ロビン・フッドの紹介:2010年アメリカ,イギリス映画。過去に幾度となく映画化されてきた中世英国の国民的英雄ロビン・フッドの半生を描いた作品の2010年バージョンです。「グラディエーター」で組んだリドリー・スコット監督とラッセル・クロウが再びタッグを組んだ作品です。
監督:リドリー・スコット 出演者:ラッセル・クロウ(ロビン・ロングストライド/ロビン・フッド)、ケイト・ブランシェット(マリアン・ロクスリー)、マーク・ストロング(ゴドフリー)、ウィリアム・ハート(ウィリアム・マーシャル)、マーク・アディ(タック修道士)ほか
映画「ロビン・フッド (2010年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ロビン・フッド (2010年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ロビンフッドの予告編 動画
映画「ロビン・フッド (2010年)」解説
この解説記事には映画「ロビン・フッド (2010年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ロビンフッドのネタバレあらすじ:起
12世紀末、弓の名手であるロビン・ロングストライド(ラッセル・クロウ)はイングランドの獅子心王リチャード1世(ダニー・ヒューストン)率いる十字軍の遠征に参加、フランスで戦いの日々を送っていました。そんな折、リチャード1世が戦死し、ロビンは王冠を託されてイングランドに戻ろうとした英国の騎士ロバート・ロクスリー(ダグラス・ホッジ)が闇討ちされる現場に遭遇します。ロバートは死の間際、自身の父でノッティンガム領主のウォルター(マックス・フォン・シドー)に剣を届けるようロビンに頼みます。
ロビンフッドのネタバレあらすじ:承
ロバートの願いを聞き入れたロビンはイングランドに戻り、無事に約束を果たします。ロバートの妻・マリアン(ケイト・ブランシェット)は10年間に渡って夫の留守を守ってきました。ウォルターはロビンに、ロバートの身代わりになってほしいと頼みます。ロバートとマリアンの間には後継ぎがおらず、このままだとお家断絶となりノッティンガムの領地は国に没収されてしまうのです。ロビンはウォルターの願いを聞き入れ、マリアンとも打ち解けていきます。ある日、ロビンはウォルターから、自分の父の話を聞かされます。ロビンは少年時代にウォルターに会った事があるのです。ロビンの父は思想家で、危険分子とみなされ処刑されていたのです。
ロビンフッドのネタバレあらすじ:転
ある日、ロビンはウォルターが全ての人の平等な権利を求める「自由憲章」に署名した事を聞かされ、彼の代理として自由憲章の会合に出席します。ロビンは「我々が求めているのは、法に守られた自由だ」と理念を説き、賛同したジョン王(オスカー・アイザック)は自由憲章の発行を約束します。
貴族たちは一致団結してフランス軍に立ち向かう決意をしましたが、ジョン王の重臣でありながらフランスと内通しているゴドフリー(マーク・ストロング)はロビンを危険分子とみなし、ノッティンガムの領地を攻撃、ウォルターは命を落とします。
ロビンフッドの結末
フランス軍の大艦隊がドーバー海峡に到来し、イングランドとの全面戦争は激化していきました。ロビンは前線の指揮を執り、高台に配備した射手兵部隊にフランス軍を攻撃させ、大きな戦果を得ます。そんな中、ロビンのもとに鎧をまとい、亡き養父の敵討ちに立ち上がったマリアンが現れ、彼女の決意の固さを見たロビンは攻撃に加われと命令、マリアンは馬を駆りゴドフリーめがけて突進、見事にゴドフリーを討ち取り無念を晴らしました。戦いはイングランド軍の圧勝に終わり、ロビンは英雄として讃えられました。しかしジョン王はロビンのカリスマ性に嫉妬し、危険分子として指名手配します。領地を追われたロビンはマリアンや仲間たちと共にシャーウッドの森に身を隠し、そこを拠点とする反乱軍と手を組みます。ここに義賊「ロビン・フッド」が誕生したのです。
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