戦国自衛隊1549の紹介:2005年日本映画。陸上自衛隊の人口磁場発生装置の実験中に戦国時代に飛ばされた、的場率いる第3特別実験中隊を救出するという名目で、戦国時代にタイムスリップするという内容の、1979年「戦国自衛隊」のリメイク作品です。オリジナルと内容は大きく違い、別物とも言っていいくらいです。
監督:手塚昌明 出演:江口洋介(鹿島勇祐 元2尉)、鈴木京香(神崎怜 2尉)、鹿賀丈史(的場毅 1佐/織田信長)、北村一輝(飯沼七兵衛)、綾瀬はるか(濃姫)、生瀬勝久(森彰彦 3佐)、嶋大輔(三國陸曹長)、的場浩司(与田 2尉)、宅麻伸(蜂須賀小六)、中尾明慶(藤介)、伊武雅刀(斉藤道三)、ほか
映画「戦国自衛隊1549」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「戦国自衛隊1549」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
戦国自衛隊1549の予告編 動画
映画「戦国自衛隊1549」解説
この解説記事には映画「戦国自衛隊1549」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
戦国自衛隊1549のネタバレあらすじ:起
2003年、陸上自衛隊東富士駐屯地では、人口磁場発生装置の実験が行われていました。その時、突然嵐が巻き起こり、的場1佐(鹿賀丈史)率いる第3特別実験中隊は装甲車やヘリコプター、そして地表もろとも消え去りました。的場1佐らは激しい振動に見舞われ、気が付くと広い野原にいました。すると矢が無数に飛んできて自衛隊員数員が殺されました。周りにいるのは戦国武士たちでした。そして3日後、陸上自衛隊東富士駐屯地に再び嵐が起り、消え去った地表が一人の戦国武士と共に戻って来ました。
元自衛隊員の鹿島勇祐(江口洋介)は、レストランチェーンの店長をやっていました。その店に自衛隊の森彰彦 3佐(生瀬勝久)、神崎怜 2尉(鈴木京香)の二人がやって来ました。2年前に過去へ飛ばされた的場1佐率いる第3特別実験中隊の救出を手伝ってくれというものでした。選ばれた理由は鹿島が過去に的場の特殊部隊に所属し、ナンバー2としてすべてを仕切っていたからでした。
戦国自衛隊1549のネタバレあらすじ:承
悩む鹿島に、過去から来た武士の七兵衛(北村一輝)もやって来て頼み込みました。的場らが過去に行って以来、歴史を変えたことにより、巨大ホールが各地にできて、現在を吸いこんでいるという状況でした。
やがて鹿島は受け入れ、2年前と同じ状況の日、タイムスリップする日を迎えました。過去に行って74時間26分後に帰ってくる予定でした。メンバーが揃い、実験は実行され、一行は1549年へとタイムスリップしました。着いたところは驚くべき状況でした。戦国武士たちが銃器を持って襲ってきました。
森は歴史が変わるから武器は使うなと言っていました。落ち着いたころ、倒れていた一人の少年の藤介(中尾明慶)を助けました。藤介は織田信長に反目していました。やがて織田の軍勢が攻め込んできました。この時、森は武器を使うのは的場らを殺す時だと言いました。先頭にいたのは、かつての仲間の与田(的場浩司)でした。生き残った隊員全員捕まり、城へと連れてこられました。城の周りは石油精製所まで作られていました。
戦国自衛隊1549のネタバレあらすじ:転
七兵衛は斉藤道三(伊武雅刀)に会い、不在中の報告をしました。鹿島らは的場に会いました。的場は銃撃戦で殺した男が織田信長と知って、自分が織田信長に成り代わっていました。そして斉藤の娘の濃姫(綾瀬はるか)と結婚し、城と国を牛耳っていました。そして的場は歴史を替えて新しい日本を作ると言って、核兵器並みの爆弾を見せました。これで富士山を大噴火させ、新しい国を作るという構想をぶち上げました。
そのころ藤介は、織田の転覆を計画し、隠密行動をしていました。また濃姫は幼馴染の七兵衛に自分の信念を貫けと、暗に織田のやり方を批判しました。的場は鹿島らに仲間になって一緒に歴史を変えようと迫りますが、断りました。そして的場は鹿島に七兵衛と刀で戦わせ、鹿島が勝ったら帰してやると言い、二人は戦いました。
七兵衛が一方的に攻め、とどめを刺そうとした時、七兵衛は止めました。そして斉藤に目を覚ましてくれと懇願しました。怒った斉藤や的場は皆殺しを命じました。その時、藤介が装甲車で乗り込み、鹿島を助けますが、森は殺され、神崎は矢で腕を射ぬかれ捕らわれました。
戦国自衛隊1549の結末
上官の居なくなった部隊は、三國陸曹長(嶋大輔)が仕切ることになりました。そして藤介も加わり話をしていると、藤介が後の豊臣秀吉だと分かり、鹿島と三国は作戦を変更しました。仲間に加わった七兵衛は斉藤の説得に向かい、濃姫の言葉を伝えました。鹿島らは藤介に国に行き、藤介の父親に応援を頼みました。藤介が装甲車で突入すると、鹿島は的場の居る部屋に向かいました。下では三国らが戦いました。そして七兵衛の説得で斉藤も仲間に加わりました。的場は爆弾のスイッチを押しました。爆破時間は平成の時代に戻る時間とほぼ同じでした。
鹿島が的場と闘っている時に、神崎が銃を持ち的場を撃ちました。そして鹿島が刀でとどめを刺しました。下にいた三国は殺されました。鹿島は爆弾を外し、神崎と一緒に持ってヘリコプターに乗りました。そしてヘリコプターはタイムリミットぎりぎりで、地場区域に戻り、平成の時代に帰って来ました。爆弾の時限装置は7秒前で止まっていました。鹿島は神崎に、歴史を元に戻しただけだと言いました。
以上、映画「戦国自衛隊1549」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する