恋愛戯曲 ~私と恋におちてください。~ の紹介:2010年日本映画。脚本を書くために疑似恋愛をすることとなった、落ち目の脚本家と新米プロデューサーが、お互いを知りあう中で恋に落ちていく様子を描いたラブ・コメディー。人気劇作家である鴻上尚史の手がけた舞台「恋愛戯曲」が原作となっています。
監督:鴻上尚史 出演:深田恭子(谷山真由美)、椎名桔平(向井正也)、塚本高史(柳原恭一郎)、中村雅俊(中村俊正)、清水美沙(矢島昭子)、西村雅彦(蒲生利夫)、井上順(中川康博)、ほか
映画「恋愛戯曲」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「恋愛戯曲」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「恋愛戯曲」解説
この解説記事には映画「恋愛戯曲」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
恋愛戯曲 ~私と恋におちてください。~ のネタバレあらすじ:スランプに陥った脚本家
恋愛ドラマの女王という異名を持つ脚本家の真由美は、依頼されたドラマの脚本が書けないというスランプに陥っています。困りはてたテレビ局の上層部は、真由美の担当を、ドラマ部に配属されたばかりの新米プロデューサーの向井に変えます。新しく真由美の担当となった向井は、早速、ホテルで脚本を書く真由美の元を訪ねますが、真由美は脚本を書くどころか、向井を遊園地に遊びに連れ出す始末で、一向に脚本を書いてくれる気配がありません。
恋愛戯曲 ~私と恋におちてください。~ のネタバレあらすじ:脚本を書くための条件
困り果てた向井は、脚本を書いてもらうためには、何でもすると真由美に約束します。その言葉を聞いた真由美は、自分は恋をしないと書けない脚本家だから、自分と恋に落ちて欲しいと言います。やっと、ホテルの部屋に戻って脚本を書き始めた真由美は、自信満々に向井に脚本の原稿を差し出します。しかし、その内容は、視聴者が期待しているようなロマンチックなストーリーではなく、疲れた主婦が主人公のパッとしない内容のものでした。
恋愛戯曲 ~私と恋におちてください。~ のネタバレあらすじ:新たな刺客
向井は、真由美に原稿を書き直してもらうよう頼みますが、真由美は全く応じてくれません。向井が苦戦する中、恋に落ちた真由美はいい脚本を書くことから、イケメン社員の柳原が真由美の元へと送り込まれます。真由美と柳原はすぐに距離を縮めていき、向井は肩身の狭い思いをします。そんな折、真由美は、自分が脚本を失敗したら、向井が責任をとらされるという話を聞いてしまいます。
恋愛戯曲 ~私と恋におちてください。~ の結末:恋に落ちた2人
テレビ局は、落ち目の脚本家の真由美に見切りをつけていました。締め切りが1日に迫った日、真由美は脚本家の加藤に代わりに脚本を書いてもらうことをTV局の上層部から勧められます。真由美は抵抗しますが、入念に進められた裏工作のもと、加藤は脚本をほとんど書き上げていました。締め切りが迫る中、諦めようとする真由美を向井が励まし、真由美は一気に脚本を書き上げます。無事に脚本を書き上げた真由美に、向井は、僕と恋に落ちてくださいと申し出ます。
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