シャークトパス SHARKTOPUSの紹介:2010年アメリカ映画。この作品は、サメとタコの遺伝子を融合操作して作りだした最新巨大生物兵器が暴走し、次々に人々を襲っていくのを何とか止めようとするホラー・パニック・アクション映画です。これは米国内のSyfyで放送されたテレビ映画で、1984年のイタリアの映画『死神ジョーズ・戦慄の血しぶき』のリメイクです。
監督:デクラン・オブライエン 出演者:アンディ・フリン(ケレム・バーシン)、ニコール・サンズ(サラ・マラクル・レイン)、ネイサン・サンズ(エリック・ロバーツ)、ステイシー・エヴァーハート(リブ・バウン)、ボーンズ(エクトル・ヒメネス)、ほか
映画「シャークトパス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シャークトパス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
シャークトパスの予告編 動画
映画「シャークトパス」解説
この解説記事には映画「シャークトパス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:1.プロローグ:サメを捕食した謎の巨大生物出現
明るい太陽が降り注ぐ、ここアメリカのサンタモニカのビーチでは、多くの人々が海水浴を楽しんでいました。「魚がいるからイヤ」という友人を置き、一人で海へ泳ぎにいった女性・ブリーは沖まで泳いでいきました。彼女の背後にサメの背びれが近付いていました。それを見た友人は、ブリーに「サメよ~!」と大声で叫びました。その声を聞いたブリーは驚き、急いで逃げようと泳ぎました。しかし、もうサメはすぐそこで、間に合いそうにありませんでした。その時でした。ブリーの背後のサメがタコのような触手に捕まれ、海上高くに掲げられたのでした。そのサメを捕獲した謎の生物は、上半身がサメで下半身がタコの巨大生物でした。その生物はサメを触手で絡め取り、その鋭い牙であっという間にサメを噛み砕いてしまいました。ブリーは危機一髪のところで助かりました。「あれは何?」と友人にブリーは聞きましたが、友人にも分かりませんでした。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:2.最新生物兵器「S-11(シャークトパス)」
ブルー・ウォーター社(BW社)の秘密研究所で、社長で科学者のネイサン・サンズは、科学者でまだ若い娘のニコール・サンズと共にある人工生物の開発に成功していました。その人工生物こそが、ブリーを救ったあの巨大生物でした。その巨大生物は、米海軍から軍事兵開発を極秘裏に依頼されたBW社が、オオジロサメとタコの遺伝子操作と細胞融合で作り出した最新生物兵器「S-11(シャークトパス)」というものでした。そのS-11(シャークトパス)の大脳皮質には、レセプターが埋め込まれ、その電気信号で動きを制御するシステムになっていました。その制御はS-11(シャークトパス)の開発者・ニコールがしていました。BW社の研究所に訪問してきた米海軍のコックス中佐は、試作実験でブリーを追っていたサメをS-11(シャークトパス)が一瞬のうちに捕食する映像を見て、驚き、賞賛しました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:3.S-11(シャークトパス)実験中に大事故発生
その出来映えに大満足のコックス中佐は、多額の税金を使っているために直ぐ実用化したいと言い出しました。そして、コックス中佐は高速でクルージングしている小型モーターボート「AQUAH号」を見て、この船を麻薬密売船に見立てて、気づかれないように背後に接近せよと命じて来ました。しかし、開発者のニコールは、まだ試作段階で危険と主張して拒否しようとしましたが、父で社長のネイサンの依頼もあり、仕方なく言うことに従うことにしました。ニコールは、S-11(シャークトパス)を操縦し、AQUAH号の背後につけようと接近させました。すると、AQUAH号が急に方向転換し、S-11(シャークトパス)と接触してしまいました。