映画「スクービー・ドゥー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スクービー・ドゥーの紹介：2002年アメリカ映画。ミステリー社という謎解きを専門とする会社には４人と１匹の社員がいる。その活躍は有名でひとたび謎を解決するとすぐにマスコミやファンが駆け付けた。しかし良い所を持っていくのは決まってイケメンのフレッド。そしてある事件を境にミステリー社は解散、４人と１匹はバラバラになる。それから１年後、相棒スクービーと共に生活するシャギーの元にある招待状が届く。スプーキーアイランド。好待遇と引き換えに謎解きを依頼されたシャギーは向かう途中の空港で懐かしい顔と再会する。アメリカの人気アニメ「スクービー・ドゥー」の実写化。第２３回ゴールデンラズベリー賞にノミネート。
監督：ラジャ・ゴズネル 出演：マシュー・リラード（シャギー）、フレディ・プリンゼ・Jr（フレッド）、サラ・ミシェル・ゲラー（ダフネ）、リンダ・カーデリーニ（ヴェルマ）、ローワン・アトキンソン（モンダヴェリアス）、ニール・ファニング（スクービー・ドゥー）、ほか
この解説記事には映画「スクービー・ドゥー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゴースト退治に成功したミステリー社の４人と１匹の元にどこからともなくすぐにマスコミとファンが押し寄せる。これまで謎だった幽霊の正体、事件の解決はすぐに世間に知れ渡った。しかし手柄を持って行くのは決まってハンサムなフレッド。その事件を境にミステリー社は事実上解散となり彼らはバラバラになってしまう。それから１年が経ったある日、相棒スクービーと共に生活するシャギーの元に一通の招待状が届く。それは恐ろしい悪魔の潜む島、スプーキーアイランド、という設定のテーマパークからのものだった。
食事が食べ放題と聞き始めは断っていたその招待を引き受けたシャギーとスクービー。彼らはその島に向かう途中の空港で懐かしい顔と遭遇した。フレッド、ヴェルマそしてダフネのミステリー社の仲間達だ。しかしまだ仲直りしていない彼らはろくに口を利くこともなくそのまま島へと向かった。飛行機の中デシャギーはある出会いを果たす。メアリーと名乗るその女性に彼は一目惚れ、島についても目的を忘れるほどの浮かれようだった。島では４人と１匹は各々調査を進めた。そしてメアリーとの中に浮かれるシャギーの元にダフネが現れる。
ダフネが掴んだ情報ではテーマパークにある大きな城に秘密が隠されている。その情報はどうやら他のメンバーも掴んでいたらしく中でいつものメンバーが集結した。そして手分けして探す内ある物を見つける。悪魔の秘宝。その謎の道具を手に入れた彼らはさらなる調査を続けるもその夜、ホテルに怪物が現れ彼らだけでなく他の客にも襲い掛かった。難を逃れたシャギーとスクービー、ダフネそしてメアリーはすぐに彼らを助けるため動きだした。しかし朝目が覚めると昨夜破壊されたはずのホテルはきれいに直り、さらわれた仲間達もその場にいた。しかし少し様子がおかしかった。
昨夜の怪物達はどうやら太陽の光に弱いようだ。そのため昼間でも活動できるように人間の身体を乗っ取り彼らの魂を別の場所に保管していた。シャギー達が見つけたあの謎の道具は人間の魂を離れやすくするものらしい。それがこの事件の黒幕の目的だった。人間の魂を集め吸収する、最後に最も純粋な魂を吸収するのだ。シャギーはすぐに仲間の魂を解放、４人は事件の解決に乗り出した。黒幕はかつてミステリー社にいた性格の悪い小さな犬、スクラッピー。シャギー達を呼んだのは彼らへの復讐と純粋な魂の持ち主スクービーの存在だった。
そんなスクラッピーだが集まったシャギー達には敵わなかった。魂は解放されスクラッピーも無力と化した。事件は解決した。すぐに島にマスコミが現れた。もう以前の彼らじゃない熱い絆で結ばれたミステリー社、最後はヴェルマの解説で幕を閉じる。
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