レイジング・ドッグスの紹介:2015年フランス,カナダ映画。1974年に製作されたイタリア映画「Rabid dogs」のリメイク作品となるフランス、カナダの合作となります。銀行強盗した男達が人質をとり国境まで逃避行するサスペンス作品です。二転三転する先の見えない展開が手に汗握ります。
監督:エリック・アネゾ 出演:ランベール・ウィルソン(少女の父親)、ギヨーム・グイ(サブリ)、ヴィルジニー・ルドワイヤン(旅行客の女性)、フランク・ガスタンビドゥ(マニュ)、フランソワ・アルノー(ヴァンサン)、ほか
映画「レイジング・ドッグス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「レイジング・ドッグス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
レイジング・ドッグスの予告編 動画
映画「レイジング・ドッグス」解説
この解説記事には映画「レイジング・ドッグス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
レイジングドッグスのネタバレあらすじ:起
リーダー、サプリ(ギヨーム・グイ)、ヴァンサン(フランソワ・アルノー)、マニュ(フランク・ガスタンヴィドゥ)の四人組は、白昼堂々銀行を襲い、200万ドルを奪って数人を犠牲にして逃走します。
やがて追い込まれた四人は、その場にいた女性を人質にとり女性の車で逃走します。警察との銃撃戦でリーダーは腹を撃たれていて、もうダメと悟ったリーダーは警察に立ち塞がり、残った3人を逃がし、射殺されてしまいました。3人は車を乗り替えるため通りかかった父親(ランベール・ウィルソン)と娘の乗った車を止め、人質の女性を含めた4人が乗り込み、再び逃走を始めます。
レイジングドッグスのネタバレあらすじ:承
ところが、娘が腎移植が必要なために、父親が病院に向かっていた所で、どうしても病院に行かせて欲しいと懇願します。この頃からリーダーのいない3人の意見は次第にすれ違い始めるのでした。
ガソリンを入れるためにスタンドに立ち寄ると、そこにあったテレビに3人の手配写真が映り、スタンドの店主にバレてしまいます。するとサプリは店主を撃ち殺してしまいました。父親に恐怖の色が浮かびます。再び走り出すと白バイに止められてしまいます。上手くやり過ごすよう命じられた父親が警察に話をしようと近づくと、警官が応援を呼ぼうとしています。焦ったヴァンサンがハンドルを握り、警官を轢き殺して再び逃走します。
レイジングドッグスのネタバレあらすじ:転
夜道を走っていると知らない村にたどり着きます。そこでは宴が始まっていて、顔バレしているかもしれないと、3人バラバラに宴が終わるのを待つことにしました。ここから展開が変わりだします。
ヴァンサンが金を持って逃げようとしたのです。そうはさせまいとサプリが発砲、ヴァンサンは瀕死の重症を負いました。マニュも警察に連絡しようとした人質の女性と格闘の末、足と腹をナイフで刺され重症を負います。その隙を見て人質の女性と父親と娘の3人は逃げ出しますが、サプリに見つかってしまい負傷したヴァンサンとマニュを乗せて村を出ました。
レイジングドッグスの結末
しばらくすると湖の畔にやってきます。サプリとマニュが降り、発煙筒を焚いて仲間に合図を送っているようです。父親は、車内には重症のヴァンサンしかいないのを幸いと、銃を取り出しマニュを射殺します。
その後サプリと銃撃戦になり、流れ弾が女性に当たってしまいました。すかさずサプリに銃弾を撃ち込みサプリを殺します。父親は振り返り、助けてとポーズする女性を射殺、まだ息のあるマニュとヴァンサンにもとどめの如く銃弾を撃ち込みました。そして銃の指紋を拭き取り、仲間割れの状況を作り、200万ドルもの大金を手にして父親は子供を連れて逃げていきます。
翌朝、ご機嫌に父親が車を走らせています。ラジオのニュースから4歳の少女が誘拐されたこと犯人は身代金を実業家の父親に要求している事が報じられています。
今ご機嫌で運転しているこの男は父親ではなく誘拐犯だったのです。エンドロール後、後部座席で目を覚ます少女が映ります。
以上、映画「レイジング・ドッグス」のあらすじと結末でした。
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