ロード・トゥ・パーディションの紹介:2002年アメリカ映画。マフィアの大ボス・ルーニーの下で働くマイクは、ルーニーの息子コナーと一緒に殺しをしたところを、自分の息子マイケルに見られてしまいました。このことでコナーによって妻アナと息子ピーターが殺されたことから、マイクは長男のマイケルを連れ、逃亡しながら復讐をすることに…という内容のギャング映画です。
監督:サム・メンデス 出演者:トム・ハンクス(マイケル・サリヴァン/マイク)、ポール・ニューマン(ジョン・ルーニー)、タイラー・ホークリン(マイケル・サリヴァン・Jr/マイケル)、ジュード・ロウ(マグワイア)、ダニエル・クレイグ(コナー・ルーニー)、ジェニファー・ジェイソン・リー(アニー・サリヴァン)、ダグ・スピヌッザ(カルビーノ)ほか
映画「ロード・トゥ・パーディション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロード・トゥ・パーディション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ロード・トゥ・パーディションの予告編 動画
映画「ロード・トゥ・パーディション」解説
この解説記事には映画「ロード・トゥ・パーディション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロードトゥパーディションのネタバレあらすじ:起
1931年、イリノイ州ロックアイランド。マイク(トム・ハンクス)は息子マイケル(タイラー・ホークリン)を連れ、ルーニー(ポール・ニューマン)の子分のダニーの通夜に来ていました。ルーニーはアイルランド系マフィアの大ボスで、マイクはルーニーのお気に入りの子分で、主に殺しの仕事をしていました。ルーニーに家をもらい、妻のアニー(ジェニファー・ジェイソン・リー)と息子のマイケル、ピーターと4人暮らしでした。
ルーニーの紹介で、死んだダニーの兄のマグガバンがあいさつしました。マグガバンは、ダニーが死んだのはルーニーのせいであるような事を言いはじめました。マイクが話を止め、マグガバンを車に乗せました。この一件で翌日、ルーニーの実の息子のコナー(ダニエル・クレイグ)とマイクは、マグガバンに会いに行くことになりました。
当日、武器を持ち、途中でコナーを乗せ、車で待ち合わせ場所の倉庫に向かいました。コナーとマイクが倉庫で車を降りた時、車内に隠れていたマイケルが二人の行く先を見て、後を追いかけました。マイケルが倉庫の隙間から覗いていると、コナーとマグガバンが話し始めました。ルーニーの金を横取りしていたのはダニーだ、とコナーが言うと、マグガバンは横取りしたのはお前だ、とコナーに言いました。
次の瞬間、コナーはマグガバンを射殺し、マイクが手下どもをマシンガンで皆殺しにしました。マイケルはこの瞬間、父親の仕事が殺し屋だと知りました。
ロードトゥパーディションのネタバレあらすじ:承
隙間から覗く人を見つけたマイクは追いました。するとマイケルがうずくまっていました。マイクは「絶対に誰にもいうな!」と言いました。コナーがやって来て、「大丈夫か?」と聞くと、マイクは「オレの息子だから大丈夫だ」と言いました。
翌朝、ルーニーが自宅にやってきました。マイケルを見つけ、「約束を守るんだ」とひと言いいました。この日からマイケルの生活は荒れ始め、学校では喧嘩ばかりやっていました。
組織では会合が行われ、ルーニーがコナーを怒鳴りつけました。一方、マイクはお咎めがなく、代わりに借金を返さない連中の取り立てを命じられました。そしてルーニーからの手紙だと封書を渡され、クラブを経営するガルバーニに会いに行き、手紙を渡しました。手紙を読んだガルバーニの顔色が変わったのに気づき、先に銃をとりガルバーニとボディガードを射殺しました。
手紙を見たマイクは唖然としました。そこには「マイクを殺せば借金をチャラにしてやる」と書かれていました。マイクは自宅に電話しますが話し中でした。自宅ではコナーがアナとピーターを射殺しました。遅れて帰ってきたマイケルは助かり、一人家にいました。マイクが家に着いて叫びました。そしてマイケルを連れて車で走り出しました。途中で仲間のケリーに会い、金を受け取ってケリーを射殺してシカゴに向かいました。
ロードトゥパーディションのネタバレあらすじ:転
シカゴのマフィアのボス・ニティに会い、オレを雇ってくれと言いますが、ニティは断りました。すでにルーニーの手が回っていました。ルーニーはマイクを殺すことを命じ、新聞記者をやりながら殺し屋をするマグワイア(ジュード・ロウ)が選ばれました。
マイクは親戚のサラがいる、パーディションへ行くことにし、さらに電話をしました。しかしそこにはマグワイアがいました。レストランに立ち寄り、食べないと言うマイケルを車に残し、一人食事をするマイクの目の前の席にマグワイアが座りました。訳もなく色々話すマグワイアを不審に思ったマイクは、トイレに行くと言って、店を出てマグワイアの車のタイヤをパンクさせて逃げ出しました。
サラの家も危険と感じたマイクは、コナーが、多数の銀行へ分散して預けている金を奪う事にしました。各支店の支店長に、コナーの隠し金を出せと銃で脅し、口止め料として札束を支店長に渡し、次々大金を手にしました。金が盗まれているのを知ったコナーは先手を打って、金を引き出し始めました。
そしてこの情報を知ったマグワイアは、銀行の前のホテルの部屋でマイクを待ちました。数日後、やってきたマイクはコナーの帳簿を渡せと、支店長を脅しました。銀行に入るマイクを見たマグワイアは、支店長室に乗り込み、銃撃戦になりました。マグワイアは顔が銃弾をかすめ、マイクは肩を撃たれました。
ロードトゥパーディションの結末
マイケルの運転で近くの一軒家に立ち寄ると、老夫婦が弾を除去してくれて、数日滞在しました。マイクはお礼に大金を渡し、立ち去りました。教会でルーニーと会い、コナーがルーニーの金を、マグガバンやダニーを経由して自分の名義にしている帳簿を見せ、コナーを渡せと言いました。ルーニーは、実の息子のコナーは渡せない、お前は逃げるしかないとマイクに言いました。
その後、マイクはルーニーと取り巻き全員を射殺し、組織にコナーを引き渡せば復讐を止めるという取引をしました。指示通り、ホテルの部屋にいるコナーを射殺したマイクは、マイケルとサラの家に行きました。マイケルが犬と遊んでいる間、マイクは2階の部屋に上がりました。サラはいませんでした。背後にマグワイアが居て、マイクに数発の銃弾を浴びせました。
するとマイケルがマグワイアに銃口を向けました。銃を渡せと言うマグワイアを射殺したマイケルは、マイクに駆け寄りました。マイクは息を引き取り、マイケルは泣きました。マイケルは犬を連れて、車で老夫婦の一軒家に行きました。
以上、映画「ロード・トゥ・パーディション」のあらすじと結末でした。
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