間諜最後の日の紹介:1936年イギリス映画。サマセット・モームのスパイものの短編集「アシェンデン」のうち、2編を選んで長編化した作品。ピーター・ローレが「暗殺者の家」に続いてヒッチコック作品に顔を見せ、強烈な個性を発揮している。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ジョン・ギールグッド(ブロディ/リチャード・アシェンデン)、ピーター・ローレ(将軍)、マデリーン・キャロル(エルザ)、ロバート・ヤング(マーヴィン)
アルフレッド・ヒッチコック監督映画一覧
「間諜最後の日」のネタバレあらすじ結末
「逃走迷路」のネタバレあらすじ結末
逃走迷路の紹介:1942年アメリカ映画。ヒッチコック作品ではお馴染みの巻き込まれ型のサスペンス劇。戦時中だったことで日本では当時フィルムが輸入されず、製作から37年経った1979年にようやく劇場公開された。
監督:アルフレッド・ヒッチコック・出演:ロバート・カミングス(バリー・ケイン)、プリシラ・レイン(パット)、ノーマン・ロイド(フライ)、オットー・クルーガー(トビン)、ほか
「巌窟の野獣」のネタバレあらすじ結末
巌窟の野獣の紹介:1939年イギリス映画。ダフネ・デュ・モーリアの小説を、ヒッチコックが初めて映像化した作品(ハリウッドに渡ってからは彼女の「レベッカ」「鳥」を映画化している)。主演は自らプロデューサーも務めたチャールズ・ロートン。悠揚迫らぬ演技で悪漢たちの黒幕を演じている。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:チャールズ・ロートン(ペンガラン)、モーリン・オハラ(メリー)、レスリー・バンクス(ジョス)、ロバート・ニュートン(ジェム)
「暗殺者の家」のネタバレあらすじ結末
暗殺者の家の紹介:1934年イギリス映画。イギリス時代のヒッチコックの代表作のひとつ。のちにヒッチコック自身が「知りすぎていた男」としてリメイクしている。「M」の犯人役で注目されたピーター・ローレが癖の強い暗殺者役を好演。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:レスリー・バンクス(ボブ・ローレンス)、エドナ・ベルト(ジル・ローレンス)、ピーター・ローレ(アボット)、ピエール・フレネー(ルイ)
「サボタージュ(1936年)」のネタバレあらすじ結末
サボタージュの紹介:1936年イギリス映画。「闇の奥」「ロード・ジム」など映画化作品も多い作家ジョゼフ・コンラッドの「密偵」を巨匠ヒッチコックが映画化。脚本は「暗殺者の家」以来、たびたびコンビを組んでいるチャールズ・ベネットが担当している。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:シルヴィア・シドニー(ヴァーロック夫人)、オスカー・ホモルカ(カール・ヴァーロック)、ジョン・ローダー(テッド・スペンサー)、デズモンド・テスター(スティーヴィー)、ほか
「汚名」のネタバレあらすじ結末
汚名の紹介:1946年アメリカ映画。核兵器に絡んだエスピオナージもので、同時にヒッチコックとしては初めてロマンチックな恋愛要素を前面に押し出した作品となっている。鍵への移動ショットと長いキスシーンが有名。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ケーリー・グラント(T・R・デヴリン)、イングリッド・バーグマン(アリシア・ハバーマン)、クロード・レインズ(アレクサンダー・セバスチャン)、ルイス・カルハーン(ポール・プレスコット)
「バルカン超特急」のネタバレあらすじ結末
バルカン超特急の紹介:1938年イギリス映画。列車という密室を舞台に奇怪な事件が起こる。高速で走る特急列車の中で、次々とスリリングな展開が繰り広げられていく。ヒッチコックのイギリス時代の代表作のひとつ。大ヒットし、ハリウッドのプロデューサー・セルズニックによってアメリカに招かれるきっかけとなった。その後何度かリメイクされている。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:マーガレット・ロックウッド(アイリス・ヘンダーソン)、マイケル・レッドグレイヴ(ギルバート)、ポール・ルーカス(ハーツ医師)、メイ・ウィッティ(ミス・フロイ)
「イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優」のネタバレあらすじ結末
イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優の紹介:2015年スウェーデン映画。「カサブランカ」「ガス燈」「追憶」「オリエント急行殺人事件」「秋のソナタ」など数々の名作映画に出演、アカデミー賞に三度輝いたスウェーデン出身の大女優イングリッド・バーグマンの生誕100周年を記念し、その足跡を辿ったドキュメンタリー映画です。