その時、S-11(シャークトパス)の背中の制御装置が壊れてしまいました。一方、AQUAH号はコントロールを誤り、岩礁に衝突、炎上してしまいました。制御装置に損傷を受けたS-11(シャークトパス)は、制御不能となり、ニコールたちにも制御できなくなってしまいました。驚いたニコールは、危険なS-11(シャークトパス)を自爆させようとしましたが、手遅れでした。S-11(シャークトパス)は、自ら制御装置を外して、BW社のニコールや他の研究者たちのコントロール下から離れ、本能の赴くままに暴走し始めました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:4.暴走するS-11(シャークトパス)
コックス中佐が頭を抱える中、暴走し始めたS-11(シャークトパス)は、その近くに停泊していた豪華客船「クィーン・メアリー号」に接近していきました。その客船では、作業員の男2人が外壁を修理していました。2人が作業を中断して休憩していると、その1人の男に見たこともない鋭い槍のような触手が海中から出て、彼の首を串刺しにすると、海中に引きずり込み、食べてしまいました。突然いなくなった同僚に驚いた男も、直ぐにS-11(シャークトパス)の餌食になってしまいました。S-11(シャークトパス)は、鋭利な槍のような爪を持った強靭なタコのような触手で獲物を捕まえ、巨大なサメのような大きく鋭い歯で獲物を切り裂くのでした。S-11(シャークトパス)は、時には人を襲って捕食しますが、兵器として作られたため、捕食でなく、殺戮だけの目的で行動もするようにできていました。この様子を見ていたコックス中佐は憤り、ネイサンに直ぐに怪物S-11(シャークトパス)を捕獲するように命じ、それまでは海軍の支援はないと思えと厳命して、研究所を出ていきました。ネイサンたちは、追跡装置で位置を見ると、S-11(シャークトパス)は南下し、メキシコに向かっていました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:5.アンディ・フリン、S-11(シャークトパス)捕獲チームに
ネイサンやニコールたちは、S-11(シャークトパス)を追い、直ぐにメキシコに飛びました。メキシコ・プエルトバヤタに到着したニコールたちは、S-11(シャークトパス)の追跡装置も損傷を受けていることに気づきました。もうS-11(シャークトパス)は本能で回遊していました。ネイサンは現地の社員・サントスと連絡をとり、船を調達しました。サントスは、元BW社の社員だった若者アンディ・フリンが必要だとネイサンに進言しました。なぜなら、アンディは強欲な男ですが、海に関しては誰よりも詳しかったからでした。ネイサンは自らがクビにしたアンディを捕獲チームに入れようと、サントスに命じました。アンディはBW社が正当な評価に基づく報酬を支払わなかったことで、ネイサンからクビにされたのでした。そんなアンディに、サントスはS-11(シャークトパス)の捕獲チームに入るように説得しました。アンディはサントスとネイサンのもとに行きました。アンディは、ニコールから捕獲計画を聞かされました。それは、S-11(シャークトパス)にまず鎮静剤を打ち込みおとなしくさせ、海面に出たところを、制御可能にする装置を背中に打ち込み、PCとリンクさせて追跡可能にし、インターフェースを修理し、制御可能にするというものでした。簡単そうに聞こえますが、制御可能にする装置を打ち込む槍は2本しかありませんでした。それを聞いたアンディは、殺さずに捕獲するのは難しい、被害者が出る前に殺すべきだとネイサンに言い、成功報酬として30万ドルを要求しました。ネイサンはそんなアンディに、生きたまま捕獲するように要求しました。アンディは仕方なく引き受けました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:6.密かに次々と出るS-11(シャークトパス)の被害者たち
