映画好きっていいなよ。の紹介:2014年日本映画。葉月かなえによる漫画作品が原作。通称「好きなよ。」2012年10月から12月までテレビアニメが放送され、2014年7月に実写映画化。興行収入11億円を記録し主演の福士蒼汰は第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
監督:日向朝子 出演:橘 めい役「川口春奈」、黒沢 大和役「福士蒼汰」、足立梨花、永瀬匡、西崎莉麻、山本涼介、八木アリサほか
映画「好きっていいなよ。」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「好きっていいなよ。」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
好きっていいなよ。の予告編 動画
映画「好きっていいなよ。」解説
この解説記事には映画「好きっていいなよ。」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
好きっていいなよ。のあらすじ1
橘めい(以下めい)は小学生時代、クラスで飼っていたウサギが雑草を食べさせられた後で急死した時、その場に居合わせただけだったにもかかわらず、実際に食べさせた女子に一切の罪をなすりつけられてしまう。それ以後、めいは心を閉ざし、滅多に人と話そうとはしなくなった。一方黒沢大和(以下大和)は高校の文化祭でも選ばれる超イケメンで学校一のモテ男だった。めいは高校生になってからも、人を信じることが出来ず、クラスメイトとも一切口を利かず、一人でいることが日常になっていた。そんな中、中西健志のセクハラのせいで、誤って大和に回し蹴りをいれてしまうが、逆に大和に気に入られ、「友達になろうよ!」とアプローチされるようになる。
好きっていいなよ。のあらすじ2
ある日、めいのバイト先の客がストーカーとして近くに姿を現すようになり、恐怖を感じためいは大和に助けを求める。めいから緊急の知らせを受けた大和は、いち早くめいの元へ駆けつけ、そしてストーカー撃退のため、めいにキスをする。ストーカーの撃退には成功したが、めいは初めてのキスに動揺してしまう。帰り道大和は「昔なにかあった?」と聞く。めいは小学校時代のうさぎの話をし始める。それから人を信じなくなったことを…。そんなめいに大和は「今日は違ったでしょ?」と言う。次の日大和とめいが友達になったことは学校で噂になる。周りの人からも「どんな子だろうね?」と興味津津でカラオケに誘われ行くことになる。友達達とも話す機会が増えていく。そこで聞いたのは「大和は学校中の女の子とキスをしている」ということだった。ショックをうけためいはカラオケの途中で帰ろうとする。そんなめいを追いかける大和に言い合いとなる。が大和はそんなめいにキスをした。その後「これは○○のキス」とキスを繰り返す。「俺のこと好き?なんも言わないと本気でキスしちゃうぞ」と言う。
好きっていいなよ。のあらすじ3
めいは徐々に友達が増えていった。その友達たちも大和が好きな女の子が多かった。めいと大和が一緒に帰ろうとすると中西とあさみがケンカを始めた。それを見ていた二人は事情を聞くと大和にたいして中西は「無条件で好かれるお前には分からない」と言われる。大和はあさみをめいは中西のフォローに入る。中西はあさみが好きだった。必死にあさみを守ろうとする中西だったが空回りしてあさみがまた怒る。しかし、中西とあさみはお互いを意識し始める。体育の授業をサボる中西とあさみの二人だが中西はあさみに「好きだ」という気持ちを伝える。めいと大和が帰ろうとすると付き合い始めた中西とあさみの姿があった。中西は大和に「めいに感謝してるお礼言ってくれ」と言われていた。
好きっていいなよ。のあらすじ4
めいと大和はデートしていると雅司と愛子と会った。愛子は大和との肉体関係があった。そんな愛子に「中途半端なお前が隣にいるんだよ!」と責められる。それを聞いためいはショックが隠せない。めいは大和に「隣に私がいて恥ずかしくない?」「なんで私のこと好きになったの?」と聞く。そんなめいを大和は自分の中学校に連れて行く。その大和は中学時代仲良い友達をいじめる側についてしまったこと後悔してることを話した。その友達は転校して助けられなかったと悔いる。「俺のポイント下がったでしょ?」と…。その中学校の前で「めいは自分の魅力に気づいてない。めいのこともっと知りたい。」めいは「好きになるのが怖い」大和は「なにもかもさらし出して好きになっちまえよ!好きになるのが怖いと言う前に好きにならなきゃなにも始まらない。俺はとっくにめいが好きなんだ」と思いを伝えた。それでも怖がるめいであったがそんなめいに大和はキスをした。
