シンバッド七回目の航海の紹介:1958年アメリカ映画。伝説の船乗りシンドバッドを主人公とする三部作の第1作です。バクダッドの王子シンドバッドが、黒魔術によって小人に変えられた婚約者を救うべく、謎の島で邪悪な黒魔術師と闘いを繰り広げる冒険活劇です。
監督:ネイザン・ジュラン 出演者:カーウィン・マシューズ(シンドバッド)、キャスリン・グラント(パリサ姫)、トリン・サッチャー(黒魔術師ソクラ)、アレック・マンゴー(カリフ)、リチャード・アイアー(ランプの精バラニ)ほか
映画「シンバッド七回目の航海」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「シンバッド七回目の航海」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「シンバッド七回目の航海」解説
この解説記事には映画「シンバッド七回目の航海」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
シンバッド七回目の航海のネタバレあらすじ:起
バクダッドの王子シンドバッド(カーウィン・マシューズ)はチャンドラ王国との平和条約締結交渉を終え、婚約者であるチャンドラ王国王女のパリサ姫(キャスリン・グラント)と共に船で帰路につきます。船旅の途中、食料補給のため海図にない謎の島「コロッサ島」に上陸したシンドバッド一行は、黒魔術師ソクラ(トリン・サッチャー)が一つ目の怪物サイクロプスに追われていたところを助けます。ソクラはサイクロプスの持つ「魔法のランプ」を奪おうとしていたのですが、ランプは結局サイクロプスに奪還されてしまい、シンドバッド一行はソクラを連れて島から脱出します。
シンバッド七回目の航海のネタバレあらすじ:承
バクダッドに戻ったシンドバッドは、ソクラから魔法のランプ奪還のためコロッサ島への渡航許可を求められますが、シンドバッドは危険だとして拒否します。するとソクラは黒魔術を使ってパリサ姫を小人に変えてしまいます。シンドバッドはソクラから、パリサ姫を元の姿へ戻すには、島に生息する双頭の巨大な鷲「ロック鳥」の卵の殻が必要だと言われ、姫を金の小箱に入れると、部下のハルファ(アルフレッド・ブラウン)とアリ(ヴィルジリオ・テイシェイラ)、牢から出した囚人らを引き連れて、ソクラと共にコロッサ島に向かいます。
シンバッド七回目の航海のネタバレあらすじ:転
シンドバッド一行は船旅の途中で囚人らの反乱に遭うも何とかコロッサ島に上陸します。そこにサイクロプスが襲い掛かり、シンドバッドは燃える火を纏う棒を突き刺して倒し、魔法のランプを手に入れます。その後もシンドバッド一行はドラゴンやゾンビ兵らの襲撃を退け、苦難の末に双頭の鷲の巣で卵の殻を手に入れますが、ソクラはパリサ姫を元に戻そうとはしないどころか、姫を拉致して洞窟に立て籠もってしまいます。
シンバッド七回目の航海の結末
シンドバッド一行はソクラが差し向けたドラゴンの吐く炎をかわしながら洞窟に潜入、ようやくパリサ姫を元の姿に戻すことに成功します。しかしソクラは洞窟の入口に通じる橋を破壊しますが、魔法のランプの精バラニ(リチャード・アイアー)の助けにより危機を乗り越えます。シンドバッドの部下たちは火を吐くドラゴンと襲い掛かって来た巨人を相打ちさせ、シンドバッドは大きな石引矢を使ってドラゴンとソクラを倒します。パリサ姫はランプの精の頼みを聞き入れてランプを燃え盛るマグマの中に投げ捨てると、ランプの精は魔法から解放されて自由の身となり、巨人から取り戻した宝をシンドバッド一行に献上します。そしてシンドバッド一行は一路バグダッドに向かって出航しました。
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