時代劇映画一覧

「十七人の忍者」のネタバレあらすじ結末

十七人の忍者の紹介:1963年日本映画。『十三人の刺客』『大殺陣』などの「東映集団抗争時代劇」の元祖となった秀作。忍者が登場するものの荒唐無稽な術はほとんどなく、あくまでリアルな活劇になっている。特に石垣を登る場面が秀逸。
監督:長谷川安人 出演:里見浩太朗(柘植半四郎)、大友柳太朗(伊賀の甚伍左)、近衛十四郎(才賀孫九郎)、三島ゆり子(梢)、薄田研二(阿部豊後守)、東千代之介(見沼文蔵)、花澤徳衛(上坂治平衛)、ほか

「影を斬る」のネタバレあらすじ結末

影を斬るの紹介:1963年日本映画。江戸時代の藩士たちを現代のサラリーマンに見立てて描いた奇想天外な時代劇。市川雷蔵が遊び好きでぐうたらな、女たらし武士を軽妙に演じている。オリジナル脚本は黒澤映画で知られる小國英雄。
監督:池広一夫 出演:市川雷蔵(井伊直人)、瑳峨三智子(定)、稲葉義男(伊達将監)、藤原釜足(笠原左内)、成田純一郎(伊達忠宗)、坪内ミキ子(和子)、松本錦四郎(小野伊織)、小林勝彦(戸田帯刀)、ほか

「燃えよ剣」のネタバレあらすじ結末

燃えよ剣の紹介:2020年日本映画。江戸時代末期、外国から日本を守る佐幕派と天皇を中心とした新政権を目指す倒幕派の対立が高まりつつあった時代。武州多摩のバラガキだった土方歳三は武士になる夢を抱き、近藤勇、沖田総司ら同志と共に京都へ向かう。失墜した幕府の威信を取り戻すべく、徳川幕府の後ろ盾のもと新選組を結成。土方は副長として厳しい法度を敷き、類まれな手腕で新選組は活躍していく。しかし、時流は倒幕へと傾き…。新選組において「鬼の副長」と言われた土方歳三の生き様を描く。
監督:原田眞人 出演:岡田准一(土方歳三)、柴咲コウ(お雪)、鈴木亮平(近藤勇)、山田涼介(沖田総司)、伊藤英明(芹沢鴨)、尾上右近(松平容保)、山田裕貴(徳川慶喜)、金田哲(藤堂平助)、松下洸平(斎藤一)、村本大輔(山崎烝)、たかお鷹(井上源三郎)、安井順平(山南敬助)、村上虹郎(岡田以蔵)、ジョナス・ブロケ(ジュール・ブリュネ)、柄本明(丸十店主)、坂東巳之助(孝明帝)、谷田歩(永倉新八)、阿部純子(糸里)、高島政宏(清河八郎)、市村正親(本田覚庵)ほか

「山桜」のネタバレあらすじ結末

山桜の紹介:2008年日本映画。藤沢周平の同名短編小説を映画化した時代劇です。藤沢作品によく登場する架空の小藩・海坂藩を舞台に、望まぬ結婚生活を送る主人公の女性がかつて縁談があった侍との再会を通じて人生に希望を見出していく姿を描きます。
監督:篠原哲雄 出演者:田中麗奈(磯村野江)、東山紀之(手塚弥一郎)、篠田三郎(浦井七左衛門)、檀ふみ(浦井瑞江)、富司純子(手塚志津)、北条隆博(浦井新之助)、南沢奈央(浦井勢津)、高橋長英(磯村左次衛門)、永島暎子(磯村富代)、千葉哲也(磯村庄左衛門)、村井国夫(諏訪平右衛門)、並樹史朗(保科忠右衛門)、石原和海(堀井甚兵衛)、松澤仁晶(治平)、村尾青空(さよ)、綱島郷太郎(吾助)、伊藤幸純(さよの祖父)、森康子(うめ)、樋浦勉(源吉)、鬼界浩巳(肴屋)、江藤漢斉(住職)、藤沢玲花(たか)ほか

「花のあと」のネタバレあらすじ結末

花のあとの紹介:2009年日本映画。『たそがれ清兵衛』『蟬しぐれ』などで知られる小説家・藤沢周平の同名短編時代小説を、本作が時代劇初出演となる北川景子の主演で映画化した作品です。江戸時代の東北の小藩を舞台に、男も顔負けの剣の才能を持つ武家の娘が初恋の人の不可解な死の真相とその裏側に潜む藩を揺るがす陰謀に迫る姿を描きます。
監督:中西健二 出演者:北川景子(寺井以登)、甲本雅裕(片桐才助)、宮尾俊太郎(江口孫四郎)、相築あきこ(郁)、佐藤めぐみ(津勢)、谷川清美(おふさ)、綱島郷太郎(岡田伝八)、重松収(小谷忠兵衛)、堀内正美(国家老)、伊藤歩(加世)、柄本明(永井宗庵)、四代目市川猿之助(藤井勘解由)、國村隼(寺井甚左衛門)、藤村志保(ナレーション(50年後の以登))ほか