その頃、砂浜である1人の若い女が、金属探知機で何か宝物がないか探していました。彼女はそこで金のメダルを見つけ喜んでいました。その様子を初老の男が遠くで眺めていました。すると、波打ち際から静かにS-11(シャークトパス)の触手が現れ、その女性を触手で絡めとり、海中に引きずり込み、噛み殺しました。その初老の男はその様子を見ていましたが、何が起こったのか訳が分からず、ただ、彼女が見つけた金のメダルを拾って、喜びながら、その場を立ち去っていきました。その同じ頃、テレビ局CNEの女性キャスターをしていたステイシー・エヴァーハートとカメラマンのボーンズは、奇妙な生物の目撃情報を聞き、取材をしていました。その生物は上半身がサメで下半身がタコのような生物・S-11(シャークトパス)でした。地元の釣り人であるペズ・キングスベリーは偶然、その生物・S-11(シャークトパス)の一部が海面から出てきたところを目撃、写真を撮って、それを局に送ったのでした。ペズにステイシーたちは、取材をして、さらに詳しい情報を得て、スクープネタとしてテレビで放送しようと考えていました。まだS-11(シャークトパス)がいるとは知られていない頃、ある新婚旅行に来たカップルが、海に向かってのバンジージャンプで遊んでいました。すると突然、パンジージャンプをした女性をS-11(シャークトパス)が海中から飛び上がり、大きな口で捕食して、あっという間に去っていきました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:7.ついに人々に全貌を現した怪物S-11(シャークトパス)
アンディとサントスは昔、軍隊にいました。アンディは爆弾で命を落としかけましたが、サントスのお蔭で命をとりとめたこともあり、2人は親友でした。アンディは仕事に夢中のニコールを口説こうと、サントスとのことなどを話し、「一度死にかけて、人生は“はかない”と悟った」と言いました。そんなアンディにニコールは「私は仕事が好き。あなたとは違う。お金の亡者さん」と冷たく言い放ちました。捕獲チームは、「操縦士・サントス」「PC担当の男」「開発製作者・ニコール」「S-11捕獲担当・アンディ」の4人で、小型クルーザーに乗り、出発しました。ネイサン社長は別の豪華クルーザーに乗り、米海軍・コックス中佐と連絡を取りながら、捕獲チームに無線で指示をしていました。その頃、小型船をスタジオに地元FM局「パイレーツ」という海賊版ラジオ放送でも、最新のニュースとして、上半身がサメで下半身がタコのような謎の生物・S-11(シャークトパス)が目撃されたことが放送されました。しかし、そんな放送のニュースなど誰も信じず、多くに若者たちはビーチで遊んでいました。一方、テレビ局CNEの女性キャスター・ステイシーはカメラマンのボーンズと、謎の生物を目撃したペズの案内で、目撃場所から、その謎の生物の目撃情報を放送しようと、カメラを回して録画をしていました。その時、ボーンズはカメラをのぞきながら、その謎の生物が近づいてくる姿を目撃、ステイシーもペズもその生物がビーチに接近してくる様子を目撃しました。ペズはビーチにいる大勢の人たちに逃げるように叫びましたが、声は届かず、またしても、1人の若い男がその生物・S-11(シャークトパス)に襲われました。そして、ついにその生物・S-11(シャークトパス)は、人々の前にその巨大で凶暴な姿を現しました。その姿を見たビーチの人々はパニックになり、逃げまわりました。しかし、逃げ遅れた人々は、次々にその生物・S-11(シャークトパス)の餌食となりました。その生物・S-11(シャークトパス)は、触手を使ってビーチを歩き、カメラで録画しているステイシーたちを襲おうとして来ました。彼女らは必死で逃げました。その生物・S-11(シャークトパス)はペズの車を海中に引きずり込み、そのまま姿を消しました。
大スクープを得たステイシーたちは、局に直ぐに戻りました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:8.S-11、「シャークトパス」という名でニュースに
