リオ・ブラボーの紹介:1959年アメリカ映画。ハワード・ホークス監督が「真昼の決闘」へのアンチテーゼとして製作した名作ウェスタン。ジョン・カーペンターが「要塞警察」として1976年にリメイクしているほか、多くの作品に影響を与えている。
監督:ハワード・ホークス 出演:ジョン・ウェイン(ジョン・T・チャンス)、ディーン・マーティン(デュード)、リッキー・ネルソン(コロラド・ライアン)、アンジー・ディキンソン(フェザーズ)
映画「リオ・ブラボー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「リオ・ブラボー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「リオ・ブラボー」解説
この解説記事には映画「リオ・ブラボー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
リオ・ブラボーのネタバレあらすじ:1
薄汚れた酔っぱらいが裏口から酒場へ入ってきます。彼はデュード、アル中の元副保安官です。無一文の彼が酒を欲しがる様子を見たジョー・バーデットという男が銀貨を痰つぼに投げ、デュードに拾わせようとします。酒がほしい一心のデュードは痰つぼに手を入れようとしますが、彼の友人で保安官のチャンスがそれを制止。デュード、ジョー、チャンスの三つ巴の喧嘩になった末、デュードを助けようとした町の人間をジョーが射殺。ジョーは別の酒場へ逃げますが、追いかけていったチャンスが彼を拘束。チャンスを撃とうとしたジョーの仲間は一緒に来たデュードが片付けます。ジョーは牢屋へ。デュードは素面でいることを条件に再び副保安官に任命されます。
リオ・ブラボーのネタバレあらすじ:2
やがて、ジョーの兄で黒い噂のある金持ちの牧場主・ネイサンが手下を引き連れて町へ。留置場にいるジョーに会いに来ます。チャンスはネイサンに悪い考えを起こさないように釘をさしますが、やがてネイサンとその手下たちは町の出入り口を勝手に封鎖。そうやってジョーを他の町に移させないように手を打つのです。チャンスの味方は、デュード、スタンピイという年老いた副保安官、ネイサンに恨みを持つ若いガンマン・コロラド、それに女賭博師であるフェザーズのみ。幸い、あと数日すれば連邦保安官が来ますが、それまで何とかこの陣営でジョーを奪われないようにしなければなりません。
リオ・ブラボーの結末
しかし、デュードがネイサンの手下に狙われ、囚われの身となります。ネイサンは弟のジョーとデュードを交換しようと持ちかけ、チャンスも仕方なくこれを受けます。足の不自由なスタンピイを残し、チャンスとコロラドがジョーを連れて人質交換の現場へ。人質がそれぞれの仲間の方向に歩き出した時、デュードがジョーへ飛びかかり、それをきっかけに銃撃戦となります。そこへスタンピイがダイナマイトを持って駆けつけます。チャンスたちは、ネイサン一味が立て籠もった倉庫へ次々とダイナマイトを投入。悪漢たちはついに降参します。そしてそれぞれ好意を抱き合っていたチャンスとフェザーズは結ばれることになるのです。
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