監督:スティーグ・ビョークマン 出演者:イングリッド・バーグマン、イザベラ・ロッセリーニ、イングリッド・ロッセリーニ、ロベルト・ロッセリーニ、アリシア・ビカンダー(ナレーション)ほか
「白い恐怖」のネタバレあらすじ結末
白い恐怖の紹介:1945年アメリカ映画。白地に縞模様を見ると発作を起こすという精神科施設の所長が、彼と恋に落ちる女医とともに発作の原因を探るうちに思わぬ事実が発覚するというヒッチコックらしいサイコ・ミステリー。シュールレアリスムの巨匠S・ダリの協力によるイメージシーンが話題を呼んだ。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:イングリッド・バーグマン(コンスタンス・ピーターソン)、グレゴリー・ペック(ジョン・バランタイン)、レオ・G・キャロル(マーチソン)、マイケル・チェーホフ(ブルロフ)、ほか
「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札」のネタバレあらすじ結末
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札の紹介:2014年フランス,アメリカ,ベルギー,イタリア映画。実話を基に描かれたフィクションである当作は、ハリウッドのスター女優からモナコ公妃へ華麗な転身を遂げたグレース・ケリーが、公国の存亡の危機を救うために一世一代の大勝負に臨む姿を描いています。
監督:オリヴィエ・ダアン 出演者:ニコール・キッドマン(グレース・ケリー)、ティム・ロス(レーニエ3世)、フランク・ランジェラ(フランシス・タッカー神父)、パス・ヴェガ(マリア・カラス)、パーカー・ポージー(マッジ・ティヴィ=フォコン)ほか
「三十九夜」のネタバレあらすじ結末
三十九夜の紹介:1935年イギリス映画。36歳のヒッチコックが世界的に注目を集めるきっかけとなったイギリス時代の代表作のひとつ。ここでの巻き込まれ型のプロットは後の「北北西に進路を取れ」でさらに大掛かりに使用されている。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ロバート・ドーナット(リチャード・ハネイ)、マデリーン・キャロル(パメラ)、ルーシー・マンハイム(アナベラ・スミス)、ゴッドフリー・タール(ジョーダン教授)
「見知らぬ乗客」のネタバレあらすじ結末
見知らぬ乗客の紹介:1951年アメリカ映画。見知らぬ男に交換殺人をもちかけられたテニスプレーヤーの男性が、彼の異常性に追い詰められていくサスペンスで、テニス試合の場面など視覚的な演出効果が際立つ傑作。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ファーリー・グレンジャー、ロバート・ウォーカー、ルース・ローマン、レオ・G・キャロル、パトリシア・ヒッチコック、ほか
「愛のメモリー」のネタバレあらすじ結末
愛のメモリーの紹介:1976年アメリカ映画。「タクシー・ドライバー」で知られたポール・シュレイダーのオリジナル脚本に基づくサスペンス・ドラマ。デ・パルマ監督の作品らしくヒッチコックの影響が強く感じられ、今回は「めまい」のバリエーションとなっている。
監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:クリフ・ロバートソン(マイケル)、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド(エリザベス/サンドラ)、ジョン・リスゴー(ロバート)、ほか
「間違えられた男」のネタバレあらすじ結末
間違えられた男の紹介:1956年アメリカ映画。ニューヨークで実際に起きた冤罪事件を題材に、無実の人間とその家族が追い込まれていく恐怖をサスペンス映画の巨匠ヒッチコックが描き出す。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:ヘンリー・フォンダ、ヴェラ・マイルズ、アンソニー・クエイル、ハロルド・J・ストーン、ほか
「私は告白する」のネタバレあらすじ結末
私は告白するの紹介:1953年アメリカ映画。幼いころにカトリックの学校で教育を受けたヒッチコックが、告解の守秘義務をモチーフに、冤罪を受け苦悩する神父の姿をサスペンスを交えて描いた異色作。カナダが舞台という点でも他のヒッチコック作品とは雰囲気が違っている。
監督:アルフレッド・ヒッチコック 出演:モンゴメリー・クリフト(マイケル・ローガン神父)、アン・バクスター(ルース・グランドフォート)、カール・マルデン(ラルー警視)、O・E・ハッセ(オットー・ケラー)、ほか