ホワイトシャーク 海底の白い死神の紹介:2020年アメリカ映画。フロリダのサンゴ礁のある海へカヤックに乗って撮影に行ったサラ、ジェイソン、メーガンの3人が、満潮時に水没する岩礁島で巨大ホオジロサメに襲われるという内容のシャークパニック映画です。低予算、短期間撮影で有名なアライサム社の作品です。
監督:ジャレッド・コーン 出演者:マイケル・マドセン(ジェームス)、ペイジ・マクガーヴィン(サラ)、ジュリアナ・デステファーノ(メーガン)、ジャック・ピアソン(ジェイソン)ほか
映画「ホワイトシャーク 海底の白い死神」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ホワイトシャーク 海底の白い死神」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ホワイトシャーク 海底の白い死神の予告編 動画
映画「ホワイトシャーク 海底の白い死神」解説
この解説記事には映画「ホワイトシャーク 海底の白い死神」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ホワイトシャーク 海底の白い死神のネタバレあらすじ:起
フロリダの美しいビーチでサップ(立ち漕ぎボード)に乗る若い女性。少し沖まで出ると、下から巨大なホオジロザメが現れ、女性を襲って食ってしまいます。
モデルのサラは、父のジェームスに「今からフロリダへ撮影に行ってくる」と電話をしています。ジェームスは「お母さんのものを片付けている、ここに戻って絵を描いてもいいんだぞ」と言います。サラは「お母さんを思い出すから、絵は描かない」と言って電話を切ります。
カメラマンのジェイソンが、メイクのメーガンを連れて、サラと合流します。ジェイソンは「新しい撮影ポイントを見つけた。先日のハリケーンで新しい島ができているんだ。カジョー海盆の近くで1時間ほど遠い。行ってみよう。いい写真が撮れる」と勧めます。ためらっていたサラでしたが、ジェイソンの押しで納得し、3人はそれぞれカヤックに乗り出発します。
色々な話をしながらゆっくり進んでいると、イルカの群れに遭遇します。イルカの写真を撮ったサラが、イルカのヒレにキズがあることに気づきます。ジェイソンに話すものの、「サンゴにでも当たったんだろう」と言ってそのまま進みます。しかし3人のカヤックの周りを回る、巨大なホオジロザメがいたのでした。
ホワイトシャーク 海底の白い死神のネタバレあらすじ:承
ジェイソン一押しの島に着きます。満潮時は水没するというその島は、岩礁にコンクリートをうったような人口建造物です。上陸し、メーガンがサラのメイクをすると、ジェイソンがサラを撮りはじめます。その様子を見ていたメーガンの疑念は確信に変わります。
ジェイソンを呼んだメーガンは「サラの事をまだ愛しているんでしょう?」と問い詰めます。「サラとは別れたんだ」と必死で弁明するジェイソンでしたが、メーガンの気持ちは晴れません。
気分を変えようとジェイソンがサラを誘って泳ぎはじめます。二人を見ていたメーガンが、海中の巨大なホオジロザメを見つけて叫びます。慌てた二人が島に向かって泳ぎはじめますが、ジェイソンが襲われて食われてしまいます。島に這い上がったサラは、メーガンと一緒に赤く染まった海を見つめます。
「救急に電話しよう」と言うメーガンでしたが、サラは「民間航空パトロール隊にいた父に助けを呼ぶ」と言って電話をします。「島に渡っているけど、サメにジェイソンが殺された。助けに来て」と言います。父のジェームスが「携帯電話をつないだままにしておけば、位置情報でわかるから大丈夫だ」と言ったものの、サラの携帯電話は電源が落ちてしまいます。
ホワイトシャーク 海底の白い死神のネタバレあらすじ:転
携帯電話の電源が落ちたことで、ジェームスらの救援活動が難航します。ボートとヘリに連絡をしながら探しますが、海域はわかるものの場所は特定できませんでした。
やがて潮は満ちてきて島は少しずつ水没し始めます。サラが「向こうに見える島に行こう」と言って、二人はカヤックを漕ぎだします。しばらく進むと、ホオジロザメが二人を見張る様に周りを泳ぎはじめます。「動かなければ襲われない」と言って、二つのカヤックをロープでつないで休憩しながら、ホオジロザメが消えるのを待ちます。
少しすると水上バイクが近づいてきます。二人を助けようと近づいた時、ホオジロザメに襲われ、乗っていた男性は食われてしまいます。この隙に二人はカヤックを漕ぎ出し、砂洲に上がります。休憩し落ち着くとメーガンがサラにジェイソンとの関係を問い詰めはじめます。二人は言い争いになるものの、最後はサラがなだめて分かり合います。
メーガンがネットで見た、携帯の復活方法を色々試し始めると、電源が復活しました。再びサラが父に電話すると「今はキングタイド(極端に大きな潮の満ち引き)で、干満が大きく、間もなくそこも水没する」と言います。
ジェームスは携帯が繋がっている間に居場所を探そうと、ボートに連絡します。するとボートのダレンは居場所を探しながら「この近くでクジラが浅瀬に座礁して死んでいた。その死骸を食料にするホオジロザメが入ってきたんだ。クジラの死骸を取り除けばサメもいなくなると思ったが、サメはここに居残っている」と話します。
ホワイトシャーク 海底の白い死神の結末
ダレンが「ヘリの燃料が少ないし、日暮れも近い。このまま見つからなければ今日の捜索は打ち切る」とジェームスに連絡します。ジェームスは「何とか探してくれ」と言うほかありませんでした。
砂洲が無くなり、二人はカヤックを漕ぎだしますが、ホオジロザメがやって来ます。ヘリが飛んできて、サラが合図すると、発見したヘリがボートを呼びます。しかしメーガンのカヤックが襲われて海に投げ出されます。メーガンはどうにかサラのカヤックに乗りこみます。サラはジェイソンのナイフを手に取り、襲ってくるサメの体を突き刺します。
しかし、サラのカヤックも転覆させられます。サラはパドルを持ちサメに向かいます。その間にメーガンはやってきたボートに向かって泳ぎます。メーガンがボートに救出された頃、サラはバトルでサメと格闘しています。やがてホオジロザメを退治したサラがボートに救助されます。
ボートの運転手から携帯電話を渡されたサラ。電話の相手は父・ジェームスでした。サラは「スタジオで絵を描きたい」と言います。その言葉を聞いたジェームスは喜びます。
港に向かうボートの中でメーガンが、「ニューメキシコでメイクするから一緒に行かない?内陸だから海はないよ」と言います。話を聞いたサラは「その話に乗った」と言って笑いました。
以上、映画「ホワイトシャーク 海底の白い死神」のあらすじと結末でした。
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