「初春狸御殿」のネタバレあらすじ結末

初春狸御殿(はつはるたぬきごてん)の紹介:1959年日本映画。1960年のお正月にふさわしい、カラー、大映スコープのミュージカル映画。若尾文子、市川雷蔵、勝新太郎等が狸を演じる。大映作品でおなじみのスターの他に和田宏とマヒナスターズ等、ゲスト多数。山の狸と狸御殿のお姫様の二役の若尾文子が着る振袖も華やか。
監督:木村惠吾 出演者:市川雷蔵(狸吉郎)、若尾文子(お黒/きぬた姫)、勝新太郎(栗助)、菅井一郎(泥右衛門)、中村鴈治郎(狸右衛門)、楠トシエ(狸路)、ほか

「HOKUSAI」のネタバレあらすじ結末

HOKUSAIの紹介:2020年日本映画。世界中の画家やアーティストに影響を与えたといわれる絵師・葛飾北斎。90年の生涯で三万点もの作品を残した北斎の若き日は謎に包まれている。この作品では北斎の青年期を「誰も知らない」でカンヌ国際映画祭の男優賞を史上最年少で受賞した柳楽優弥が、その老年期を国際的なダンサーとして知られる田中泯が演じている。ラストの北斎の制作シーンは圧巻だが、歌麿の美人画を描く様子(部屋も含めて)や彗星のごとく現れる写楽の才能など美しく刺激的な要素が満載だ。
監督:橋本一 キャスト:柳楽優弥(葛飾北斎:青年期)、田中泯(葛飾北斎:老年期)、阿部寛(蔦屋重三郎)、永山瑛太(柳亭種彦)、玉木宏(喜多川歌麿)、瀧本美織(コト)、青木崇高(高井鴻山)ほか

「新選組(1969年)」のネタバレあらすじ結末

新選組の紹介:1969年日本映画。名優・三船敏郎が率いた「三船プロダクション」の製作による時代劇です。監督を時代劇や仁侠映画の巨匠・沢島忠が、脚本を『次郎長三国志』『鞍馬天狗』シリーズなどの松浦健郎が手掛け、主演の三船はプロデュースも手掛けています。激動の幕末を舞台に、新選組の結成から崩壊までを描いていきます。
監督:沢島忠 出演者:三船敏郎(近藤勇)、小林桂樹(土方歳三)、北大路欣也(沖田総司)、三國連太郎(芹沢鴨)、田村高廣(伊東甲子太郎)、中村賀津雄(河合喜三郎)、四代目中村梅之助(山南敬助)、司葉子(つね)、池内淳子(お雪)、星由里子(お孝)、野川由美子(お梅)、三代目中村翫右衛門(勝安房)、萬屋錦之助(有馬勝太)ほか

「武蔵-むさし-」のネタバレあらすじ結末

武蔵-むさし-の紹介:2018年日本映画。伝説の剣豪・宮本武蔵の半生を、『蠢動 しゅんどう』の三上康雄監督が史実に基づいたオリジナルストーリーとして映像化した時代劇です。主人公・武蔵を『3年A組 今から皆さんは、人質です』の細田善彦が、宿命のライバル・佐々木小次郎を松平健が演じ、吉岡清十郎・伝七郎との試合、一乗寺下り松の決闘、鎖鎌の宍戸や十字槍の道栄との戦い、そして巌流島の決闘と続く武蔵の闘いの日々を描いていきます。
監督:三上康雄 出演者:細田善彦(新免武蔵玄信)、松平健(佐々木小次郎)、目黒祐樹(沢村大学吉重)、水野真紀(ユキ)、若林豪(太木慧道)、中原丈雄(板倉伊賀守勝重)、清水綋治(吉岡七左衛門)、原田龍二(吉岡清十郎)、遠藤久美子(吟)、武智健二(吉岡伝七郎)、半田健人(長岡式部興長)、木之元亮(大島直治)、須藤正裕(新免無二斎)、小林郁大(吉岡亦七郎)、黒木信二(後藤又三)、鈴木有生(平野義平)、秋月成美(倫)、真木仁(松尾十郎)、勝亦正(武田忠次)、太田聡(藤木浩助)、横山恒平(今屋三郎)、宗円章浩(奥蔵院道栄)、中川邦史郎(林泰正)、大岩匡(紀藤一元)、児玉純一(宍戸)、今井耕二(小林太郎左衛門)、瀬戸さおり(サエ)、篠田薫(五郎左)、三上康雄(細川忠興)、カズキ(新免武蔵(幼少期))、増田晋(ナレーション)ほか

