映画「Z WORLD ゼット・ワールド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
Z WORLD ゼット・ワールドの紹介：2014年カナダ映画。アメリカ全土が新種のウィルスの感染症に見舞われ、ゾンビ化した人間で溢れていました。リー・ロゼッタ博士は、感染症のワクチンの研究で安全な政府の施設にいました。しかし家にいる両親が気になり、施設を抜け出し両親の住む家に向かいますが・・・という内容の低予算ゾンビ映画です。
監督：ライアン・Ｍ・アンドリューズ 出演者：クリスティーナ・アセト（リー・ロゼッタ）、リチャード・サットン（セフ）、ロバート・ノーラン（マッカイ）、ジェニファー・ポランスキー（クローディア）ほか
この解説記事には映画「Z WORLD ゼット・ワールド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アメリカ全土で新種のウイルスの感染が蔓延し、戒厳令が敷かれる中、ウイルスワクチンを研究していたリー・ロゼッタは政府の研究チームに呼ばれ、両親を置いて家を出て研究施設にいました。施設では、元ギャング団のクローディアと一緒に研究をしています。
セフとマッカイの一団は、キャンプ地にいる子供たちの為に、食料や医薬品を集めています。また、町はずれには、食料などを略奪するハゲタカと呼ばれるギャングが横行しています。ギャングの罠に引っ掛かり銃を向けられていたセフら6人でしたが、そこへゾンビの集団が現れ、ギャングらと4人のメンバーが食われ、生き残ったのはセフとマッカイ二人になりました。
林の中を彷徨っていると、極秘に実家に帰るために施設を出たリーに会います。リーを感染者と疑う二人と押し問答をしていると、ゾンビが襲ってきます。セフらが相手をしている隙に、リーは逃げ出しました。
ゾンビを撃退したセフとマッカイは一軒家を見つけて侵入します。家の中はゾンビよけのアンモニア臭が漂っていました。部屋の中を物色し、2階へ上がると異臭が広がっています。寝室には腐敗した男女の死体がありました。そこにリーがいました。
二つの死体はリーの両親でした。悲しみに暮れるリーでしたが、マッカイはまだ感染を疑っています。リーに好意を持ったセフが、感染していない証拠を確認し合おうと言って全裸になります。
リーにも脱げとせかすと、リーはパンティーのみになります。これでわかり合えたセフとリーは、二人で酒を飲み始めます。一方マッカイは、キャンプ地の子供たちの為に、政府の食料と医薬品を分けてくれと言い、酒は飲みませんでした。
そのころ、施設のクローディアは、連絡の取れなくなったリーを探すため、昔のギャングの服を着て、武装して飛び出します。
クローディアから無線が入りました。ゾンビ達に囲まれて助けてくれと言っています。セフとマッカイが銃を持って探しに出ますが、リーも銃を持って探し始めます。
ゾンビ達の唸り声の中、飛び出してきたクローディアをゾンビと間違えてリーが撃ってしまいます。クローディアを家に連れ込み、手当てをしますが、クローディアは死んでしまいました。泣いて悲しむリーのところへ、セフとマッカイが帰って来ます。
その時リーがゾンビになり、セフに噛みつきます。セフはりーをバットで殴り殺しました。間もなくゾンビになるセフは、日ごろから仲の悪かったマッカイを縛り上げます。そしてオレがゾンビなる様子を見せてから、お前を食ってやると言い、顔を切り、血を出して匂いを漂わせます。
リーの研究ビデオを見ていると、リーが感染し、自分のワクチンを打っている様子が映ります。そしてリーは感染は一旦治っても再発することがわかり、私もあと1週間で再発すると言っていました。
ゾンビ達が家の周りに集まりだします。一人で酒を飲み眠るセフに対し、マッカイはガラスの破片を拾い、縛っているロープを切りはじめました。
朝を迎え、噛まれた傷口が治りはじめているのを見たセフは、鏡を見ますが、ゾンビの兆候が全くありませんでした。ゾンビにならなかったことをマッカイに報告しようと下に降りたセフでしたが、紐を切って自由になったマッカイが、セフの頭を撃って殺しました。
ゾンビ達が家の中に流れ込み始めます。マッカイは銃をこめかみに当て引き金を引きますが、弾切れでした。そしてマッカイはゾンビ達に食われました。
パソコンには、リーの研究の様子の動画が流れていました。リーは感染しても0.01％の人間が感染しないことがわかったと言い、この人を見つければワクチンが完成すると言っていました。セフこそ0.01％の人間だったのです。
以上、映画「Z WORLD ゼット・ワールド」のあらすじと結末でした。
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