少年時代の紹介:1990年日本映画。柏原兵三の小説「長い道」を漫画化した藤子不二雄Aの同名漫画を映画化したものです。太平洋戦争の最中、富山に疎開してきた少年と地元のガキ大将との交流を描いています。井上陽水の主題歌「少年時代」も大ヒットしました。
監督:篠田正浩 出演者:藤田哲也(風間進二)、堀岡裕二(大原武)、細川俊之(進二の父)、岩下志麻(進二の母)、河原崎長一郎(進二の伯父)ほか
映画「少年時代」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「少年時代」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「少年時代」解説
この解説記事には映画「少年時代」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
少年時代のネタバレあらすじ:起
1944年10月、太平洋戦争は激化の一途を辿り、東京でも空襲警報が頻繁に発令されるようになっていました。風間家では、当時小学5年生だった末子の進ニ(藤田哲也)を伯父(河原崎長一郎)の住む富山に疎開させることになります。進二は父(細川俊之)が大事にしていた戦艦大和のバックルを譲り受け、持てるだけの本を持って母(岩下志麻)と共に列車に乗り込みます。伯父の家に着いた進二に母は「田舎の人は素朴でいい人ばかりだよ」と言い残して帰京、進二の富山での生活が始まりました。
少年時代のネタバレあらすじ:承
進二は疎開翌日から地元の小学校に通い始めます。この地域で進二の他に疎開してきたのは大阪から来た佐伯美那子(小山篤子)だけでした。不慣れな環境に不安を覚える進二に一番最初に接してきたのは、クラスの級長でガキ大将の大原武(堀岡裕二)でした。進二は武に本を貸したりしているうちに次第に親近感を持つようになりますが、武の方は進二に対して妙に高圧的な態度をとったり、無視したりしたかと思うと突然保護者ぶったりと一貫しない態度をとっていました。
少年時代のネタバレあらすじ:転
武のことを良く思わない田辺太(山崎勝久)は進二を取り込もうとしますが、そのことを知った武は太と取っ組み合いの喧嘩になります。年が明け、進二宛てに実家から駅留めで隣町の駅に荷物が届きます。進二は荷物を受け取り、帰る際に地元の不良集団に絡まれます。そこに武が助けに駆け付け、二人は追手から逃れると町の写真館に行き、二人だけで写真を撮ってもらいました。春になり、病欠していた副級長の須藤健介(小日向範威)須藤はある野心を抱いていました。
少年時代の結末
武と対立する太らを味方につけた須藤は、今度は進二をも取り込もうと画策します。武は須藤の策にはまり、須藤の一味から暴行を受けます。担任は生徒に厳重注意しますが、武はクラス内で孤立していき、進二すらも避けるようになります。そして夏、富山の街も空襲に見舞われます。そして8月15日、終戦の時を迎えます。進二の母が富山まで迎えに来ました。東京に帰ることになった進二は、駅で同級生たちの見送りを受けますが、そこに武の姿はありません。やがて汽車は走り出します。進二が客室の窓を開けると、車窓の向こうに武の姿が。進二は武に向かって帽子を振り続け、武は汽車を追いかけていました。やがて、汽車はトンネルの中に消えていきました。
「少年時代」感想・レビュー
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映画…、見ました、私もいじめ、られっ子でした、最初に読んだのが漫画少年時代、感動し映画化に成る事願ってました…、漫画とは多少違いありますが、感動作品でした…、今現在でも、アニメ化其れも漫画と同じ用に、良く他のアニメ作品で漫画本と違うアニメが良く有りがち…、アニメ化希望します…、
もし俺が武の立場だったら、リンチされた次の日に必ず須藤のクソガキだけはボコボコにしてやっただろう。
名作の誉高いが俺から言わせれば、クズな映画。
小学生の卑怯な政治や暴力を見せられて気分悪くなった。
美しくない映画。