「3人の信長」のネタバレあらすじ結末

3人の信長の紹介:2019年日本映画。主君今川義元の憎っくき敵である織田信長を捉えた元今川軍の侍たち。しかし捉えた信長が3人いた?もし影武者を撃とうものならいい笑い者になってしまう、あの手この手で本物を炙り出そうとしますがどの信長も我こそが本物と引かない姿勢を見せる。
監督:渡辺啓 出演:TAKAHIRO(信長・甲)、市原隼人(信長・乙)、岡田義徳(信長・丙)、相島一之(瀬名信輝)、前田公輝(半兵衛)、坂東希(朽木ハル)、高嶋政宏(蒲原氏徳)、ほか

「薮の中の黒猫」のネタバレあらすじ結末

薮の中の黒猫の紹介:1968年日本映画。師である溝口健二の『雨月物語』に影響を受けた、新藤兼人監督の時代劇ホラー。新藤監督の作品としては近年『鬼婆』と並んで海外の評価が高く、『シェイプ・オブ・ウォーター』のデル・トロ監督も好きな作品の1つに挙げている。
監督:新藤兼人 出演:中村吉右衛門(藪銀時(八))、乙羽信子(ヨネ)、 佐藤慶(源頼光)、戸浦六宏(武将)、太地喜和子(シゲ)、殿山泰司(甚平)、観世栄夫(帝)、ほか

「西鶴一代女」のネタバレあらすじ結末

西鶴一代女(さいかくいちだいおんな)の紹介:1952年日本映画。巨匠溝口健二が戦後のスランプから復調した作品で、ヴェネツィア国際映画祭で国際賞を受賞。以後3年連続で同映画祭で受賞し、国際的に認められるきっかけになった。溝口の特徴であるワンシーン・ワンカットの手法が存分に用いられている。
監督:溝口健二 出演:田中絹代(お春)、三船敏郎(勝之介)、菅井一郎(お春の父新左衛門)、進藤英太郎(笹屋嘉兵衛)、沢村貞子(笹屋女房お和佐)、大泉滉(笹屋番頭文吉)、柳永二郎(田舎大尽)、宇野重吉(扇屋弥吉)、ほか

「山椒大夫」のネタバレあらすじ結末

山椒大夫(さんしょうだゆう)の紹介:1954年日本映画。平安朝を舞台にした森鴎外の名作短編の映画化で、巨匠・溝口健二の代表作のひとつ。悪漢たちに騙された母と子供たちの数奇な生涯を描く。溝口ファンのゴダールは『気狂いピエロ』のラストでこの映画へオマージュを捧げている。
監督:溝口健二 出演:田中絹代(玉木)、花柳喜章(厨子王)、香川京子(安寿)、進藤英太郎(山椒大夫)、浪花千栄子(姥竹)、津川雅彦(少年時代の厨子王)、清水将夫(平正氏)、河野秋武(太郎)、ほか

「闇武者」のネタバレあらすじ結末

闇武者の紹介:2003年日本映画。悪霊たちに耳を取られた芳一が、和尚の力を借りて冥府魔道の世界へ入り込み、時代劇のヒーローの宮本武蔵や佐々木小次郎らと戦うというトンデモ発想の時代劇ファンタジーホラー映画です。監督はOZAWAこと小沢仁志さんです。
監督:OZAWA 出演者:塩谷智司(耳なし芳一)、伊藤千夏(牛若丸)、大楽源太(武蔵坊弁慶)、福田俊之(佐々木小次郎)、森羅万象(拝一刀)、江原修(沖田総司)、麿赤兒(和尚)、ほか

「大菩薩峠 完結篇」のネタバレあらすじ結末

大菩薩峠 完結篇の紹介:1961年日本映画。市川雷蔵主演の大映版「大菩薩峠」3部作の完結編。竜神の滝の断崖で消えた机竜之介。彼を探し求める宇津木兵馬と裏宿の七兵衛。運命は竜之介と兵馬を故郷の甲州へ導く。監督は第1,2部の三隅研次から森一生に交代。
監督:森一生 出演者:市川雷蔵(机竜之助)、中村玉緒(お豊/お浜/お銀)、小林勝彦(がんりきの百)、本郷功次郎(宇津木兵馬)、近藤美恵子(お玉)、矢島ひろ子(お徳)、阿井美千子(お絹)、見明凡太朗(裏宿の七兵衛)そのほか

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