騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツの紹介:2021年日本映画。スーパー戦隊シリーズ第43作『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の劇場版短編作品で、『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』の一環として製作された特別編です。本作はテレビシリーズ第32話と第33話の間の知られざるストーリーを新規映像化したものであり、第32話でリュウソウジャーの一員となるも第33話で命を落としたナダ(演:長田成哉)にスポットを当てており、ナダが仲間たちに残したビデオメッセージの真意が本作で明らかとなります。ゲストとして『仮面ライダーアマゾンズ』の宮原華音が出演しています。本作は2020年に逝去した龍井うい役の金城茉奈に捧げる作品となっています。
監督:坂本浩一 脚本:丸山真哉 主題歌:幡野智宏「騎士竜戦隊リュウソウジャー」 出演:一ノ瀬颯(コウ/リュウソウレッド(声))、綱啓永(メルト)、尾碕真花(アスナ)、小原唯和(トワ)、岸田タツヤ(バンバ)、兵頭功海(カナロ)、長田成哉(ナダ)、高木渉(ディメボルケーノ(声))、白石涼子(クレオン(声))、緑川光(ワイズルー(声))、宮原華音(マイコ/マイコマイナソー)ほか
映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー メモリーオブソウルメイツ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー メモリーオブソウルメイツ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツの予告編 動画
映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー メモリーオブソウルメイツ」解説
この解説記事には映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー メモリーオブソウルメイツ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリーオブソウルメイツのネタバレあらすじ:起
テレビ本編第32話で騎士竜戦隊リュウソウジャーはかつての兄弟子ナダ(長田成哉)を“ガイソーグ”の呪いから解き放ち、ナダは晴れてリュウソウジャーの一員として迎え入れられました。この物語は、コウ(一ノ瀬颯)がバンバ(岸田タツヤ)から伝え聞いた、今初めて明かされるナダの物語ですーーー。
ーーーある日、思いつめた様子の女性・マイコ(宮原華音)が占い師に悩みを打ち明けていました。「自分は変わりたいけど変われない…」ところが、占い師の正体は人間のマイナス感情を集めて怪人“マイナソー”を生み出す戦闘民族ドルイドンの幹部ワイズルー(声:緑川光/演:草野伸介)であり、マイナソーを生み出す能力を持つクレオン(声:白石涼子/演:神尾直子)はマイコの口に緑色の体液を飲ませました。苦しみだしたマイコはふらふらと倒れ込み、たまたま通りかかったカナロ(兵頭功海)に助けられました。相変わらず婚活中のカナロはマイコに一目惚れしてしまい、水を汲んでくると告げて一旦その場から離れました。
その頃、バンバはナダに呼び出されていました。何やら悩みを抱えている様子のナダ。その時、二人の前に騎士竜ディメボルケーノ(声:高木渉)が現れ、大切なものを奪われたらどうするかと問いかけてきました。奪い返すと答える二人に、ディメボルケーノは答えは自分で見つけろと諭しました。
騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリーオブソウルメイツのネタバレあらすじ:承
その頃、メルト(綱啓永)、アスナ(尾碕真花)、トワ(小原唯和)はリュウソウジャーが7人になったことでナダをどうやってフォーメーションに組み込むか相談し合っていました。
その時、人々が突如として凶暴化し、街で暴れ回っていました。駆け付けたコウが人々の対処にあたっていると、そこに倒れ込んでいたはずのマイコが現れました。何やら様子のおかしいマイコは突然コウたちに襲いかかり、水を汲んできたカナロにも攻撃してきました。
実はこのマイコは本人ではなく、マイコそっくりに生み出された人間型マイナソーの“マイコマイナソー”(宮原華音(二役))だったのです。そのことに気付いたメルトたちはリュウソウジャーに変身して対処しようとしましたが、なぜか変身できなくなっていました。
騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリーオブソウルメイツのネタバレあらすじ:転
実は、マイコマイナソーの「変われない」との思念がリュウソウジャーから変身能力を奪っていたのです。格闘能力の高いマイコマイナソーにはさすがのコウたちも苦戦を強いられ、ワイズルーとクレオンはこの際一気にリュウソウジャーにケリをつけようと考えました。
その頃、ナダはバンバを伴い、リュウソウル「ガイソウル」を使って凶暴化した人々から怨念を抜き取っていました。この怨念は長きに渡ってガイソウルに貯められていたガイソーグの力の源であり、ナダがガイソーグの呪いから解放された際に放出されたものでした。
ガイソウルのソウルが空っぽになってしまったことに気付いたナダはまだまだ自分には実力が足りないと感じ取っており、いつか修行の旅に出るという意志を固めていました。
騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリーオブソウルメイツの結末
マイコマイナソーに遭遇したナダはそのマイナス感情をガイソウルに吸収していきました。マイコマイナソーは消滅していき、リュウソウジャーたちは変身能力を取り戻しました。
クレオンはワイズルーに後を任せて早々と退散していき、コウはリュウソウレッド(声:一ノ瀬颯/演:伊藤茂騎)に変身してワイズルーと刃を交えました。ワイズルーはいつか決着をつけると言い残して退却していきました。
カナロは元気を取り戻したマイコに会いに行き、わざわざ富士山で汲んできた湧き水を渡しました。湧き水を飲んだマイコは美味しいと喜び、いつかお礼をさせてほしいと言ってきました。これを聞いたカナロは、ようやくチャンスが到来したかとぬか喜びしました…。
…コウら仲間たちの前に現れたカナロはどこか浮かない顔をしていました。実はマイコは経営している卓球場をお洒落なカフェに改装しようと考えるも両親に反対されており、そのせいで自分は変われないと落ち込んでいたのです。マイコが言っていたお礼というのは卓球のプレイチケット10人分であり、カナロはマイコと二人きりになれないことを嘆いていました。
コウたちは仲間の龍井尚久・うい親子も誘って卓球大会を開くことを思い付き、コウ・メルト・アスナ・トワ・バンバ・カナロ、そしてナダの7人は肩を組みながら歩いていきました…。(テレビ本編第33話に続く)
以上、映画「騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する