パラサイト 半地下の家族の紹介:2019年韓国映画。『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』『スノーピアサー』などを手掛けた韓国映画界の鬼才ポン・ジュノ監督と名優ソン・ガンホが4度目のタッグを組み、韓国の貧困層と富裕層の格差社会をテーマにした予測不能のブラックコメディ作品です。第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となる最高賞パルムドールを、第92回アカデミー賞では非英語作品として初となる作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞の4冠を受賞しました。
監督:ポン・ジュノ 出演者:ソン・ガンホ(キム・ギテク)、チェ・ウシク(キム・ギウ)、パク・ソダム(キム・ギジョン)、チャン・ヘジン(キム・チュンスク)、イ・ソンギュン(パク・ドンイク)、チョ・ヨジョン(パク・ヨンギョ)、チョン・ジソ(パク・ダヘ)、チョン・ヒョンジュン(パク・ダソン)、イ・ジョンウン(ムングァン)、パク・ミョンフン(グンセ)、パク・ソジュン(ミニョク)ほか
カンヌ国際映画祭映画一覧
「パラサイト 半地下の家族」のネタバレあらすじ結末
「預言者(2009年)」のネタバレあらすじ結末
預言者の紹介:2009年フランス映画。民族や宗教等が入り交じる刑務所に放り込まれたアラブ系フランス人の主人公が苦闘しながら生き延び、やがて這い上がっていく様を描いています。カンヌ映画祭ではグランプリ。セザール賞等では各賞を受賞した作品です。
監督:ジャック・オーディアール 出演:タハール・ラヒム(マリク)、ニエル・アレストリュプ(セザール)、アデル・バンシェリフ(リヤド)、イシェーム・ヤクビ(レイェブ)、レイラ・ベクティ(ジャミラ)、ほか
「悪魔の陽の下に」のネタバレあらすじ結末
悪魔の陽の下にの紹介:1987年フランス映画。ジョルジュ・ベルナノスの同名小説を映画化。人間の苦悩を見つめ、それを救おうと足掻く神父の姿を描いたサスペンス。苛烈な苦行と頑固な懐疑心を抱く神父ドニサンは、神への信頼が揺らいでいた。それでも聖職者であり続ける彼の前に悪魔が現れ、人の心を読む恩恵を与える。ドニサン神父は恋人を殺めた少女ムーシェットを救おうと、必死に心を砕くのだが。第40回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞。
監督:モーリス・ピアラ 出演者:ジェラール・ドパルデュー(ドニサン神父)、サンドリーヌ・ボネール(ムーシェット)、モーリス・ピアラ(ムヌウ・スグレ神父)、アラン・アルキュール(カディニャン侯爵)、ヤン・デデ(ガレ医師)ほか
「山猫」のネタバレあらすじ結末
山猫の紹介:1963年イタリア,フランス映画。イタリア貴族の子孫であるジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサの同名小説を、同じくイタリア貴族の血を引くルキノ・ヴィスコンティ監督が映画化した歴史ドラマで、第16回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞した大作です。1860年代のイタリア統一革命に揺れるシチリアを舞台に、没落の一途を辿る貴族と野心的な甥の対照的な生き方を描いていきます。
監督:ルキノ・ヴィスコンティ 出演:バート・ランカスター(サリーナ公爵ドン・ファブリツィオ・コルベーラ)、アラン・ドロン(タンクレーディ・ファルコネリ)、クラウディア・カルディナーレ(アンジェリカ・セダーラ)、パオロ・ストッパ(ドン・カロージェロ・セダーラ)、ジュリアーノ・ジェンマ(ガルバルディ軍将軍)、マリオ・ジロッティ(カヴリアーギ伯爵)、セルジュ・レジアニ(チッチョ)、ロモロ・ヴァリ(ピローネ神父)、リナ・モレリ(マリア・ステラ(サリーナ公爵夫人))ほか
