド(トム・ノワック)、バーナデット・ピータース(ルー・アン・マクグィン)、マイケル・デ・バレス(アレックス)、ジェフリー・ルイス(リッキー・Z)、ティモシー・カーハート(ロイ・マクグィン)、ほか
映画「ピンク・キャデラック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピンク・キャデラック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ピンク・キャデラック」解説
この解説記事には映画「ピンク・キャデラック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピンク・キャデラックのネタバレあらすじ:起
トムは逃げ回る犯罪者をあの手この手で追跡、捕獲する追跡屋として稼いでいた。ある時、保釈金を踏み倒して逃亡した人妻ルー・アンの追跡を依頼される。ルー・アンの夫ロイは詐欺や窃盗を繰り返す小悪党で、2人の間には生まれたばかりの娘がいながら、刑務所で知り合った狂信的な人種差別集団「純血団」のメンバーを自宅に引き入れ、紙幣偽造に手を染めていた。ところが自宅で偽札が見つかったことでルー・アンに容疑がかかり逮捕されてしまう。
ピンク・キャデラックのネタバレあらすじ:承
高額な保釈金を借金して仮釈放となったルー・アンは、罪を着せられたことに腹を立て、ロイの愛車であるピンク・キャデラックを奪って逃亡していたのだった。逃亡途中、車のトランクに大金が入っていることに気づいたルー・アンは偽札を使ってカジノで遊び倒すことにする。カジノにいるルー・アンを見つけたトムは彼女を連れ戻そうとするが、そこで彼女が偽札だと思って使っていた紙幣を見たトムはそれが本物だということに気づき、彼女の身に危険が迫ることを予感する。戻る前に姉に預けた娘にひと目会って行きたいというルー・アンの願いを聞き入れ、姉の家に向かう。
ピンク・キャデラックのネタバレあらすじ:転
一方ロイは純血団の活動資金を積んでいたピンク・キャデラックをルー・アンに持ち出され、リーダーのアレックスから金を取り返して彼女を始末するように命じられる。そこでロイは仲間と娘を預けている姉の家へ行き、妻の居所を聞き出そうと押し入ると、そこへトムらがやってくる。格闘の末純血団の1人をトムが撃ち殺すが、ロイに娘を連れ去られてしまう。
ピンク・キャデラックの結末
トムたちはアレックスの連絡先を掴み、金と子供の取引を持ちかけるが失敗。失意の中、2人はその夜始めて体を重ね、惹かれあっていることを実感する。娘の奪還を改めて強く決意したトムはアジトの場所を探り出してルー・アンとともに乗り込み娘を無事取り戻し、激しい銃撃戦の末敵を振り切ることに成功する。そしてルー・アンはトムに探偵社を設立して2人で追跡屋をやっていこうと提案、トムもまんざらではなさそうだ。
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