好きっていいなよ。のあらすじ5
愛子はむしゃくしゃしていた。ラブホに入った愛子と雅司だったが愛子の気持ちは大和に向いていた。雅司はそんな愛子に「昔も今も可愛いよ」と思いを伝えたが変わらなかった。大和と愛子は屋上で話をする。愛子は大和に好かれようと必死にダイエットして綺麗になったことを大和に認めて欲しかった。愛子はめいに「私はあなたを認めない」と食いつくがめいは「今はそれでいいです。変わるのは今だからです。大和に出会えたから!その大和への思いは誰にも負けない」と宣言する。愛子は雅司とのラブホでの関係は続いていた。雅司は「大和じゃなく俺を見ろ!」と想いを伝える。
好きっていいなよ。のあらすじ6
新入生がはいってくる季節になった。その入学生の中に「金髪のかっこいい人がいる」と噂になる。その入学生は大和の中学時代いじめてしまった「竹村 海」(以下海)だった。体を鍛えていたため一学年下で入学してきた。それはいじめた相手に仕返しするためだった。めいのアルバイト先であるパン屋の常連客でもあった。めいと海と仕返しの話をする。相談相手になっていた。めいに諭され「仕返しは馬鹿らしい」となっていった。 大和の友達と海も参加して遊ぶようになっていった。カラオケにいくが海もめいも歌うのが苦手で部屋の外で話がそれを大和が目撃してしまう。親しくしている二人を大和は不安になり、帰りに二人になっためいと大和は「さっきなに話したの?」と聞くとめいは「恥ずかしくて言えないよ」という。海はめいのバイト先のパン屋へ行く。めいと海はバイト先から二人で帰ることになるがそこで海に「俺めいの事好きだ」と想いを告げられた。大和は不安になり中西に相談する。「他の男と恥ずかしそうな仕草とか他の男に見られるのは嫌だ」と。そんな中、海は大和を呼び出し「俺はめいが好きだ」と告げる。めいは告げていた「海君の気持ちは受け取れない。向き合いたい人がいる」海「俺の気持ちは大和に負けない」めいは「有難う!でも私は大和に出逢って初めて人を好きになった」と。そんな大和へのまっすぐな気持ちをしった海は大和に「ほって置いたら許さい」といった。
好きっていいなよ。のあらすじ7
あくる日大和とめいとその仲間達は街にいた。中西の中学の友人めぐみが現れた。モデルのめぐみは大和に「モデルやらない?」とスカウトする。大和が目にとまりモデルデビューすることになる。撮影についてきためいと仲間たち。大和は緊張しながら撮影に望む。めぐみと大和は撮影が一緒ということもあり打ち解けていく。それを見守るめいは複雑な心境だった。めいはスタジオから飛び出し涙した。 数日後、出来上がった雑誌をみて盛り上がる仲間だった。大和も「続けないかと誘われている」ということになり撮影を続けることになった。大和はモデルの仕事が忙しくなりめいとちょっとすれ違う日々が続いた。めいは友人の前で涙した。愛子に「そんなツラすんなよ」と言われる。めいは自信をなくし、「大和の隣はめぐみさんのほうが似合う」ともらす。悩むめいに愛子は「壁にぶつかるのは次のステップだ!好きな気持ちに劣ってるとかねーよ」とキツく言われた。悩むめいは苦しんでいた。
好きっていいなよ。の結末
愛子は大和を呼び出し「何やってだよ」大和「めぐはダチだよ」愛子「そんなのあいつにはわかんねーよ!お前ハードル上げすぎだ」と愛子に強く言われた。めいは考える「私は大和から逃げていいのかな?」と。そのことを考えためいは学校へと走り出す。大和を探して!大和を見つけためいは大和にキスをした。「初めて本気でキスをした」「私は大和のこと好きだよ」大和は「ごめん!俺本当にめいのこと好きだから」と想いを伝えた。 大和はモデルやめることにした。モデルより大切なのはめいだった。「俺には一番大事なのはめいだった」と。めい「私は大和になにしてやればいいのかな?」大和「そのときは俺に好きっていいなよ」めいは「大和好きだよ」と伝えた。
以上が「好きっていいなよ」のあらすじと結末でした。
福士蒼汰さんがファンの方はこの映画を見て更に好きになってしまうと思います。
とにかくキスシーンが多くそこで!?と感じるシーンも多いですが全然いやらしくもなく自然な感じでさわやかな印象です。
個人的には最初は接点が無かったり、仲が悪かった女の子たちがいつの間にか仲良くなって一緒に買い物したり、時には本音でぶつかり合えたりする部分が特に好きです。
めいは最初は人とは関わろうとしない子でしたが色々な友達と出会って変わっていきます。そんなめいの成長も楽しめます。