「さらば、わが愛/覇王別姫」のネタバレあらすじ結末
さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)の紹介:1993年香港映画。リー・ピクワーの同名小説を原作とし、1920年代から70年代に渡る中国の激動の歴史を京劇の古典「覇王別姫」を演じる二人の役者の視点から描いた超大作です。第46回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞。2008年には日本でも東山紀之主演で舞台化されています。
監督:チェン・カイコー 出演者:レスリー・チャン(程蝶衣)、チャン・フォンイー(段小楼)、コン・リー(菊仙)、リゥ・ツァイ(關師傅)、グォ・ヨウ(袁四爺)、ファン・フェイ(老師爺)、トン・ディー(張公公)ほか
「美しき諍い女」のネタバレあらすじ結末
美しき諍い女(いさかいめ)の紹介:1991年フランス映画。老画家が1人の女性に出会ったことで、未完の作品を完成させる意欲を取り戻す。モデルとなった女性との緊張感溢れる制作過程を経て完成させた作品とは。
監督:ジャック・リヴェット 出演:ミシェル・ピッコリ(フレンホーフェル)、ジェーン・バーキン(リズ)、エマニュエル・ベアール(マリアンヌ)、マリアンヌ・ドニクール(ジュリアンヌ)、ダヴィッド・バースタイン(ニコラ)、ほか
「愛、アムール」のネタバレあらすじ結末
愛、アムールの紹介:2012年フランス,ドイツ,オーストリア映画。認知症を患い介護が必要な身体になってしまった妻と、献身的に介護する夫の老夫婦の最期の愛の日々を描いた人間ドラマで、カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールやアカデミー賞の外国語映画賞に輝いています。
監督:ミヒャエル・ハネケ 出演者:ジャン=ルイ・トランティニャン(ジョルジュ)、エマニュエル・リヴァ(アンヌ)、イザベル・ユペール(エヴァ)、アレクサンドル・タロー(アレクサンドル)、ウィリアム・シメル(ジョフ)ほか
「地獄門」のネタバレあらすじ結末
地獄門の紹介:1953年日本映画。平治の乱の最中に、平清盛に助言を与え、内通者を殺した盛遠は清盛に認められました。そして清盛に一つ望みを叶えてやると言われた盛遠は、自分が助けた女の袈裟を嫁にしたいと言いますが、袈裟は人妻でした・・・という内容の『袈裟と盛遠の物語』を映画化した作品です。カンヌ国際映画祭で日本映画で初めて最高賞パルムドールを獲得した作品。
監督:衣笠貞之助 出演者:長谷川一夫(盛遠)、京マチ子(袈裟)、山形勲(渡辺渡)、黒川弥太郎(重盛)、坂東好太郎(六郎)、田崎潤(小源太)、千田是也(清盛)ほか
「白いリボン」のネタバレあらすじ結末
白いリボンの紹介:2009年ドイツ,オーストリア,フランス,イタリア映画。第一次世界大戦を直前にした北ドイツの村を舞台に巻き起こる事件や事故の数々、犯人が分からず猜疑心にまみれた村人達が不穏な空気に包まれていきます。ミヒャエル・ハネケ監督の初のモノクロ作品で本作でカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しました。
監督:ミヒャエル・ハネケ 出演:クリステイアン・フリーデル(教師)、レオニー・ベネシュ(エヴァ)、ウルリッヒ・トゥクール(男爵)、ブルクハルト・クラウスナー(牧師)、ライナー・ボック(医者)、スザンヌ・ロタール(助産婦)、ほか
「神々と男たち」のネタバレあらすじ結末
神々と男たちの紹介:2010年フランス映画。アルジェリア山間部の僧院で、フランス人修道士たちは地元のイスラム教徒たちと平穏な毎日をおくっていた。しかしアルジェリア軍と原理主義者による内戦が激化し、彼らの周囲にも暴力の影が忍び寄り始める。修道院はアルジェリア政府軍と過激派の抗争に巻き込まれ、ついにはフランス人修道士7人が原理主義者側に誘拐され、監禁の後殺害されてしまう。1996年に起こった『ティビリヌの修道士殺害事件』を題材にしたドラマ。第63回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞作。
