(r)adius ラディウスの紹介:2017年カナダ映画。記憶をなくしてしまったリアムは自身の周りで不可解な死が多発していることに気づく。彼を中心に半径15メートルに近寄ったものは死んでしまうのである。彼の力の及ばない女性ローズと出会うが…。
監督:カロリーヌ・ラブレシュ、スティーヴ・レオナール 出演:ディエゴ・クラテンホフ(リアム)、シャーロット・サリヴァン(ジェーン)、ブレット・ドナヒュー(サム)、ほか
映画「(r)adius ラディウス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「(r)adius ラディウス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
(r)adius ラディウスの予告編 動画
映画「(r)adius ラディウス」解説
この解説記事には映画「(r)adius ラディウス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
(r)adius ラディウスのネタバレあらすじ:起
事故車の中で目覚めたリアム(ディエゴ・クラテンホフ)は、自身の名前さえ忘れていました。助けを求めて車を呼び止めようとするも、ドライバーは亡くなっていました。
近くのダイナーの客も従業員もすべて死んでいました。何かの感染症と思い、怯えながら財布の中身を頼りに帰路につきました。
その後、自分の半径15メートルに近づいた生き物が全て死んでしまうことに気づきました。その後、警察の追跡をかわし、生き物を殺さないように息をひそめていましたが、ジェーン(シャーロット・サリヴァン)という女性が現れました。
(r)adius ラディウスのネタバレあらすじ:承
彼女はリアムに接近しても死なず、彼と同様、記憶をなくしていました。断片的な記憶を頼りに二人は事故車の場所へと戻りました。そこには巨大な円形の焦げた跡が野原に広がっていました。リアムはそこで自分の身に何かが起きたと確信します。
ジェーンと仲たがいしてしまい、いったん距離を取ると、消えたと思っていた力が再び現れ、警官の女性を殺してしまいました。ジェーンにはリアムの力を抑える力がありました。
(r)adius ラディウスのネタバレあらすじ:転
警察に追われる身となった二人は、ジェーンの夫と報道されたサム(ブレット・ドナヒュー)の元へ向かいました。ジェーンは本当はローズという名前で、リリーという双子の姉がいました。リリーが行方不明となって1年の節目に彼女までも行方知れずとなっていたのです。
サムが内緒で警察を呼んでいましたが、ローズと引き離されたリアムの力で、周囲にいた人々は亡くなってしまいます。少しずつ思い出される断片的な記憶をつなぎ合わせ、二人が出会った橋へと向かうことにしました。
橋の近くにはリアムの別荘がありました。
(r)adius ラディウスの結末
気持ちを落ち着けるため、彼はたびたび別荘に足を運び、近くの湖で時間を過ごしていました。リアムは記憶を呼び起こすため、湖でひと眠りしました。
ローズは別荘からリアムの本を見つけ出し、中を見てみました。そこには行方不明の女性たちの張り紙と手記がつづられていました。「リリーの命が消えていく…。」リリーの行方不明の原因はほかならぬ、リアムでした。
リアム自身もリリーを手に掛けたことを知ります。そして出会った日、ローズも同様に手に掛けようとしていたことも。
殺人鬼のリアムをリンチしようと男たちが現れました。偶発的な発砲でローズが被弾してしまいます。リアムは彼女を病院へと運びました。当然処置室には入れません。
リアムは男たちから奪った拳銃を眉間に突き付け自殺しました。
以上、映画「(r)adius ラディウス」のあらすじと結末でした。
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