プロジェクト・ゼロの紹介:2010年カナダ映画。麻薬撲滅の為、政府が開発した『ベイビーブルー』というドラッグを街にばらまきました。このベイビーブルーは、自殺を誘発するドラッグでしたが、副作用として殺人鬼になることがわかります。このドラッグを手にしたジェスらのグループの一人が自分に刺して自殺し…という内容のスプラッターホラー映画です。パッケージから想像できるような監禁モノではなく、ドラッグによって自殺や殺し合いをするという作品です。
監督:ジョナサン・ライト 出演者:クリスティアン・バコンニ(ドクター・シュリ)、ミーガン・ハッチングス(ジェス)、タラ・ジョシ(アリシア)、ケヴィン・ウォーカー (ビンクシー)ほか
映画「プロジェクト・ゼロ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「プロジェクト・ゼロ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
プロジェクト・ゼロの予告編 動画
映画「プロジェクト・ゼロ」解説
この解説記事には映画「プロジェクト・ゼロ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
プロジェクト・ゼロのネタバレあらすじ:起
ドラッグが蔓延するある都市では、若者たちがいたるところでドラッグパーティーを行っていました。捕まえても捕まえても広がり続ける状態に、政府の麻薬撲滅官のシュリは、麻薬撲滅の為に開発中の薬をモルモットで実験するも、進展が見られない事から、薬を実験している技師にキツくあたっていました。
そのころジェス達はドラッグパーティをやっていました。突然ベネットがハイになり、包丁で自分の首を切り、そして腹を刺し、切り刻んで自殺します。怖くなったジェス達は残った薬を持って逃げ出します。
そしてベネットの死を教訓に、今持っているドラッグがなくなったらヤクをやめようと言って、森の中の一軒家に忍び込みます。やがてジェスらは最後のドラッグパーティをやりはじめます。
プロジェクト・ゼロのネタバレあらすじ:承
麻薬撲滅官のシュリは技師に経過を話していました。巷で『ベイビーブルー』として売られているドラッグは、シュリらが開発したもので、使用すると自殺する効果があるというもので、人体実験をしていたのでした。
シュリは『ベイビーブルー』を売った売人を訪ねます。売人はSEX中で誰に売ったのか言わない為、相手の女を射殺します。男は「ビンクシーとモーガンに売った』と言います。シュリは売人も殺し、『ベイビーブルー』を手にした連中を追います。
一軒家では『ベイビーブルー』をやったクーズが突然覚醒して攻撃的になり、仲間を襲い始めます。するとローレンスが抑え込み殴り殺します。
そのころシュリは『ベイビーブルー』を買った別のグループが惨殺死体で見つかった現場にいました。若者たちは殺し合いをしたようで全員無残な姿で死んでいました。
プロジェクト・ゼロのネタバレあらすじ:転
一軒家ではビンクシーがおかしくなります。ローレンスはビンクシーが攻撃的になる前に体を縛り、動けなくします。その時、物音がしました。部屋中を調べるバッグスでしたが、気が付くと部屋の窓と扉は釘で打ちつけられ、外に出れなくなっていました。
ローレンスの彼女のアリシアがベネットのように自分を刺して自殺します。ローレンスは「逃げ場を探す」と言って通気口の入りますが、滑り落ちて何者かに殺されます。バブルスとジェスが出口を探していると、バッグスがツルハシで壁に突き刺されていました。
バブルスがツルハシを抜きますが、バッグスはそのまま倒れます。そしてビンクシーの拘束をはずして3人で開いていた扉から逃げます。しかし外ではシュリが待っていて、ビンクシーは拳銃で撃たれます。
プロジェクト・ゼロの結末
バブルスとジェスは一旦一軒家に戻りますが、今度はバッグスが殺人鬼に変貌していました。バブルスがバッグスに殺され、ジェスはローレンスが落ちた通気口に逃げ込みます。しかしバッグスに見つかり、下まで滑り落ちます。ローレンスの惨殺死体があり再び外にでると、シュリが待っていました。
シュリはジェスを狙い何発も発砲します。ジェスが死んだと思ったシュリはバッグスも射殺し、電話で「今回の計画は終了した。次に移ろう」と言います。生きていたジェスが隙をついてシュリに襲いかかりますが、反撃に遭い、殺されそうになった時、背後からビンクシーがナイフでシュリを刺します。
ビンクシーとジェスは夜道を歩き、通りかかった車に拾われます。街では黒いスーツの男が『ベイビーブルー』が大量に入ったごみ袋を置いていました。拾った男は『これで金儲けをしよう」と言いました。
以上、映画「プロジェクト・ゼロ」のあらすじと結末でした。
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