その頃、捕獲チームはS-11(シャークトパス)の行方がつかめずにいました。S-11(シャークトパス)の追跡装置が故障していたためでした。そんな彼らの前に一体の人間の上半身だけの遺体が浮かんでいました。S-11(シャークトパス)の仕業でした。ニコールは、タコは岩場を好む習性があると言い、ある近くの岩場に目をつけました。そんな時、テレビ局CNEは緊急ニュースとして、ステイシーが撮影したS-11(シャークトパス)の殺戮映像を流しました。ステイシーはこの生物をサメとタコとを合わせた姿をしているので、「シャークトパス」と名付けました。(注意:これ以降、普通の人々は「シャークトパス」と呼びますが、開発したニコールたちは最後まで「S-11」と呼びます)。この放送を見たネイサンは直ぐに世界中に、この情報が流れると予想しました。その予想通り、S-11は「シャークトパス」と呼ばれ、瞬く間に世界中に広がりました。捕獲チームにいたアンディはS-11・シャークトパスの凶暴性に疑問を持ち、開発者であるニコールに問いただしました。なぜなら、サメは意味もなく相手を殺さないし、タコは賢く身を隠して生活する生き物だからでした。質問されたニコールにも、その答えは分かりませんでした。アンディはニコールの父で科学者のネイサンが遺伝子操作をして、殺戮兵器にしたのではないかとニコールに詰め寄りました。しかし、ニコールは父・ネイサンが黙ってそんな事はしないと言い、アンディに「あなたは言われたことをすればいい」と突っぱねました。一方、特ダネを手にしたテレビ局CNEは、この話題が大きいため、ステイシーと別のレポーターも派遣すると彼女に告げてきました。その知らせを聞いたステイシーは、これは自分がつかんだ特ダネと言い、局の方針に納得できませんでした。ステイシーは、さらなるスクープを手に入れるため、ペズの釣り人としての勘を頼りながら、ボーンズを引き連れ、取材を続行しました。CNEのニュースを見た米海軍・コックス中佐は、これ以上被害者が出て公になり、海軍が関与している事が知られることを恐れ、ネイサンに秘密裏に必ず処理するように命じました。ネイサンはその指示に答えますが、自らが開発した最高傑作であるので、殺さずに捕獲することに固執しました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:9.アンディ対S-11・シャークトパス、最初の対決
捕獲チームのアンディたちは、S-11・シャークトパスを見つけ、鎮静剤銃を撃つため、岩場に仲間2人と海中へと潜りました。しばらくすると、S-11・シャークトパスが急速に接近して来て、瞬く間に仲間の1人を殺戮しました。それを見たアンディはS-11・シャークトパスに鎮静剤銃を撃とうとしますが、S-11・シャークトパスは墨を吐き、目くらましをしてきました。アンディはそんな状況下でも、鎮静剤銃をS-11・シャークトパスに撃ち、命中させましたが、触手ですぐ引き抜かれ、全く効果はありませんでした。逆に攻撃を受け怒ったS-11・シャークトパスはアンディたちに反撃して来ました。アンディの残りの仲間の1人も殺されて、アンディ自身も右足を噛みつかれ、重傷を負ってしまいました。その時、ニコールに父・ネイサンから状況確認の電話がかかってきました。ニコールは、その電話で父・ネイサンが、開発者で娘・ニコールの許可なしに、S-11・シャークトパスのプログラムを密かに書き換え、軍事兵器用により凶暴に攻撃的にしたことを知らされました。ニコールは父・ネイサンに怒り覚えましたが、もうそれは後の祭りでした。ニコールは負傷したアンディとサントスと共に、犠牲者がもう出ないように、S-11・シャークトパスを必ず捕まえようと決意しました。アンディたちは南に向かいました。すると、偶然、途中で特ダネを狙っていたステイシーたちのヨットと出くわしました。アンディはステイシーたちに「ここは立ち入り禁止区域だ」と言い、威嚇のため銃を撃ちますが、ステイシーたちは逆にスクープと思い、その姿を録画しようとしました。しかし、死ぬのはゴメンだと言いペズは船を移動させようとしました。その時、海中からS-11・シャークトパスの触手が突如、出現し、あっという間にペズは海中に絡めとられました。ペズはS-11・シャークトパスの餌食となり、辺り一面は血の海となりました。