映画「タッカーとデイル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツらの紹介：2010年カナダ映画。若者８人が向かったキャンプ地で、風貌の悪い二人組と出会い、勝手に殺人鬼だと勘違いした若者たちに偶然に偶然が重なり次々死亡していくという内容のコメディスプラッター映画です。徹底的にコントに徹したようなシーンの連続です。
監督：イーライ・クレイグ 出演者：タイラー・ラビン（デイル）、アラン・テュディック（タッカー）、カトリーナ・ボウデン（アリソン）、ジェシー・モス（チャド）、フィリップ・グレンジャー（保安官）、ブランドン・マクラレン（ジェイソン）、クリスティ・ラング（ナオミ）、シャーラン・シモンズ（クロエ）ほか
この解説記事には映画「タッカーとデイル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
男女８人の陽気な若者たちが車でキャンプに向かっていました。田舎道でトラックに乗った不気味な二人組の男に抜かれました。二人組は抜き際に若者たちをにらんでいました。若者たちは殺人鬼のように見え怖がりました。田舎町の店に寄った若者たちの前に二人組の男たちが現れました。実は二人はタッカーとデイルという仲のいい親友で、貯金した金で別荘を買い、これから二人で休暇を過ごすために向かっていたのでした。若者たちはキャンプ地に付きました。そしてこの森にすむ殺人鬼の話をし始めました。日も暮れタッカーとデイルはボートに乗って湖で釣りをしていました。丁度その向かい側で若者たちが泳いでいてアリソンが溺れました。溺れたアリソンを助けたのがタッカーとデイルでした。ボートに引き上げる様子を見た若者たちは『アリソンがさらわれた！』と勘違いし逃げ出しました。
キャンプ地では若者たちがありそんが食われかもしれないと困惑しています。そしてアリソンを助けに行くことにしました。一方アリソンはタッカーとデイルの優しい人間性を知り、安心しデイル和気あいあいとなりました。若者の一人が別荘に近づきました。チェーンソーで気を切っていたタッカーがスズメバチの巣を切ってしまい、スズメバチに追われて逃げてきました。その光景がチェーンソーを振りかざす殺人鬼に見え若者は走って逃げますが途中で木の枝に体が突き刺さって死んでしまいました。若者たちはついに死者が出たと恐怖心は高まりました。一方デイルらはアリソンの友達を呼ぼうと大声を上げますがそれが逆に若者たちの恐怖心をあおりました。
穴を掘っているアリソンを見て自分が埋められる墓を掘っていると勘違いした若者たちは二人を殺そうと考えました。槍を作って襲った男はつまづいて自分の腹に刺さり死亡。ナイフを作って襲い掛かった男は木材粉砕機に突っ込んで死亡。粉砕機から若者を出そうとしているタッカーを見て完全にヤバイを残った若者たちは思いました。通報でやってきた保安官が外れている柱にもたれかかり、落ちてきた釘の刺さった木材が頭に突き刺さり死亡。保安官の銃を持って二人を撃とうとした若者が安全装置の外し方を試している最中に自分の頭を撃って死亡。そしてその銃を持った別の若者が二人に発砲し戦闘状態になりました。やがて若者たちによってタッカーが捕らわれました。
チャドが別荘に乗り込んでガソリンを撒き燃やそうとしましたが、アリソンが誤解があると止めました。そしてチャドとデイルを話させました。チャドがキャンプで話した殺人鬼の話は本当でチャドの母親が唯一の生き残りでした。その時チャドらが捕まったと勘違いした若者が小型チェンソーを持って襲ってきますが仲間の女性の顔を粉砕してしまいます。チャドが巻いたガソリンに火を付けると仲間の男に燃え移り、消そうと思って撒いた水が油でさらに燃え上がり、最後は大爆発を起こしました。かろうじて逃げたタッカーとデイルとアリソンはほっとしますが、チャドが生きていてアリソンをさらいます。古い工場跡に連れ去られたアリソンを助けるためデイルが追いかけ格闘の末アリソンを助けました。そこで見つけた古い新聞で、チャドが話した殺人鬼は実はチャドの父親でした。そして再び格闘となり、チャドが窓から転落し死亡しました。事件は終わり、デイルはアリソンをデートに誘いＯＫをもらいこれからくる幸せに浸っていました。
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