SAS:反逆のブラックスワンの紹介:2021年イギリス, ハンガリー, オランダ, スイス映画。ウィルアム・ルイス率いる民間軍事会社ブラックスワンは、政府の要請にて村人を大量虐殺。それが公になってしまったため、英軍特殊空挺部隊SASのクレメンツは政府の陰謀を隠すためブラックスワン排除に取り掛かります。その裏切り行為に対抗するため、グレースは列車をハイジャックし、乗客を人質にとります。そこにSASに所属するトムが乗り合わせ、ブラックスワンに立ち向かいます。
監督: マグヌス・マーティス 出演:サム・ヒューアン(トム)、ルビー・ローズ(グレース)、アンディ・サーキス(クレメンツ)、ハナ・ジョン=カーメン(ソフィー)、トム・ホッパー(デクラン)、ほか
映画「SAS:反逆のブラックスワン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「SAS:反逆のブラックスワン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
SAS:反逆のブラックスワンの予告編 動画
映画「SAS:反逆のブラックスワン」解説
この解説記事には映画「SAS:反逆のブラックスワン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
SAS:反逆のブラックスワンのネタバレあらすじ:起
ジョージア共和国のある村にて、ウィリアム・ルイス率いる民間軍事会社ブラックスワンは白旗をあげて突入。しかし村人から攻撃を受け、ブラックスワンは男たちを皆殺しにします。
その様子を、村人の女がこっそりとスマホで撮影をしており、ブラックスワンの悪事が世に一気に広まり、大量虐殺したとして、ブラックスワンのメンバーは指名手配をされます。この大量虐殺事件は、ガスのパイプラインを通すために村を潰したい英国政府からの依頼でした。
トムは英軍特殊空挺部隊SASに所属しており、ブラックスワンのアジトを突き止めます。そこにSASのアルファ部隊が突入し、激しい銃撃戦の中、リーダーのルイスが食堂で静かに座っています。ルイスの娘、グレースは自分よりはるかに優秀であると説明した後、SASの指揮官クレメンツによりルイスは殺されます。トムはグレースを追いますが、逃げられてしまいます。
トムは医者で彼女のソフィーとパリ旅行に行く計画を立てます。トムはソフィーと結婚したいと思っていましたが、ソフィーは不安を覚えます。なぜなら、ソフィーは命を救う仕事をしていて、トムは人の命を奪う仕事をしているからです。トムは人を殺しても顔色を変えることなく普通に暮らしていることが、ソフィーには理解ができませんでした。
トムとソフィーはパリ行きの列車に乗ります。SASのトムが乗っているとは知らず、グレースは変装をしてその列車に忍び込みます。グレースはブラックスワンの仲間と合流して、列車が英仏海峡トンネル内を走っているときにハイジャックをします。
SAS:反逆のブラックスワンのネタバレあらすじ:承
すぐに異変に気付いたトムは、ソフィーと離れ、ばれないようにSASの本部に情報を送り続けます。乗客たちは銃で脅され、少しでも歯向かう者がいればブラックスワンに撃ち殺されます。乗客は大人しく指示に従います。
グレースたちは列車を止めると、トンネルを掘り始めます。一方、トムから情報を得たSASは現場に部隊を送ります。英国政府の陰謀を隠したいクレメンツは、グレースをなんとしてでも捕らえたかったため、乗客を無視してブラックスワンを攻撃しようとしますが、非現実な作戦のため却下されます。SASがやってきたことで、乗客に内通者がいると確信するグレース。内通者を見つけ出すように指示します。
ある少女がケガを負ってしまいます。それを治療できる者がいないか聞かれ、ソフィーは志願をします。トイレでソフィーが少女の治療にあたっていると、トムからコンタクトがあります。トムは一緒に逃げるようにソフィーに依頼しますが、ソフィーはケガをしている乗客を治療するため残ると譲りませんでした。
ソフィーの思いを尊重したトムは、少女のみ引き取って、再び姿をくらまします。そして、少女は無事にSASに保護されます。トムの存在を知ったグレースでしたが、なかなかトムを捕らえることができません。
ブラックスワンとSASの激しい銃撃戦。らちが明かなかったので、グレースとの話し合いの場を設けます。クレメンツとの話し合いの中で、現イギリス首相がグレースを雇ったことが証明される会話がなされ、グレースの仲間はその会話を動画で納めます。
SAS:反逆のブラックスワンのネタバレあらすじ:転
そしてグレースは、500万ユーロと逃走手段を提供するように要請をします。それを守らなければ、乗客もろともトンネルを破壊するとのこと。クレメンツは渋々了承します。
トムのSAS同僚デクランが何かコソコソと電話をしています。相手はグレース。デクランは内通者としてSASを裏切っていました。デクランはトムの彼女がソフィーであると伝え、グレースはソフィーを人質にトムをおびき寄せます。
トムはソフィーを助けるため、列車の一部を爆破。ソフィーは一瞬逃れましたが、再び捕まってしまいます。トムはその爆破の衝撃でケガを負います。送金を確認したグレースは、ガス管を通ってソフィーを連れて逃げます。トムもその後を追います。
グレースはある動画を公開。それにより、クレメンツが発言した、イギリス首相の裏切りの証拠動画も拡散されました。
乗客の解放とともに、ブラックスワンは乗客に紛れて逃走をはかります。しかしSASの顔認証技術により、ブラックスワンは特定され、全員射殺されます。
SAS:反逆のブラックスワンの結末
クレメンツはデクランが裏切り者であると感づき、責めよりますが、グレースがガス管に設置された爆弾を起動させたため、英仏海峡トンネルが爆発。SASは被害を受けます。その隙にデクランは逃走をします。
グレースはソフィーの脚を刺して逃走。ソフィーに駆け寄るトム。そんなトムをソフィーは止め、グレースを捕まえるように伝え、トムはグレースの後を追います。トムとグレースは一対一で戦います。グレースはトムの能力を買い、ブラックスワンに勧誘しますが、トムは聞く耳持たず、グレースの首を刺して殺します。
デクランの悪事は公になりましたが、デクランはブラックスワンが受け取るはずだった身代金を全て持って逃走し、行方をくらまします。
トムは改めてパリでソフィーにプロポーズをします。しかし、結婚はあなたに向いていないと断わられてしまいます。それにショックを受けたトムは涙を流します。初めて人間らしい姿を見たソフィーはホッとし、トムとの結婚を決意します。
結婚式中に、トムの元へ任務の電話がかかってきます。ソフィーは逞しくトムを見送り、この映画の幕は閉じます。
以上、映画「SAS:反逆のブラックスワン」のあらすじと結末でした。
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