S-11・シャークトパスはペズを襲うと、今度はペズのヨットの上に飛び乗り、ヨットごと、全てを破壊しようとしました。その様子を見たアンディは、持っていたマシンガンでS-11・シャークトパスを撃ち、何とかS-11・シャークトパスを撃退することに成功しました。アンディは捕獲を諦め、S-11・シャークトパスを追い、マシンガンで撃ち殺そうとしますが、S-11・シャークトパスの動きが速く、命中させることができませんでした。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:10.狡猾な殺戮兵器S-11・シャークトパス
S-11・シャークトパスはひたすら南下し、人々が遊ぶプエルトバヤルタのビーチに向かっていました。まず、S-11・シャークトパスは、水上バイクで遊んでいた若者たち3人を惨殺しました。それをヨットから見ていた釣り人ゴードンとマリアのカップルは震えあがりました。その頃、ペズのヨットで港に帰ったステイシーは、自分たちを威嚇してきたボートを調べ、情報をできる限り集めました。そして、ステイシーはBW社と国防総省とが結託し、遺伝子操作であの怪物を作ったのではないかという推論をしました。彼女は呆れ果てるカメラマンのボーンズを連れ、更なる取材を続けました。次々とシャークトパス出現の知らせを聞いた女性・ステフィーは、海賊版地元ラジオ放送「パイレーツ」のDJのキャプテン・ジャックに知らせました。ジャックは「“シャークトパス”っていうバケモノが海を荒らしているそうだ。パニックになるなよ」とラジオで流しました。しかし、ジャック自身は「作り話だ」とその存在を信じようとしませんでした。そんなジャックはステフィーの目の前で、S-11・シャークトパスの触手に突如、絡めとられて、海中で惨殺されてしまいました。次にS-11・シャークトパスは、釣り人ゴードンとマリアのヨットを急襲し、ヨットごと破壊、2人を惨殺しました。ニコールから父・ネイサンが密かに殺戮兵器にプログラムしたS-11・シャークトパスのことを聞いたアンディは、S-11・シャークトパスを追わずに、魚の内臓と血でおびき寄せる作戦を立てました。S-11・シャークトパスはゴードンたちのヨットを破壊すると、アンディの撒き餌につられ、アンディたちのボートに接近してきました。アンディの作戦通りでした。アンディたちは待ち伏せをしました。しかし、それをS-11・シャークトパスは読んでいました。S-11・シャークトパスは信号を読まれないように、深く潜り込み、静かにボートに接近し、まず、サントスをその長い触手で絡めとり、彼を惨殺しました。親友サントスを殺されたアンディは、S-11・シャークトパスが予想以上に狡猾であることに気づきました。ニコールとアンディは2人だけになりましたが、アンディはS-11・シャークトパスを追いました。アンディはニコールにボートの操縦を任せると、S-11・シャークトパスと並走し、マシンガンで撃ち殺そうとしました。S-11・シャークトパスは狡猾に動き回り、アンディのボートのスクリューを破壊すると、ビーチに向かって行きました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:11.開発者・ニコールの父・ネイサンの遺言
その時、ニコールに父・ネイサンから電話がかかってきました。ネイサンはスタッフが殺されたことよりも、S-11・シャークトパスが無傷であることを心配していました。ニコールは返す言葉を失いました。生け捕りに固執するネイサンに、仲間を殺され憤っていたアンディは「S-11は死んだと思え!」と言い放ちました。ネイサンは、そんなアンディに100万ドル払ってやるから生け捕りにしろと命じましたが、アンディは「金はいらない!」と吐き捨てました。そして、アンディとニコールは何とか低速で波止場に帰ってくることができました。S-11・シャークトパスは、ひたすら人がいる場所に向かっていきました。そして、S-11・シャークトパスは、波止場近くのビーチで開催されていたダンスイベント会場を襲いました。逃げ惑う人々を追い、S-11・シャークトパスは長い触手で陸上を動き、襲い、惨殺していきました。