青春の輝きの紹介:1992年アメリカ映画。1950年代中盤のアメリカ屈指の名門高校を舞台に、アメリカンフットボールの奨学金で入学した労働者階級のユダヤ人と、ユダヤ人に偏見を持つ級友たちの姿を描いた青春ドラマです。
監督:ロバート・マンデル 出演者:ブレンダン・フレイザー(デヴィッド・グリーン)、マット・デイモン(チャーリー・ディロン)、クリス・オドネル(クリス・リース)、コール・ハウザー(ジャック・コナーズ)、ベン・アフレック(チェスティ・スミス)ほか
映画「青春の輝き」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「青春の輝き」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「青春の輝き」解説
この解説記事には映画「青春の輝き」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
青春の輝きのネタバレあらすじ:起
1955年、アメリカ・ペンシルベニア州生まれで労働者階級出身のユダヤ人青年デヴィッド(ブレンダン・フレイザー)は、アメリカンフットボールの奨学生としてマサチューセッツ州の名門校で進学校の「セント・マシューズ高校」に最終学年にして編入することになりました。故郷を離れ、苦労知らずの上流階級だらけの学校に飛び込んだデヴィッドは、ルームメイトのクリス(クリス・オドネル)からディロン(マット・デイモン)、リップ(ランダル・バティンコフ)、コナーズ(コール・ハウザー)、マクギヴァン(アンドリュー・ロワリー)、スミス(ベン・アフレック)らを紹介されます。ユダヤ人への偏見が多いこの時代、自らの出目を隠すことにしたデヴィッドは級友らと打ち解けていきます。
青春の輝きのネタバレあらすじ:承
舎監でもあるフランス語教師のクリアリー(ツェリコ・イワネク)がデヴィッドらのクラスを受け持つことになりますが、マクギヴァンはクリアリーとは全く反りが合わず対立します。デヴィッドはフットボール部コーチのマクデヴィット(ケヴィン・タイ)の元でフットボールの練習に励み、学費を稼ぐため食事の際の給仕をすることになります。デヴィッドは対外試合で活躍し、チームを見事に勝利に導きます。その一方で、家系が5代続けて名門大学に入っていることがプレッシャーとなっていたマクギヴァンは、クリアリーに落第点を付けられ神経質になります。ある日、ハーバード大学を巡る話し合いで、デヴィッドはディロンがあからさまにユダヤ人を嫌っていることを知ります。
青春の輝きのネタバレあらすじ:転
女学生とのダンスパーティーに参加したデヴィッドは、ディロンの幼馴染であり交際しているサリー(エイミー・ロケイン)と出会い、互いに惹かれ合うようになり、やがてデートするようになります。そんなある日、クリアリーの厳しい授業に耐えられなくなったマクギヴァンが授業中に教室を飛び出して失踪してしまいます。デヴィッドらは級友らとマクギヴァンを探し、やがて正気を失っていた彼を発見、マクギヴァンは救急車で病院に搬送されました。デヴィッドらはマクギヴァンの仕返しとしてクリアリーの車を破壊します。その後フットボールの試合で勝利したお祝いのパーティーで、サリーは唐突にディロンに対して自分はデヴィッドと付き合っていることを告げます。更には、デヴィッドがユダヤ人であることがディロンにバレてしまい、二人は殴り合いの喧嘩となります。
青春の輝きの結末
デヴィッドがユダヤ人であることはクラス中に広まり、デヴィッドは信頼しあっていたはずのクラスメートから敬遠されるようになり、サリーとの仲も気まずくなってしまいます。デヴィッドは辛い日々を送っていたそんな時、歴史のテストでディロンがカンニングをし、デヴィッドに濡れ衣を着せようとしました。窮地に陥ったデヴィッドでしたが、ディロンの所業を目撃していたリップの証言により真相が発覚、学校側はディロンを退学処分にしました。学校を去るディロンはデヴィッドに「今回のことがあっても自分はハーバードに入れる」と言い捨て、デヴィッドは「心の傷は残る」と返しました。
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