ソウの紹介:2004年アメリカ/オーストラリア映画。密室で起こる殺人ゲームという内容となっており、サンダンス映画祭で好評を得た作品です。また、ソウという題名は、ノコギリのソウと見るの過去形であるソウ、そしてジグソウという犯人の名前をかけている題名になります。監督:ジェームズ ワン 出演:ケイリー・エルウィス、リー・ワネル、ダニー・グローヴァー、ケン・レオンほか
映画「ソウ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ソウ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ソウの予告編 動画
映画「ソウ」解説
この解説記事には映画「ソウ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ソウのネタバレあらすじ:2人が目覚めた場所
ある2人が目を覚ますと、そこは古びた浴室でした。彼らの足は足が鎖で柱につながっており、身動きができない状態になっていました。1人はアダムといい、写真家をしており、1人はゴードンといい、彼は医者をしていました。そして、部屋の中央には死体があり、死体にはテープレコーダーと拳銃が握られていました。彼らは自身のポケットにあったテープを再生すると、6時以内にどちらかの相手を殺すこと、殺すことができなければ、2人とも死ぬこと、さらにゴードン自身の妻子を殺すと告げられます。
ソウのネタバレあらすじ:ゴードンの過去
彼らはバッグからノコギリを取り出し、鎖を切ろうとしますが、ゴードンはノコギリが足を切るためにあるのだと認識します。ゴードン医師は昔のことを思い出していきます。彼は脳腫瘍の末期患者であるジョンという男のことを学生と話しているときに、タップ刑事が彼のところに来て、ゴードンのペンを彼に見せます。刑事は、ジグソウゲームという殺戮現場に、あなたのペンがあったといい、彼を犯人に疑います。ジグソウゲームとは、人々にトラップを仕掛け、そこから脱出させるようなゲームで、アマンダという女性がそのゲームから帰還した人間でした。タップ刑事はあと一歩のところでジグソウを追い詰めますが、その時彼の同僚が死亡し、自分も喉を掻き切られていました。
ソウのネタバレあらすじ:妻子の監禁
浴室のある場所では、ゼップという男がアダムとゴードンを監視していました。彼はゴードンの家に忍び込むと、ゴードンの妻と子供を監禁します。そしてゴードンに対して、携帯電話をかけ、苦しむ妻と子供の声を聞かせます。ゼップは、ゴードンの場所で働く人間で、いつもゴードンから辛く当たられていました。ゼップが妻子を殺そうとした時、タップ刑事が部屋に侵入し、ゼップは逃げます。犯人から解放された妻は、ゴードンの携帯に電話をかけますが、その時浴室では、携帯がゴードンから届かない場所に置いてありました。
ソウのネタバレあらすじ:ゴードンの判断
ゴードンはただ着信音のなる携帯に届かず、半狂乱となり、ノコギリで自分の足を切断してしまいます。そして死体の銃をとり、アダムに発砲します。肩にあたったアダムは、その場に転倒し、そこへゼップが侵入し、ゴードンを殺そうとしますが、アダムが起き上がり、ゼップを殺します。ゴードンは切断した足の痛みに耐えながら、助けを呼びに浴室をでます。
ソウの結末:ジグソウの正体
アダムは倒れているゼップの服から鍵を見つけようとしますが、テープを見つけ、再生します。そこには、ゴードンの妻子を殺さなければ、注射した針の毒により死ぬという音声が入っていました。その時、中央の死体が動き、立ち上がります。彼はジグソウゲームを行うジョンという男で、ゲームオーバーと宣言をし、浴槽から出ていきます。そして中にアダムを残したまま、扉は閉まっていきます。
「ソウ」感想・レビュー
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囚われた二人は最初は険悪な仲だったのに、後半に友情が芽生えた描写でものすごく切なくなりました。ある意味ジグソウ(ジョン)の鬼畜さが一番出ている作品だと思いますが、ジョンも被害者であることには変わらないので辛いです。見ていると利己心やエゴを捨てたくなる映画です。
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これはかなりびっくりしました!
グロいとは聞いていましたが、グロいびっくりよりもサスペンスとして最後のどんでん返しに鳥肌がたってしまいました。
もう一度見直したくなる作品です。
二回見たらまた感想が変わると思います。 -
SAWシリーズが大好きですがその中でも一番見返すことの多い作品がこちらです。
続編を見る度にもう一度見返してみると、新たな発見があります。DVD得点のメイキング映像もぜひ見て欲しいです。
時間とともに精神的に追い込まれていく、観ている方もハラハラさせられます。
作中に出てくるアダム役のリーワネルが脚本もやっていることを知り、多彩だなと思いました。 -
今までみたSAWシリーズでも原点となったこの作品はとにかくグロい、ショック!のオンパレードで、心臓が弱い人には少し刺激が強いかもしれません。
最後の予想を裏切る結末は、誰が見てもあっと驚くこと間違いないと思います。
何回か繰り返して観ると、その都度これが伏線だったとかわかるので一度ではなく何度か観返してほしい作品です。
この映画は全く予備知識なしでジャケットからレンタルした作品でした。あまりにも痛々しくあまりにも救いようのない映画でした。ラストシーンのどんでん返しはかなりヤバく、見終わった後の絶望感といいますか、虚脱感は半端ないですね。苦手な人は一生かかっても見れない作品だと思いますが、このテの作品が好きな人にはたまらない作品でしょう。