その騒ぎを聞いたアンディとニコールは会場に向かい、アンディはマシンガンでS-11・シャークトパスを撃ちまくりました。それにダメージをくらったのか、S-11・シャークトパスは海中へ逃げていきました。アンディは、狡猾なS-11・シャークトパスは川の上流の方に向かうのではないかと考えました。アンディはニコールと共にS-11・シャークトパスの行こうとする場所に向かいました。その途中、2人はネイサン社長たちと会いました。ネイサンはS-11・シャークトパスを殺そうとするアンディに銃を向け、脅しました。ニコールは父・ネイサンに「S-11は殺すべきよ!自然の摂理に反した生き物だわ」と言い、アンディと同じ立場に立ちました。しかし、ネイサンは「S-11は私の宝だ。誰にも手を出させない。お前にもだ」と娘・ニコールに言いました。その時、海中からS-11・シャークトパスが現れ、ネイサンの部下たちを惨殺しました。アンディはS-11・シャークトパスに向け、マシンガンを撃ちまくりました。それを見ていたネイサンは、アンディが撃つのをやめさせようとしました。アンディはその一瞬の隙を、S-11・シャークトパスの触手につかれ、倒されて気を失いました。S-11・シャークトパスは開発者・ニコールを襲ってきました。ネイサンは娘・ニコールを庇い、銃を手にして、S-11・シャークトパスに向けて発砲しましたが、首を触手の爪で切り裂かれてしまいました。ネイサンは「爆破スイッチにアクセスできるかもしれない」とニコールに虫の息で告げると、息を引き取りました。
シャークトパス SHARKTOPUSのネタバレあらすじ:12.アンディとニコールのS-11・シャークトパス破壊計画
アンディはニコールと共に、S-11・シャークトパスを殺す計画を立てました。アンディはS-11・シャークトパスを川の上流に誘い込み、そこで殺すというものでした。そこで偶然、2人はTV局のステイシーとカメラマンのボーンズと会いました。2人は彼らの車を借りて川の上流の方へ向かいました。S-11・シャークトパスは川を遡上していきました。その上流のほうでは野外レストランなどがあり、人々がたくさん楽しんでいました。遡上してきたS-11・シャークトパスは、人々を惨劇の渦に陥れました。ニコールはS-11・シャークトパスを殺す唯一の方法をアンディに伝えました。それはS-11・シャークトパスに仕掛けられた爆破スイッチを起動させることでした。ただそれには、アンディがS-11・シャークトパスに起動用の槍を刺し、ニコールがその近くでPCから起動コードにアクセスしなければなりませんでした。そのためには、S-11・シャークトパスをおびき寄せる必要がありました。アンディが囮になり、おびき寄せることにしました。そんな中、川で暴れるS-11・シャークトパスのスクープを狙っていたステイシーは、カメラマンのボーンズがS-11・シャークトパスに殺されてしまったことに気が付きました。彼の血が付いたカメラをステイシーは持ち上げ、構えました。すると目の前にS-11・シャークトパスが現れ、ステイシーも強靭な触手で両腕を動けなくされ、最後に首を刺されて、殺されました。アンディはステイシーを襲おうとするS-11・シャークトパスの背後に回り込み、鎮静剤銃を撃ち込みましたが、S-11・シャークトパスはアンディに向かってきました。アンディは必死で襲ってくるS-11・シャークトパスに太い木の棒で応戦し、ニコールの近くまでおびき寄せました。アンディはニコールに爆破の合図を送りましたが、ニコールはアクセスできたものの、爆破起動のパスワードで手こずっていました。
シャークトパス SHARKTOPUSの結末:エピローグ:S-11・シャークトパスの最期
ニコールは父・ネイサンがよく自分のことを「パンプキン」と呼んでいたことを思い出しました。ニコールはそれをパスワードに入力し、エンターキーを押しました。すると起爆装置が作動し、ついにS-11・シャークトパスは爆破、木っ端微塵に吹き飛びました。
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