監督:グザビエ・ボーボワ 出演者:ランバート・ウィルソン (クリスチャン)、マイケル・ロンズデール(リュック)、オリビエ・ラブルダン(クリストフ)、ロイック・ピション(ジャンピエール)、オリヴィエ・ペリエ(ブリュノ)ほか
「かくも長き不在」のネタバレあらすじ結末
かくも長き不在の紹介:1960年フランス映画。ゲシュタポに囚われたまま戻らぬ夫を10年以上も待ち続けるカフェの女主人が、ある時夫に瓜二つのホームレスに出会ったことでことの真相を知る。カンヌ映画祭パルム・ドール受賞。
監督:アンリ・コルピ 出演:アリダ・ヴァリ、ジョルジュ・ウィルソン、ジャック・アルダン、シャルル・ブラヴェット、ほか
「恐怖の報酬(1953年)」のネタバレあらすじ結末
恐怖の報酬の紹介:1953年フランス,イタリア映画。アンリ・ジョルジュ・クルーゾーが1952年に撮った作品。食いつめ者が集まった中米の町を舞台に将来の希望を無くした4人の男がニトログリセリンをトラックで運ぶ息づまる様なスリルを描いた傑作。ウィリアム・フリードキン監督が1977年にリメイクしている。カンヌ国際映画祭とベルリン国際映画祭で最高賞を獲得している。
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー 出演:イヴ・モンタン(マリオ)、シャルル・ヴァネル(ジョー)、フォルコ・ルリ(ルイジ)、ペーター・ファン・アイク、(ビンバ)、ヴェラ・クルーゾー(リンダ)、ヨー・デスト(スメルノフ)
「ミッション」のネタバレあらすじ結末
ミッションの紹介:1986年アメリカ映画。カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール、アカデミー賞で撮影賞、ゴールデングローブ賞で脚本賞を獲得した歴史ドラマです。18世紀のスペイン植民地下の南米を舞台に、時代の波に翻弄されるキリスト教宣教師たちの運命と葛藤を描きます。
監督:ローランド・ジョフィ 出演者:ロバート・デ・ニーロ(ロドリゴ・メンドーサ)、ジェレミー・アイアンズ(ガブリエル神父)、レイ・マカナリー(アルタミラーノ枢機卿)、リーアム・ニーソン(フィールディング宣教師)、エイダン・クイン(フィリッポ・メンドーサ)、シェリー・ルンギ(カルロッタ)ほか
「4ヶ月、3週と2日」のネタバレあらすじ結末
4ヶ月、3週と2日の紹介:2007年ルーマニア映画。チャウシェスク独裁政権時代のルーマニアで、大学生のオティリアは、ルームメイトのガビツァの違法中絶を手助けするべくために奔走しますが、次々と当初の予定に狂いが出たことから、思いもよらない代償を支払うことになって行きます。
監督:クリスティアン・ムンジウ 出演者:アナマリア・マリンカ(オティリア)、ローラ・ヴァシリウ(ガビツァ)、ヴラド・イヴァノフ(ベベ)、アレクサンドル・ポトチェアン(アディ)、ルミニツァ・ゲオルギウ(アディの母)、アディ・カラウレアヌ(アディの父)、ほか
「ザ・スクエア 思いやりの聖域」のネタバレあらすじ結末
ザ・スクエア 思いやりの聖域の紹介:2017年スウェーデン,ドイツ,フランス,デンマーク映画。第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞したスウェーデン発の風刺ドラマです。ストックホルムの美術館を舞台に、人生の成功を収めたはずのキュレーターの男を取り巻く人間模様を毒とユーモアを交えて描きます。
監督:リューベン・オストルンド 出演者:クレス・バング(クリスティアン)、エリザベス・モス(アン)、ドミニク・ウェスト(ジュリアン)、テリー・ノタリー(オレグ)、クリストファー・レッソ(マイケル)ほか