映画「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝の紹介：1994年日本映画。「クレヨンしんちゃん」の劇場版シリーズ第2段作品です。主人公の野原しんのすけとそっくりな外国の王子がいて、そのことで事件に巻き込まれる野原家の珍道中を描いています。純粋に「クレヨンしんちゃん」を楽しめる作品です。
監督: 本郷みつる 声優: 矢野晶子（野原しんのすけ）、ならはしみき（野原みさえ）、藤原啓治（野原ひろし）、川田妙子(スンノケシ王子)、紗ゆり(ルル・ル・ルル)、富田耕生(アナコンダ)、中田浩二(ミスター・ハブ)、ほか
この解説記事には映画「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
いつものように日常を送っている幼稚園生の野原しんのすけを監視している怪しい集団がありました。そんなことに全く気付かない野原家の人々は、ばたばたと普段と変わらない生活をしていました。しんのすけの母親のみさえは、商店街のくじ引きで当たりを引きます。それは家族で行ける「ブリブリ王国」の旅行券でした。家族で海外旅行に行けるとみさえとしんのすけの父親ひろしは大喜びしますが、それは大きな罠の始まりでした。
飛行機の中で家族団欒を楽しんでいると、突然怪しい集団に野原家は襲われてしまいます。その集団は「ホワイトスネイク団」と言い、しんのすけを渡せと脅してきます。「ホワイトススネイクス団」はおカマの集団でしたが、ものすごく強く野原家は追い込まれ、飛行機から飛び降りてしまいます。飛行機にあったパラシュートをひろしとみさえは装着して飛び降りたので、何とか野原家は助かります。しかし着陸したのはジャングルの奥地でした。
ジャングルの奥地で獣に怯えるひろしとみさえでしたが、なぜかしんのすけはいろんな動物と仲良くすることが出来、サルの子供としんのすけが仲良くなったことで、サルの集団に親切にしてもらえます。サルの子供はしんのすけに、ブタの鼻の形をしたプレートを渡します。サル達に別れを告げると、歩いてブリブリ王国まで続く線路にたどり着きます。野原家は列車に飛び乗ります。その列車で、ルルと言う美しい女性と出会います。ルルはしんのすけを「スンノケシ王子」と抱きしめます。そのことでしんのすけがブリブリ王国の王子とそっくり出会いあることを知ります。そしてその王子がホワイトスネイク団に囚われていることを知ります。そんな話しをしていると、ホワイトスネイク団がまた襲ってきます。ルルはとても強いる女性で守ってくれますが、ホワイトスネイク団のミスター・ハブという男はとても強く、しんのすけはホワイトスネイク団に連れて行かれてしまいます。
しんのすけはホワイトスネイク団のアジトに連れて行かれ、リーダーのアナコンダと対面します。アナコンダはブリブリ王国の宝を狙っており、その宝を手に入れるためには、王子と王子とそっくりなしんのすけが必要だと言います。アジトの牢屋へ入れられたしんのすけは自分とそっくりなスンノケシ王子と対面します。二人はすぐに友達になります。翌朝、アナコンダ達に連れられて、ブリブリ王国の秘宝が眠る場所へ連れて行かれます。様々な仕掛けがあり、王子とそっくりなしんのすけが居ると、クリアー出来る仕組みになったっていました。
黄金の塔に辿り着くと、アナコンダは魔法のランプを手に入れます。これこそがアナコンダが狙っていた秘宝で、アナコンダはランプで奇妙なったダンスをして、ブリブリ魔人を呼び出します。アナコンダが「我に世界を支配する力を・・・。」と言うところ、しんのすけが「ニュースステーションのキャスターの小宮悦っちゃんのサインがほしい」とお願いしてしまいます。ブリブリ魔人はサインを貰いに日本へ行ってしまいます。怒ったアナコンダはしんのすけを殺そうとしますが、後から追いかけてきたルルとひろしとみさえがそれを阻みます。そこへミスター・ハブがもう一つの魔法のランプを持ってきます。
もう一つの魔法のランプを持ってきたミスター・ハブは、アナコンダを裏切り自分に力を与えるよう願おうとしますが、アナコンダに催眠銃を撃ち、自分の願い事を叶えさせます。ところが願い方が「お前と同じような力を持った魔人にしてくれ。」と願ったため自分自身が魔人になり、小宮さんのサインを持ってきたブリブリ魔人とケンカすることになります。催眠銃で歯止めの効かなくなったミスター・ハブはルルを襲い、魔人同士は戦い始め、野原家と一同は危機に見舞われます。
魔人そのものの力を止めるため、スンノケシ王子はしんのすけと協力して、止めるための鍵をはめに塔に二人は登ります。スンノケシ王子のペンダントとしんのすけがサルの子供から貰ったプレートが、魔人の力を止めることが出来る鍵でした。野原家とおカマ達もも協力して鍵をはめることに成功します。魔人はアナコンダとミスター・ハブを道連れにして消えていきます。しかし塔が崩れ、遺跡に海水が流れてきます。またまた危機に見舞われる一同ですが、ルルの服がボートに変身出来たため助かります。その後一件落着し、野原家は、ブリブリ王国での宴に呼ばれます。野原家は日本に戻ることになり、しんのすけとスンノケシ王子は離れていても友達だと言います。日本に帰ってきた野原家は、またいつもの日常を送ります。スンノケシ王子はブリブリ王国で、しんのすけから教わった奇妙なダンスを踊っているのでした。
以上、「クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝」のあらすじと結末でした。
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